『片づけ心理学®』インストラクター

マザースコーチングスクール認定講師

マザーズティーチャーの飯田ゆりです。

6歳と1歳の姉妹を育てています。

プロフィールはこちら花

 


ランドセル、子どもは本当に好きな色を

選べていますかーー。



「天使のはね」などで知られるメーカー

セイバンが、YouTubeで今年公開したCMが

SNSなどで「泣ける」「考えさせられる」

と話題になっているそうです。



 https://youtu.be/r1Bic3Go2dY



親が別室で見守る中、はじめに

子どもたちが楽しそうに選んでいたのは実は

「保護者が選んで欲しそうだと思うランドセル」

で、その後に

「本当に自分が使いたいランドセル」

を選ぶというドキュメンタリーです。



私も、3月頃にネットニュースで

こちらのCMを知って見てみたのですが

なんだかずっと頭の片隅に残るような

印象的なCMでした。



普段、何か物を買うときに

子どもに対して

「自由に選んでいいよ」

と言ったのに

 

 

「こっちの方がいいんじゃない?」

と親の意見を優先しようとしたり

 

 

「これ(子どもが選んだもの)はちょっと・・・」

と子供の意見を否定しようとする。

 

 

あるいは

「自分がしたいようにしてみたら」

と言いながら

親の意見へ誘導したり

子どもの意見を非難したりする。

 

 

そんなことって

ありませんか??

 

(書いていて、自分も耳がいたい泣き笑い

 

 

せっかく自分で選んだり

意見を言ったのに否定されたり

親の意見を押し付けられてしまうことが

続くと

 

 

子どもは

「自分の意見、言っていいいの?

 ダメなの?」

と混乱してしまったり



「どうせ言っても無駄だしな・・・」

と諦めや無力感を感じてしまうことも。

 

 

このような

二つの矛盾したメッセージを出すことで

相手を混乱させる可能性のある

コミュニケーションのことを

 


ダブルバインド(二重拘束)

 


と言ったりするんですが

そんなダブルバインドをしてしまった

わが家のリアルなラン活経験談を

聞いていただいてもよろしいでしょうか泣き笑い


 

 TODAY'S
 
​わが家のラン活


昨年、年中さんの夏頃から

ランドセルに興味を持ち始めた長女。



イオンなどの店頭で背負うのを含めたら

これまでも何度も見に行っているのですが

実は昨日も近所で催事があったので

保育園帰りに娘たちを連れて

ランドセルを見にいってきましたびっくりマーク

 


長女は半年以上前から

「パープルにする!!」

とずっと言っていたので

数ヶ月前からずっとその色にフォーカスして

色々なメーカーを検討してきていたのですが

 

こちらは土屋鞄のアトリエシリーズ



この日催事場に着いた途端、急に


「ニャオハ(ポケモン)が

 好きになったから

 緑のランドセルにしたい」


と言い出した長女。

 


長い間一貫してパープルにする

と言い続けてきたのに、

いきなり出てきた「緑」という

選択肢にこちらの頭が対応できず

 

 

娘の気持ちに寄り添う前に

「なんで急に緑?」

「本当にその色でいいの?」

「6年間使うんだよ?ちゃんと考えて!」

「ニャオハはぬいぐるみで買えばいいじゃん!」

と矢継ぎ早に私が口撃したものだから

ついに長女は泣き出してしまいました。

 


一旦クールダウンした後は、

「これ・・・にしようかな・・・?」

と私の顔色をうかがいながら言ったり

選ぶランドセルがコロコロ変わったり。

 

 

結局まとまらないないまま、帰ることにあせる

 

この色はニャオハっぽくないけどね・・・



家に帰って、

長女の気持ちに寄り添えなかったことや

なんであんなに強く言ってしまったんだろう

と悶々としたのでひとり考えてみました。

 


すると

 


「あとでやっぱりあっちの色が良かったとか

言われたら嫌だな・・・」

 


「この色の方が可愛いと思うんだけどな・・・」

 


といった、

好きなのを選んでいいよ

とは矛盾する

いろんな不安や期待があったことに

気づきました。

 

 

なんなら、パープルなら

このランドセルがいいんじゃない?

ってゆう候補が、すでに自分の中に

あったりして。


 

そうゆうことを自覚しないまま

「好きなのを選んでいいよ」

という雰囲気を出していたことで

「ランドセルを自由に選べる!」

とワクワクしていた娘の気持ちを

潰してしまったなあと反省しました。

 


自分の憧れや理想をもとに

自分の使うモノを選ぶことは

本当に大切なことなのですが



高額で、長期間使うようなものについて

子どもの意見をどこまで尊重すればいいのか

って、正直めちゃくちゃ悩みませんか?



長くなってしまったので、後編として

親も子どもも気持ちよく選ぶためには

どうしたらいいのか?

について書いていきたいと思います。

よかったら続きもお付き合いください。



今日のブログは

ラン活のリアル

〜ランドセル選びで親がやりがちなこと〜

でした!

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございましたハート
 


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