今日は夜勤明けです。
朝、口におできがあって今は痛みが治まっているけど、また痛くなったら怖くてご飯食べれないという患者さんの食事を手伝ってました。
なにげに「お味噌汁は昔原爆にあった人がみそ汁しっかり食べてたら後遺症でなくて済んだんですって~。栄養しっかりだから食べましょうね~」みたいなことを言って勧めていたら…
なんとその人、終戦後中国は南京から命からがら引き揚げてきたんですって。南京から上海を陸路、上海から貨物船で2カ月かかって長崎に到着。しかし長崎は原爆投下されてたんで、迂回してまた数カ月。
食べるものもろくになく、船の中も満員通り越していたもので横にもなれずに荷物にもたれかかって休むしかなかったそうな。
「よく帰ってこれましたね~」さすがのわしも睡魔が吹っ飛んで目水ちょちょ切れそうでした。
と同時に2週間くらい前だかにたまたまみたTV番組を思い出してました。中国から引き揚げてきた人が日本の未開の土地を新しく開拓してがんばって生きていったみたいなドキュメンタリーだったと思うんですが。
それもまた目水ちょちょ切れるシロモノで。
帰ってくるのも大変だったのに、日本に帰って来てから生きていくのも大変だった様がありありと描かれてましてね。
その患者さんも同じような思いをして生きてこられたんだと思うと…。
とはいえ、たぶんわしそのTVを見ていなかったら、この患者さんの話ちゃんと聞けずにスルーしていたと思います。朝ゴハン時って基本バタバタですし。
なんか…用意されていた様な…不思議な感じ。
微妙に似たような感じのことがアナトミーの最終試験だったかな?にもあったような。
たまたま去年の3月に妹の卒業祝いに四国一周+さぬきうどん食いまくりツアーに行ったんですが。
まあメインがグルメだったので、お城とかは車窓から見学(という名のスルー程度)だったものの、お相手さんが四国某所に所縁のある方だったらしく…。
リーディングで出てきたお城がたまたま通りかかったお城だったということがあり。
旅行に行ってなかったら、多分「よくわかんないけどお城(のイメージ)が観えます」としか言えなかったと思うんですが。
患者さんの話を聞くためにTV見ることやアナトミー受ける前に旅行に行くことも宇宙レベルじゃ計算されてたんだろうか…
う~ん不思議だ。