今週のFXドル円は上下に大きく揺れた展開となりました。


先週の動画でもお伝えした展開の通り、113.341が週の始値でしたが、売りが優勢ですが、そのまま売ると損切りオーダーに引っ掛かってしまうので、しなくても良い損きりはしない、113.6-113.7まで戻したところで売るのが良い、また113.3でサポートがあるので、抜ければさらに下方向ですが、そこで反発する可能性もあり、横ばいの三角のレンジになる可能性もあると話したかと思います。


パターンは下に崩れるバターンと横ばい、反発してそのまま上昇する3パターンを挙げましたが、現在は横ばいが継続するパターンで進んでいるのかなといった印象です。


前回の動画でもお伝えしたかと思いますが、判断が難しく次の動画でも、難しい展開になって読みづらくなるとお話ししたかと思いますが、横ばいには見えるものの・・・果たしてその通りに動くかどうかは先の展開はまだ見えていません。


先が見えにくい展開でどのような指標をもってこの先トレードしたら良いか、いくつかプライスアクションをご紹介していきます。


まず現在は日足の前の高値、安値が広がっており、直近の高値、安値が収まっているのではらみ足(アウトサイドバーとも呼びます)です。


髭はアウトサイドバーですが、実体足と髭が本来の形ではない矛盾した形になります。


本来の形というのは、髭も実体足も前回の高値安値を包んでいる形ですが、髭は包んでいるものの、実体足は内側に収まっています。


このようなプライスアクションで判断できない場合は、チャートパターンで方向性を確かめていく必要があります。


日足の直近3本をみると、段々と外側に広がっていく様子が見て取れるかと思いますが、これはダイヤモンドフォーメーションのように見えます。


左側に広がっていく三角収束が今度は右側に狭まっていく三角収束ができていく形です。

あくまでも現時点では、チャートのパターンがここまでこうだったから、次はこうだという可能性が高いという話をしているので、必ずしもそうならない場合もあります。


ですが、一旦この形を前提でチャートを見ていきます。


途中に違う形になれば、その時点で取引をストップし、1から次のチャートパターンを相場から素直に読み取れば良いので間違っていても気にしてはいけません。


人類が多種多様に進化してきたように、チャートも多種多様に変化を続けています。


ただし、新種のパターンが生まれることはそうそうになく、人類の進化で言えば何万年もかけて進化をしましたし、地政学的にも人類は今後環境の変化がなく、人類も進化がないのであれば、価格チャートもその形は変えず、進化はしないはずであるものと仮定します。


資源が枯渇して、食糧やエネルギーがなくなり、人類が存亡の危機になるのであれば、FX市場もそれどころではなく、新しいチャートパターンが生まれて来るはずですが、現在の人の暮らしが貧困に陥る、いきなり全人類が大富豪になるなどの変化がなければ、チャートパターンも今まで通り、100年前から観測されたチャートパターンで今後もトレードに臨むことが理にかなっています。


ダイヤモンド・フォーメーションとは、そう頻繁に出現するものではありませんが、相場の天井に出現するケースがほとんどとされています。


もちろん相場の流れの途中に現れることもあります。


天井に出やすいという意味では,「ダブル・トップ」や「ヘッド・アンド・ショルダー」の変形と言えなくもありません。


ネックラインの線引きが確定できない点がそれらと根本的に異なります。


見方によってはダイヤモンドを真ん中で二つに割った左と右半分にある二つの三角形から構成されている形が自然です。


左半分は拡大する三角形で,右半分は先で収束する三角形です。


相場がダイヤモンドを破ったあとのターゲットは、ブレイク・ポイントからダイヤモンドの最大幅に等しい値幅分だけ下げた水準となります。


実際にはターゲットを通過してしまうケースが多いです。


三角保合いを二回形成した相場と考えれば、もみ合いの中で蓄えられたエネルギーがそれだけ強いということでもありますので、ダイヤモンドのブレイクと同時に一気に市場の力が噴出されると想定されます。


ダイヤモンドフォーメーションのブレイクした位置から、下方に放たれる場合のターゲットは、ダイヤモンドフォーメーションの高さと低さの値幅分だけ伸ばしたものになります。


