先日、10代の頃から仲良くしている知人と食事をしている時に、自宅をリフォームしたとの話を聞きました。
知人宅は15年ほど前に購入したもので、設計から全て注文した一戸建て住宅で、たまにお邪魔しますが15年経っているとは思えない程立派な家です。
しかし、屋根や外壁の修繕はこれまで一度も行った事がなかったようで、15年経ってはじめての手直しをしたそうです。
ここまでは世間話ですが、これからは少しビックリされる方もいる事をお伝えしていこうと思います。
15年も経っているので経年劣化と思っていた「屋根修理」を行ったみたいで、どれくらいの費用が掛かったのか聞いてみると、なんと・・
無料だったそうです。
はじめは耳を疑いましたが、詳しく話を聞き、自宅に戻りネットで情報を集めたところ「なんとお得な方法だ！」と確信し、少しでも多くの方に伝えたいと思いました。
屋根修理を無料で行いたい方は是非参考にしてください。(この記事は2017年5月16日に編集しました）
知人も修理でお世話になり、僕もいくつかの業者に問い合わせてみて、１番対応が良く信用できる業者です。
屋根についての素朴な疑問なども専門アドバイザーが親身になってヒアリングしてくれますし、無料で見積もりだけでも出してくれます。
引っ越し見積もり業者や、中古車買取査定業者のようなしつこい連絡も一切ありませんし、無理に業者を紹介することもないので安心して問い合わせてみて下さい。
■目次
1. 屋根の修理費用の相場
2. 屋根修理を無料で行う方法
2-1. 詐欺とかじゃないの？
2-2. 火災保険を賢く利用する
2-3. 適用条件とは？
2-4. なぜ認知度が低いのか？
3. 工事完了するまでの流れ
4. 当サイトおすすめ！外壁塗装業者紹介サービス
5. 無料修理でよくある疑問点
6. まとめ
1. 屋根の修理費用はどれぐらい？
「屋根修理 費用」と検索すると40万件以上のサイトが登録されており、どれを信用していいのか間違いなく悩む事になります。今回の記事の為に長時間リサーチしましたが、正直相場はあってないものだと思いました。
ただ、屋根の修理は思っているより高額です。
同じ種類の工事でも金額のバラつきが大きいので、参考程度にご確認ください。
1. 屋根の葺き替え
【屋根の葺き替え費用】
20万円～300万円
2. 屋根の塗装
【屋根の塗装費用】
30万円～150万円
3. 屋根瓦の積み替え
【屋根瓦の積み替え費用】
50万円～180万円
4. 屋根の雨漏り補修
【屋根の雨漏り補修費用】
20万円～250万円
5. スレート屋根のヒビ補修
【スレート屋根のヒビ補修費用】
30万円～100万円
◆工事費用の相場について
上記で説明した工事費用はネット上で収集したものですが、金額の開きが大きいので実際に見積もりとは異なってくる事をご了承ください。
屋根修理のタイミング
ここでは屋根の種類によって異なる、修理のタイミングや修理方法などを紹介します。
サイディング屋根の修理タイミング
修理のタイミングは10年に1度と言われています。
具体的な修理方法は屋根の再塗装で、ノロやコケが生えている場合は洗浄が必要になります。
20年～30年と年数を重ねると素材が劣化し、上記のようなメンテナンスをしてなければ葺き替え工事が必要で多額なリフォーム費用がかかる場合もあります。
板金屋根（鉄系）の修理タイミングや修理方法
15年に一度、メンテナンスが必要と言われています。
錆などが発生する場合あり、放置しておくとどんどん劣化してしまい、8～10年に1度、再塗装し、寿命をのばすことができます。
銅板屋根（銅）の修理タイミングや修理方法
銅板屋根の修理タイミング目安は、２５年から３０年ほどと言われており、メンテナンス不要とも言われますが、錆が出た場合には補修や塗替えをしておかないと、劣化が進み穴が開くことがあります。
瓦屋根の修理タイミングや修理方法
耐久性がなにより良いと言われている瓦屋根ですが、防水シートや漆喰(しっくい)の割れや崩れなどの点検を数年に１度は行うことを心掛けることで、劣化を防ぎ屋根の寿命を長くすることが可能になります。
定期的に点検してもらうのが一番
屋根の点検や修理や再塗装をせず放置しておくと、最悪の場合屋根や外壁の全面交換（葺き替え工事）が必要になってしまう可能性があります。
費用もかかるし、面倒だと思うかもしれませんが、定期的に点検して もらうことが結果的に１番費用を抑える方法につながります。
2. 屋根修理を無料で行う方法
