アフロ民藝 シアスター・ゲイツ展 | ワーキングママの非日常的な日常

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◇◆おいしいもの&ときどき旅日記◆◇

2024年6月12日(水)

 

会社のアートクラブのメンバーと、六本木ヒルズ 森美術館を訪れました。

 

 

シアスター・ゲイツ展、タイトルは「アフロ民藝」

 

シアスター・ゲイツ氏は、アメリカの現代美術を代表するブラック・アーティストのひとり。

 

 

アフロ民藝とは、1950〜60年代のアメリカの公民権運動「ブラック・イズ・ビューティフル」と、日本の「民藝運動」の哲学を融合し、ゲイツ氏がハイブリッドな文化の未来構想として考えた造語だそうです。

 

シアスター・ゲイツ「年老いた屋根職人による古い屋根」

 

タール職人だったゲイツ氏の父が葺いた屋根を剥がして、作品に使っているそうです。

 

壁面の作品は↑シアスター・ゲイツ「黒人仏教徒の香りの実践」

 

京都の香老舗・松栄堂の調香師とともにつくった香の棒状の彫刻がはめ込んであります。

 

リチャード・ハント「天使」↓

↑床には、常滑市の製陶所で本展のために制作された14,000個の煉瓦。

シアスター・ゲイツの新作「散歩道」

 

↑7つのスピーカーと1台のオルガンで構成されるインスタレーション「ヘブンリー・コード」

 

7つというのはゲイツ氏のお姉さんが7人いるんだそうで、そこから来ている数字のようです。

 

会期中には、このインスタレーションを演奏するパフォーマンスも行われます。

 

シアスター・ゲイツ「基本的なルール」

 

取り壊された小学校の体育館の床を組み合わせてつくり出された作品。

 

シアスター・ゲイツ「7つの歌」 ここも7つですね。

 

屋根のタール職人だった父親へのオマージュ作品。

 

シアスター・ゲイツ「ブラック・ベッセル」シリーズ

 

レザーで表面が編み込まれた作品が3点あるんですが↑(赤いのがそうですね)、なんとファッションブランドのボッテガ・ヴェネタとのコラボだそうで。びっくり

 

大原 光一「黒鉄玻璃釉人器」

 

 

インスタレーション「みんなで酒を飲もう」

 

明治から昭和初期まで、酒屋で少量買いをする客への貸し容器として使われていた「貧乏徳利」と呼ばれる陶器1000本を用いたインスタレーション。
 

いいですねぇ、椅子に座ってゆっくり飲みたい気分になりましたよ。日本酒

 

シアスター・ゲイツ 「プラダ仕覆」

 

こちらはプラダとのコラボですか! 「門」マークはゲイツを意味してるんですね笑

 

 

 

 

TOKOSSIPPI。常滑(とこなめ)とミシシッピーを合わせた造語ですね。

常滑は愛知県常滑市で、ゲイツ氏が陶芸を学ぶために初来日したところ。ミシシッピはゲイツ氏の父のルーツ。
 
 
この展示会、正直私はよくわかりませんでしたが、アートクラブの他のメンバーは絶賛しておりました。
 
この日の懇親会は、六本木ヒルズのKNOCK。
 

 

以前ミッドタウンのほうで利用したことのあるイタリアンです。

 

乾杯はスパークリングワインでシャンパンロゼワイン

 

マスカルポーネとこんがりレーズン パネ・パンナ↓

マスカルポーネの中にゴルゴンゾーラも入ってたよ。

 

野菜の前菜3種。野菜がたっぷりなのは嬉しいねサラダ

「トゥッティ・グリーン・ベジタリアーナ」ケールとハーブの菜食主義。
「キャベツとポテトのジュリアンサラダ」ツナのピエモンテーゼ。

カプレーゼ。

 

新玉ねぎのフライ↑ 蜂蜜かけてあるのかな? 甘くて美味しい。

 

自家製豚ハムのツナソース↑

 

パンの上にトマトソースとチーズをたっぷり。マルゲリータもどきですな。

 

なんとポップコーンが乗ったコーンスパゲッティ。イタリア人が物議を醸しだしそう。

 

2品目のパスタはジェノベーゼ。ズッキーニがたっぷり。

 

このご時世、六本木で飲み放題2時間コースにしては安い5500円。安いと思っていたらデザートはついていませんでした。

 

フランス人が抗議しそうだったけど、まあ仕方ない。帰りにアイスでも買って帰ってねチュー

 

 

おしまい。