2023年11月23日(木)
オルセー美術館を後にして、徒歩で待ち合わせ場所のレストランへ。
ママ友が、待ち合わせしやすいようにと、オルセー美術館の近くで探してくれました。
Les Climats (レ・クリマ) 1つ星レストランです。
このお店にした決定打は、オルセー美術館に近いのもそうですが、ママ友の好きなブルゴーニュワインの品ぞろえがすごいこと。ブルゴーニュワイン愛好家で知らない人はいないお店なんだとか。
そして、このレストランのパティシエが、日本人なんですよ。高橋翔(あきら)さん。パティシエールになるべく、お勉強中のママ友娘ちゃんにとっても勉強になるかなと思って。
テーブルに案内されました。ママ友たちはまだ到着していない。
待っている間、水をサーブしてくれた
素敵な店内です。夏は庭のテラス席もあります。
そしてこのワインセラー↓
ワインリストを持ってきてもらいました。いや本でしょ、この厚さ。
ワインリストの全体像を撮らなかったので、↓写真をお借りして
ディナーはコースが2種類。3品 110ユーロ、または6品 160ユーロ。
ランチは3品で69ユーロなので、ランチのほうがお得です
もちろん3品のコースを選択。6品は量が多すぎて、食べきれません。
位置情報アプリで、ママ友がホテルから動かないので心配していたら、予約時刻の数分遅れでやってきました。
ママ友&娘ちゃん登場
今回のパリ旅行における、ママ友の野望の一つ。「着物を着てミシュラン星☆つきレストランで食事をする」です。
せっかく着物で食事するなら、3つ星に行きたいところですが、食事だけで一人6万円くらいかかるので、あきらめたんだよね。
私は一人分の食事代を出せばいいから、まだいいんだけど、ママ友は2人分なので、、、
着物を着るために、ママ友娘ちゃんはヴェルサイユ宮殿から一人でホテルへ帰り、二人が着付けしている間、私はオルセー美術館へ行っていたのでした。
まずはアミューズ。
ワインが来ました。
正直、銘柄をあまり知らないので、、、ロマネコンティの価格を見たら、100,000ユーロ以上でした。そりゃそうだ。
そしてママ友の好きなヴォーヌロマネ。一番安い価格が180ユーロ。3万円くらいです。
どうする? ママ友と相談すると、ちょっと懐が厳しいので、100ユーロくらいでヴォーヌロマネの味に近いワインを、とソムリエさんにリクエスト。選んでもらったワインが、96ユーロほどの↑のワイン
ミスったのは、ワインボトルをテーブルから遠いところに置かれたせいで、ボトルの写真を撮り忘れ。そして銘柄を忘れてしまった。。
でもこのワイン、めちゃくちゃ美味しい。ああ、このお店に来てよかった
アミューズが続きます。
マッシュルームにキノコだらけの前菜。
フランス料理らしく、しっかりとした濃い味付け。ワインにもあいます。
ママ友は事情があって、キノコをあまり食べれないので、残していました。娘ちゃんは味が濃いのがダメだったらしい。そして二人とも着物なので、あまり食べれない。。
メインのラム肉。添えてあるキャベツがうまい。
ママ友は、自由行動のランチのときに、サンジェルマン・デ・プレのカフェ・ド・フロールで、オニオングラタンスープを食べたらしく。そしてグラスワインを頼んだので、チキンをオーダー。なので、全然お腹が減っていなかったらしい。。
後で写真をもらいました↓ カフェ・ド・フロール。
中にパンがぎっしりのオニオングラタンスープ。
骨付きチキン↓
そして極めつけは、クリームたっぷりショコラ・ショー
というわけで、二人ともめっちゃ残してました。もったいない。その代わりにと言ってはなんだが、私はもちろん完食
口直しのレモンソルベ。上にかかっているレモンの美味しいこと!
デザート。コーヒー味のアイスに、コーヒー味のタルト。甘さ控えめ、めっちゃ美味しい。高橋さんの作品なのでしょうか。
せっかくママ友たちは着物だし、日本アピールで、ギャルソンに高橋さんのことを聞こうと思っていたのですが、疲れもあって、結局聞きそびれました。。
そういえば、フランス料理のコースって、メインのデザートのときにコーヒーは出てこないんですね。
最後に、小さな菓子とともにカフェがサーブされます
ちっちゃなマカロンとクッキー、美味しい。
エスプレッソ、苦いんだけど、お菓子と一緒に食べると、これまたすごく美味しい。
濃いコーヒーが苦手なママ友が、美味しいと言って飲んでおりました
お会計は、3人で490ユーロなり。当時のレートで8万円くらいですかね。まずまずです。
女性の店員さんが後で一緒に写真が撮りたいと言っていたので、休憩に行っていたところを呼び戻してもらい、みんなで写真を撮りました。やっぱりジャパニーズ着物は人気だねー
帰りはお店の前でUber的なタクシーを呼ぼうとアプリで検索していたのですが、キョロキョロしていたら、道行く男性に「どうしたの?」と聞かれ、タクシーを探してると言うと、もう少し歩いたところにタクシー乗り場があるよ、と教えてくれました。
せっかく教えてくれたので、その方向へ歩いて行きます。
パリのロブション見っけ。
ところが結構歩いているのにタクシー乗り場が現れない。割とすぐのような口ぶりでしたが、なんせ相手はフランス語だったしね。
ママ友たちは着物なのに歩かせてしまった。
↑謎のディスプレイのお店。
ようやくタクシー乗り場を見つけましたが、タクシーなんて1台もいない。それどころか、通りを走っているタクシーは、車の上のランプが全部赤の表示。どうやら緑の表示が空車のようで。
結局Boltという配車アプリで車を呼びました。こんなことならお店の前で呼べばよかった。
車はすぐに来てくれて、気のいいお兄さんが運転するベンツのセダンでした。
無事にホテルに到着。ママ友たちは着物を脱いでホッとしていました。
つづく。