「屋根修理が無料で出来る」とはじめて聞く方は、何を言っているのか訳が分からないかもしれません。しかし、本当に少しの知識さえあれば、無料で修理する事が可能です。
2-1. 高額な屋根修理が無料なんて詐欺とかじゃないの？
方法を説明する前に「屋根修理が無料で出来るなんて詐欺とかじゃないの？」と感じている方も少なからずいると思います。私もこの方法を知った時は法律に則っているのかがまず気になりました。
浅はかな知識を伝える訳にはいかないので、少しでも法に触れることはないのか？という事を徹底的に調べました。ネットの情報はもちろん、実際に屋根修理を無料で行った知人が依頼した人にも確認しましたが・・
間違いなく合法であり詐欺ではありません。
ネット上では知識の無い方が、間違った情報を述べているものがいくつか確認出来ましたが、正当な方法で行えば100％大丈夫です。
屋根の無料修理に限らず、お得な情報には必ず悪質な業者が関与してきます。これから紹介する方法も、手順を間違えるとグレーゾーンとなる可能性があるので、しっかりと内容を把握したうえで進めていくようにしてください。
2-2. 屋根修理を無料にするには「火災保険」を賢く利用する
屋根修理を無料で行うには「火災保険」を賢く利用する事になります。ほとんどの方が加入していると思いますが、加入済みの方は既に無料にできる可能性があると思って大丈夫です。
「火災保険なのに屋根修理ができるの？」と普通に考えたらその疑問が生まれてきますが、まずは保険会社の契約内容を確認してみましょう。
知識の無い方が「火災保険」と聞くと、火災の時にだけ補償をしていくれる保険だと思うはずです。しかし、一般的な火災保険には上記画像のように「火災・落雷・風災・ひょう・雪災・水彩・水ぬれ・盗難」など意外と手厚いと感じた方もいるのではないでしょうか。
今回はその保障内容にある「風災」を利用して、屋根の修理を無料で行える可能性があります。その風災がどのような修理に該当するのかご紹介していきます。
2-3. 火災保険「風災」の適用条件とは？
風災というのは言葉の通り「風による災害」ですが、具体的な解説が「保険辞典」というサイトに詳しく記載があったので、そのまま引用させてもらいます。
風災とは・・
台風により、屋根が吹き飛ばされたり、強風で窓が割れたり、屋根瓦が飛ばされてしまったような場合が風災に当たります。注意が必要なのは、強風にあおられて飛んできた看板が家にぶつかってきた場合です。これは飛来物による損害として扱われ僧ですが、火災保険の事故のパターンとしては風災として扱われます。
風災を理解してもどのような被害が適用となるのか、以下の3つを確認してみましょう。
1. 強風での被害であること
「強風で被害」といってもどの程度の風が強風なのか判断が難しいです。一応、強風の定義をしているサイトがあったので、そのまま引用させてもらいます。
上記で強風の説明をさせてもらいましたが、常に風速を計っておくわけにはいかないのでそこまで神経質になる必要はありません。突風なども強風に含まれるので、風による被害だと判断されれば補償されます。
2. 3年以内の被害であること
風災被害に遭った日から3年以上経ってしまうと補償適用外となってしまいます。
しかし、このブログを見て申請しようと思った人などは、いつ被害に遭ったのかハッキリ覚えていない人も多いでしょう。そういった場合でもはたして大丈夫なのか？
全く問題ありません。
被害を受けた日から3年経っていなければいいので、その期間内の強風に該当すれば良い訳です。3年の間に強風は何度も訪れているはずなので、そこまで深く悩まれる必要はないかもしれません。
3. 損害金額が20万円以上であること
被害額が20万円に満たないと補償されない場合が多いですが、屋根修理を行うのに20万円未満の見積りになる事はほとんどないようです。以下はリフォーム会社が公表している費用の相場です。
相場を確認してもらえればお分かりの通り、20万円以下の費用となる事の方が稀なのかもしれません。素人の感覚で20万円はいかないと思っても、実際に掛かる費用は足場などを含め思っているより掛かるものです。
2-4. 屋根が無料で修理できるのになぜあまり知らないのか？
火災保険の「風災」で屋根を修理している人は沢山いますが、日本人の特性からか「保険でどうにかならないか？」と考える人が圧倒的に少ないのが原因ではないでしょうか。