日足では高値と安値の値幅は、

114.299-113.761=0.538

53.8pipsです。


例えば113.9でダイヤモンドフォーメーションを下方にブレイクした場合は、113.362という計算になりますね。


ダイヤモンドフォーメーションが終わると、前回安値の113.300のダブルボトムを付けるというのもパターンの一つとして考えられます。


日足の三尊の右肩で114.15まで戻し、そこから売られる可能性を考えてみます。


週足は右肩下がりのレジスタンスが効いていると仮定すると、大きな三角のレンジの横ばい推移が考えられます。


実体足の下値が113.3なので、その辺りは硬いと見ています。


ただし、そのまま下に抜けた場合は、次のサポートの112.82前後が下落の余地があるかと思います。


その辺りが抵抗帯となって買い支えられやすくなります。


週足がかなり大きい値幅で動きました。次の週はそれよりも狭い値幅でレンジ傾向となる見方が普通かなと思います。


プライスアクションの観点では、週足からはピンバーが確認できています。


アウトサイドバー、インサイドバー、強気、弱気のリバーサルは今の所見つかりません。


週足は三尊の髭(ピンバー)があり、反転下落のサイン、下方向に向かうと仮定すると112-113前後が妥当ではないかと考えています。


そうならない場合は114.3を突破した場合であり、一週間のうちに下にも上にも変わりやすい局面で、速いスピードについていく必要があります。


最近ホモ・サピエンス全史や人類進化論を見た影響もありますが、トレードにおけるFX進化論とはどのようなものか思い耽ることがあります。


知的な読み物は楽しく、色々と想像を膨らませていくのが面白いですね。


人類は変化に対応出来なければ、種が絶滅するのは人類進化論でも歴史が証明してきました。


ダーウィンの進化論では人は猿の四つ足歩行から姿勢を少しづつよくしていって、最終的に今の人のような姿に進化してきたと言われていますが、それはどうやら違うということで否定されています。


ではどのように進化していったかというと、元々様々な人類の種があり、弱い種が強い種に淘汰され、強い種が生き残ってそのまま今の人類が繁栄している説があるのだそうです。


人類の淘汰以外にも、もちろん戦わずに厳しい冬が来れば、乗り越えられる種もいれば、絶滅したり狼に噛み殺されて淘汰された種もあるかと思います。


どちらにしても生き残るのにも、しっかりした蓄えがあるものが生き残り、蓄えがないものは冬を乗り越えられずに絶滅していくのは自然な考えで不思議ではないかと思います。


強い種が生き残り、弱い種は淘汰され絶滅する。


これは歴史が証明しています。


人類は自分達が生き残るために文明の理を発明し、武器や道具を作りました。


より良い暮らし、生き残るために道具は必要不可欠であり、自分自身を外敵から身を守ることができます。


これをFXに置き換えると、道具を使わないでトレードしたり、貯蓄(余裕ある資金で適切なレバレッジ)がなく生き残ろうとしても、寒い厳しい冬の間を裸で家もなく、森の中で冬を過ごすようなトレードでは、とても厳しいものかと思います。


人によっては、雪の降っている深夜に森で服を着て寝ているだけの投資(凍死)も十分にあり得る話です。


何も持たずに冬を耐えて生き延びるということは正しい選択なのでしょうか。


オオカミに噛み殺されるか、寒さで体が動かなくなり、食糧もなく餓死して死んでいく確率の方が高いと思います。


実際にこのようにトレーダーは自分自身が裸一貫で冬を乗り切ろうとしていることに気づいている人は少ないです。


トレードで長く生きている人たちにとっては、それが無謀なことであることは分かっていますが、知らないでトレードしている人がとても多いように見られます。


極寒の地の森の中で運良く洞穴(ほらあな)を見つけられて生き残ったとしても、翌年は生き残れるでしょうか?


2年連続で寒い冬の森の中、道具もなく生き残れれば、それだけ強い種とも言えますが、人はそこまで強い生き物とは思えません。


2年、3年もすると道具も、家もなく過ごそうとするとほぼ大半が死滅する可能性が高いと考えています。


このように何の道具もなく食糧も蓄えずに自分は大丈夫だと自信を持つトレーダーが多いのですが、残念ながら生き残れるトレーダーが少ないのも、文明が発達していない原始人トレーダーが絶滅してきたというのが過去の記録にも残されていますし、事実です。


自分自身も気を付けないといけないことでもありますが、いつ食糧が枯渇するか分かりませんので、資金が増えて行っても、それをカバーできるだけの常に余裕のある資金管理で蓄えを増やしていく事が今後も生き残るトレーダーの条件として必須だと思います。


チャートの分析に戻りますと、見た限り一番分かりやすいのが月足チャートです。


長期的には上昇トレンドで買いが優勢ですが、直近の抵抗に抑えられ、一時上昇を中断している様子が見て取れます。


横ばいのレンジが継続で、レンジブレイクでは長期的な流れで下がりにくい傾向が見られます。


これはドル円に限らずポンド円やフラン円、豪ドル、カナダドルなどクロス円全般で円安傾向が見て取れますね。


先週は個人トレーダーの大量のロスカットで113.3に下がる時は買いトレーダーが絶滅し、114.3に一気に駆け上がる時は大量の売りトレーダーがロスカットにより絶滅しました。


