先日、名古屋・さつま芋菓子専門店「覚王山 吉芋(かくおうざんきちいも)」の芋けんぴ「吉芋花火(きちいもはなび)」をご紹介しました。
<過去記事>
*芋けんぴ「吉芋花火」/名古屋・さつま芋菓子専門「覚王山 吉芋(かくおうざんきちいも)」
芋けんぴは、揚げたさつまいもに糖蜜を絡ませたお菓子なのですが、そもそもは小麦粉で作られた「堅干(けんぴ)」という土佐の伝統菓子に似せて作られたもので、小麦粉の代わりに芋を使用したのだとか。
偶然テレビで「芋けんぴ」発祥の地高知県の紹介があり知りました。
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芋けんぴの名前の由来ともなった干菓子「ケンピ」。
現在も製造・販売されており、銀座にある高知県のアンテナショップにて以前購入しておりました。
それが創業元禄初年・土佐藩御用菓子舗『菓匠 西川屋老舗』の『ケンピ』。
小麦粉と砂糖そしてわずかな卵を練って伸ばし細切りにして焼き上げているそうで、確かに堅いです。
パキっと折って口に含むと素朴な甘さが広がります。歴史を感じさせるお菓子ですね。
現在では様々なフレーバーの「ケンピ」もあり、それらも美味しかったです。
偶然テレビで紹介されていたこともあって、勉強になりました。