日本は医療に関しても3割負担だったり、他人にお願いしなくても勝手に行われる事が多いため、アメリカのようにお金にガツガツする事が少ないように感じます。
しかし、昔から火災保険には風災の補償も組み込まれており、保険料を支払っている人なら保険料をもらう権利があるのです。その事を後ろめたく感じて遠慮するのは、自ら損をしているとしか思えず、保険会社の利益と消えているだけです。
3. 無料修理が完了するまでの流れ
「よし！無料で修理できるか試そう」と思われた方がいるかもしれませんが、どのような手順で手続きを進めれば良いのか分かりませんよね。全く無知な私でもすぐ理解する事が出来たので、どなたでも実施する事は可能だと思います。
以下の手順で進めてもらえれば大丈夫です。
1. 専門業者に依頼
屋根が強風によって被害を受けており、火災保険を利用して無料修理ができるか確認したい場合は、申請手続きなどを代行で行う専門業者に依頼しましょう。
■依頼しなくても申請できるが・・
専門業者に依頼しなくても、火災保険で無料修理を行う事は可能です。しかし、申請前の現場調査をしてもらう業者を手配し、申請手続きを自分で行う又は、依頼しなくてはいけません。自分で申請する方法を調べてみると分かりますが、申請書類を作成するだけでも相当大変そうです。
手続等が苦手な方や、はじめて申請する方は依頼する事をおすすめします。
2. 災害状況の現場調査
火災保険を利用して修理できるかの判断を、専門の業者が現場調査を行います。専門業者に依頼した場合は、火災保険が利用できないと判断した場合でも費用は発生しません。しかし、自分で業者を手配してしまうと、調査費用を請求される事となるので無駄な出費となってしまいます。
3. 業者から保険会社へ申請
現場調査を行い申請可能だと判断したら、保険会社への申請を行います。その際の手続きも全て業者へ一貫してお願いする事ができます。
4. 保険会社（代理店）の調査
申請を行った内容に間違いがないか、保険会社の鑑定人が調査をしにきます。後日、申請したものが認定されたかどうかの連絡がきますが、仮に認定されなくても別途費用は発生しません。また、認定された場合はこの時点で保険金額が確定されます。
5. 保険金が入金され無料修理
申請が認定されて保険金額が確定されたら、指定の口座へ入金されます。その入金された保険金を工事業者へ支払い、工事日程を調整して、屋根の無料修理を行います。工事が完了したら、業者から完了報告書を受取って終了となります。
工事が完了するまでの流れは如何だったでしょうか？書いてある事が多いので難しいと感じた方もいるでしょうが、内容だけ確認すればあなたがする事はほとんどありません。
塗装のDIYは絶対にやめましょう
ネットなどの情報を鵜呑みにして自分で屋根の塗装などを行う人がいますが絶対にやめましょう。確かに費用は安くなりますが、デメリットの方が多いです。
とにかく危険
とにかく危険です。プロの業者は安全を確保するために足場を組みます。素人が足場も組まずに作業をするなんて普通に考えて危険です。
過去に自分で屋根の修理をしていて、転落して大怪我をした素人の事例もあります。
完成にムラがでる
プロが屋根の塗装を行う場合、一人で行うことはありません。それを素人が行おうとすると、当然ムラがでます。
また、プロに頼むメリットとして、塗装中に他の修繕箇所を探してくれるメリットもあります。
悪徳訪問業者の手口
写真をすり替える手口
片っ端からインターホンを押して、出てきたお客さんに、屋根の状態がよくないです。無料なので点検だけさせてください。と心配を煽る点検商法です。
簡単な点検をするフリをして、事前に用意してある腐食している屋根の写真などを見せて、更に心配を煽り、工事の契約を迫ります。
無料で点検できるとか言われても、もう工事する業者が決まっているなど、適当な理由をつけて断りましょう。
しつこいようでしたら、警察呼びますよと一蹴しましょう。
キャンペーン中です！と押しまくる
先月、新しい支店を出したのですが、今この地区がキャンペーン対象地区になってまして、通常の●割引きで工事を承っています。
既に今週だけで10件の工事を行わせて頂いておりまして、工事枠も残り僅かとなっています。
・・・
そのようなキャンペーン中ですという営業には断固として断りましょう。
4. 当サイトおすすめ！外壁塗装業者紹介サービス
火災保険で屋根修理を無料で行う流れは理解したと思いますが、適正価格で納得のいく工事を終えるには、どの業者に依頼するかが一番重要です。
