レトロなデザインが印象的なパッケージ。
明治創業で小城羊羹初祖という佐賀県小城市の老舗和菓子店「村岡総本舗」が2019年に発売を開始した「シベリア」。
その印象的なパッケージは缶タイプもあり、カプセルトイ「全国のかわいいおやつ ミニチュアコレクション」にもなっていますね。
そんな「村岡総本舗」の「シベリア」。
従来の「シベリア」は羊羹をカステラで挟んだものですが、「村岡総本舗」の「シベリア」は伝統製法の小城羊羹羊羹を自家製餡とカステラの間に挟んだ5層となっています。
しかも、伝統的な「長崎カステラ」を使用した昔ながらの「三角シベリア」と、しっとりした柔らかい優しい甘さが特徴の「ポルトガル風バターカステラ」を使用した「丸形シベリア」とあり、それぞれのカステラに合わせて選んだ自家製餡を使用しているそうです。ちなみに「三角シベリア」はつぶ餡、「丸形シベリア」はこし餡で、今回購入した「シベリア」は丸型と同じく「ポルトガル風バターカステラ&つぶ餡でした。
しっとりとした「ポルトガル風バターカステラ」、自家製の粒餡、そしてその中央には伝統製法の切り羊羹、と確かに層となっています。
発売自体は比較的最近ですが、そこには長い歴史と素材へのこだわり、何より美味しさへの追求が詰まっていました。
機会あれば伝統的な「長崎カステラ」を使用したという昔ながらの「三角シベリア」も食べてみたいですね。
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印象的なパッケージに惹かれて今回購入しましたが、このパッケージデザインを担当されたプランナーのご夫婦を紹介した記事も興味深かったですし、他の商品も気になりました。
累計1000万本超の大ヒット「こどもびいる」から始まった…次々と人気商品を生み出す知られざる夫婦の物語
シベリアに関する過去記事
*【ヤマザキ × クドーパン × RINGOMUSUME】「りんごシベリア」【青森県産りんご使用】
*【大正5年創業】横浜・桜木町「コティベーカリー」の『シベリア』
*【森永キャラメルソース入りあん使用】キャラメル風味シベリア/ヤマザキ(工藤パン)