『片づけ心理学®』インストラクター

マザースコーチングスクール認定講師

マザーズティーチャーの飯田ゆりです。

5歳と1歳の姉妹を育てています。

プロフィールはこちら花

 

 

私は現在第二子の育休中なのですが

来年の春に2度目の職場復帰を

予定しています。

(保育園の状況によって変わる可能性あり)

 

 

育休復帰にあたっては、

家事分担とか時短家電の導入とか

効率的な働き方とか周囲への感謝を

忘れないとかいろいろあると思うのですが

 

 

今日は

復帰後の気持ちの持ち方

について思うところを書いてみたいと

思います。

 

 

 1人目の復帰を振り返って

 

私は1人目の職場復帰の際、はじめは

2時間の時短を取らせてもらいました。

 

 

通常9時から17時が定時勤務

時短で9時半から15時半の勤務

 

 

また、固定の担当を持たずに

雑用や庶務的な仕事から割り振ってもらって

少しずつ仕事の勘を取り戻すことが

できたおかげで、仕事と家庭の両立を

することができました。

 

 

徐々に仕事時間が伸びていき、

結果的に1時間の時短となりましたが

周りが当たり前に残業をする中、

重要な会議にも出席できない自分は

それ以上周りの人の負担を増やしては

いけないという気持ちがありました。

 

 

でも2人目の復帰を控える今、

どんなに頑張っても

「周りに負担をかけずに働く」

のは無理かもなぁと思うようになりました。

 

 

産前と同じ働き方を目指すのは無理 

私は、2年目からは担当を持ったので

はじめはなるべく産休前と同じように

業務をこなしたいと思っていました。

 

 

が、システムはどんどん新しくなるし

忘れていることを調べつつやっていたら

やっぱり物理的に時間が足りなくて

優しい後輩たちにいつも助けてもらって

なんとかやっている状態でした。

 

 

日々のルーティンをこなすのに手一杯で

会社が求めるレベルの営推活動はできず、

当然数字もあげられませんでした。

 

 

産前はできたはずのことができなくて

できない自分を責めているうちに

だんだん自己肯定感も下がっていきました。

 

 

今だから言えることなのかもしれませんが、

私も含めて世の中の多くのお母さんたちは

旦那さんの仕事が忙しく、平日は

家事育児をひとりでこなした上に、

子どもが病気になったら看病しながら

在宅勤務をして・・・といった

ハードな環境の中やっとの思いで

働いているはずです。

 

 

職場以外でも膨大な仕事をこなしながら

働いているわけですから

産前と同じように働くなんて

スーパーウーマンじゃないとできません。

 

 

周囲に負担をかける覚悟 

 

時短勤務をするにしてもしないにしても

健診や園の行事などでどうしても

休まないといけないこともありますし

残業ができなかったり

夜の会議に出られなかったりするので

周囲に負担をかけずに復職することは

ほぼ不可能です。

 

 

働くお母さんの

「子どもがいるので無理です!」

という態度はたしかに周囲にとって

不快に映ると思います。

 

 

たとえ「あの人はやる気がない」

と周囲から批判されたとしても

家庭の状況は人それぞれですし

できることとできないことの

線引きは自分でするしかありません。

 

 

仮に、会社で周囲に「迷惑」だと

疎まれながら働いているママが

いたとしたら、彼女たちは

「職場に迷惑をかける覚悟」

を決めていたのかもしれません。

 

 

周囲の厳しい視線に耐えることで

自分の子どもと家族を守っていた

のかもしれません。

 

 

復職後は、頑張りすぎない。 

これから職場復帰する頑張り屋のママさんへ

言いたいのは、周囲に負担をかけることを

恐れすぎないでほしいということです。

 

 

もちろん

「助けてもらって当然」

みたいな態度はよくないし

できるかぎりの努力はしていく

必要があります。

 

 

人の力を借りる力を養うために、

余裕のあるときに積極的に誰かの

力になりましょう。

 

 

人の役に立つ喜びの体験と、

「人間関係の貯金」をしておくと

いざというとき必要以上に

遠慮することなく、感謝とともに

気持ちよく人の力を借りられる

ようになっていきます。

 

 

でも、産前と同じように働くことは

よほどの体制ができていない限りムリだし

子どもが1人から2人になったら

その分病気になる頻度も増えるわけ

ですから休みも多くなって当たり前。

 

 

できることは率先してやりつつ、

できないことはきちんと言う。

 

 

すでにたくさん頑張ってる自分を

きちんと認めて、褒めてあげる。

 

 

そんな風に

周りとも自分ともちゃんと対話をして

しなやかに働き方を考えていかないと

とてもじゃないけど子育てしながら仕事を

続けられないよな、と思う私です。

 

 

 

以上、今日のブログは

育休復帰時の「周りに負担をかける勇気」

でした!

 

 

つらつらと書いた文章を

最後までお読みいただき

ありがとうございましたハート

 

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