ネットで検索すると無数の業者がヒットします。どの業者も良い事しか書いていない為、良い業者に当たるかどうかははっきり言って運任せになってしまいます。
当ブログは消費者がお得になる事を目的としているので、業者の選び方までしっかりアドバイスさせて頂きます。
ではオススメする理由を見ていきましょう。
1. 施工実績・専門家
会社の規模に関係なく、これまでの「施工実績＝信頼」と考えても間違っていないと思います。この後紹介する業者は、3,000件以上の実績があり、専門家が数多く在籍しているとの事です。
他にも良いと思われる業者はいくつかありましたが、決め手となったのは「保険適用率」と「損害保険鑑定人」の存在、何より「対応の良さ」でした。
保険適用率が良いという事は、ただ申請代行をしている訳ではなく、火災保険が利用できるかどうかの判断が適正に行われている事の証です。また、損害保険鑑定人の在籍によって、より信頼をできる調査が可能となっているはずです。
2. 利用者の目線にたった対応が素晴らしい
調査の為に私自身が10社以上の業者に電話連絡しましたが、半分程度の業者の対応は疎かなものでした。はじめは対応の良かった業者に関しても、あまり利益にならないと判断すると、適当な対応に変化する事もありました。
見積もりをしたいと伝えると、現状のヒアリングもろくにせず、価格表をメールで送って終わりのところもありましたが、当サイトがオススメする業者は、しっかり時間をかけてヒアリングをしてくれ、適正価格で複数の業者を紹介してくれただけでなく、それぞれのメリット、デメリットまでちゃんと教えてくれました。今回は見送りましたが、最後こちらが断ってからも、素晴らしい対応をしてくれた事に好感を持てました。
3.当サイトオススメ！安心して任せられる窓口
工事を依頼しなくても適正価格の見積もりは無料です。土日でも対応してくれますので、屋根に関しての素朴な疑問、工事料金の相場や見積もりを知りたいと思う方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。利用者の立場になって本当に親身になって対応してくれるので、当サイトがおススメする理由がきっとわかると思います。
これまで様々なジャンルの申込み方法をお伝えしてきたので、窓口の選び方に関しては結構長けている方だと自負しています。当ブログでこの記事しか読まれていない方は、他の記事も読んで頂ければ分かりますが、決してアフィリエイトサイトなどではないのでご安心してください。
5. 屋根の無料修理でよくある疑問点
屋根修理を火災保険で直す知識はほとんどお伝えしましたが、ここからは多くの方が疑問に思われている事をまとめてみました。少しでも不安な事がある方は読み進めてください。
Q1 保険料負担は増えるのか
利用しても保険料の支払いが上がる事は一切ありません。
Q2 本当に実費はないのか
本当に実費はありません。調査委費用は無料、工事費用は全て保険金に含まれています。
Q3 風災の補償がない気がします
実際に保険内容を把握している人は多くありません。火災保険に加入していればほとんどの方が風災の補償が付いています。
Q4 申請だけ依頼する事は可能？
申請して保険会社から認定されると工事を行う事になるので、申請のみの受付は行っていません。
Q5 工事完了までの期間は
最短1ヵ月～3ヵ月程度の期間を要します。保険会社によっても変わってくるので、どれくらい掛かるかは相談した方がよいです。
Q6 雨漏りは保険対象か？
風災などの事前災害が原因で雨漏りしていると保険会社が災害認定すれば利用できます。
Q7 一戸建て以外も対象か？
火災保険に加入済みの民家・店舗・工場・アパートなど全ての建物が対象です。
Q8 現場調査の所要時間
現場調査に要する時間は1時間程度です。確認する箇所が多い場合はそれ以上の調査時間が掛かる事もあります。
6. まとめ
ここまでの内容を把握し、実際に自宅の屋根などが「強風による被害を受けている」と思っているなら、ぜひ火災保険の補償が利用できるか調べることをおすすめします。
また、屋根や外壁の修繕は、一定の時期がきたら全ての家屋が対象となりますし、外壁の塗装もほおっておくと白アリ被害にあったり結果的に費用がかさみます。
手遅れになる前に、まずは専門家に相談しましょう。
外壁塗装工事について詳しくしりたい人はこちらの記事もご覧ください。
『 絶対失敗する！外壁塗装工事の５つの共通点と業者選びのポイント』