またその中間の価格帯でも揉み合いがあり、人類同士の資源の奪い合いが行われ、弱いものが絶滅しました。


人類同士の争いに乗らなかったり、時には勝つという勢力に参加したり、武器を使いこなして生き残ったトレーダーが勝ち上がり、これからも相場を続けることになります。


何も武器を持たないで森で食糧を求めたトレーダーがオオカミやハゲタカ(海外のヘッジファンドなど)に喰われて死にました。


これは仕方のない事であり、彼らは食料の貯蓄(資金管理)は必要ない、道具(外為注文情報といった顧客の板情報やテクニカル分析、ファンダメンタル分析など)は必要ないと言っている、もしくは道具があることを知らなかったり、使い方を知らないので絶滅するしか道はないのです。


勇敢で道具を持たないトレーダーが絶滅し、臆病で道具を使うトレーダーが生き残り続けるのが相場です。


今後も生き残り続けるには、それだけ厳しい世界だと思って何年も生き延びる心構えと長期的な備えと戦略や準備が必要です。


トレードに置き換えると備えは、レバレッジと資金管理です。


戦略は長期トレンドフォローや積立、デイトレード、システムトレードなどです。


準備は、エントリーのタイミングなどです。


私は今週は道具を持たないトレーダーがオオカミに噛み殺される瞬間をリアルタイムで見ていましたが、助けることは当然出来ませんし、もちろん自ら人狼となって噛み殺す事は倫理的には出来ない性分なので出来ませんでした。


躊躇なく自分が人狼となって村人を噛み殺すことが出来ればトレードは勝ちで良いのですが、人がゲームではなく、リアルで噛み殺される場面と分かっていて、それに加担するのは卑怯者か頭がおかしい人でないとなかなか出来ないだろうと思います。


ただ勝ち続けているトレーダーの中には、卑怯者になること、冷徹に弱いものを痛ぶる気持ちを持たないと勝てないと断言するトレーダーもいます。


もちろんその通りで、勝負は勝ったものが正義なので正しいです。トレード、種の存続に卑怯も何もありません。


負けたものは死ぬ、ただそれだけです。


死にたくないならトレードしなければ良いのです。


しかし、臆病だからといってトレードを行わないことも良いとは言えません。


積立や資金管理を行い維持率を管理したり、ストップロスを置いて損をコントロールしたトレードをして、資金を長期的に継続的に増やしていく必要があるからです。


最後にフランス最大のブロードバンドケーブルの会社のCEOの言葉である、フィリップベニエの言葉を借ります。


「偉大な力を身につけるまで出発を引き伸ばすな


動かないことは、あなたをさらに弱めるからである


明確に見えるようになるまで、はじめることを引き伸ばすな

光に向かって歩まなければならないからである


この第一歩をとる力はあるか

必要性一目瞭然のこの小さな行いを実行する勇気はあるか


その第一歩を取り、その行いを実行せよ

その努力を果たすことで、あなたの力は尽きることなく
倍増されることに驚くことだろう


そして、次に実行すべき事は、明確に見えるようになるのである」


という言葉があります。


先が見えなくても勇気を持ってトレードを行い、進むべき道が見えたら方向を変えて先へ進み続ければ良いのです。


そしてトレードにおいてどのトレードも全て失敗ということはありません。


損になった1つ1つのトレードももちろん失敗ではありません。


それは一つのトレードパターンを発見したということで、今後の糧になるので、成功のための必要なステップになるからです。


損になったトレードを記録することで、どのようにすればうまくいったかの発見をすることができます。


これはデモトレードでは身につけることができないので実戦のトレードで発見できることでもあります。


ですが、実践で負けを積み重ねるのも効率が悪いので、まずはテスト検証ツールなどを有料のもので携帯アプリでは500円から、パソコンのソフトで数万円程度で買うことができるので、まずは検証から始めて、相場感を掴んでから実践トレードをされることをお勧めします。


また1つ1つのトレードをノートに書き起こして記録として残し、客観的に振り返るというのも学習には良いかと思います。


FXテクニカル分析 1: TECHNICAL ANALYSIS TO READ THROUGH THE FUTURE


©︎Norihito

ジェームススキナーのテープを元にこの記事を作成しています。
 
ジェームススキナーは資産が1億円以上ある成功者でもありますが、この方が話す内容はコヴィー博士の7つの習慣や著名な成功者の話をかいつまんでいるので、彼自身から編み出した考えだされた技術ではありませんが、成功者に共通する部分が多く盛り込まれており、私自身も考え方を良い方向に変えさせてくれたということもあり、良いものだと思いますので、ここに紹介しておきます。
 
成功哲学とは、『成功をしている人と同じ考え方で同じ行動で実践するということで、始めてその効力を有します』。
 
私自身、時間は有限であるため、例えば投資であれば、だらだらとチャートを見続けたりはせず、ポジションを持ったら次にいつ、どの方向に、どこまで動くのかが事前に分かる(そうならなかった場合にリスクを限定している)ため、そのタイミングでチャートを見るように時間を工夫して作り出しています。
 
この記事についても、ノウハウが全く詰まっていないどこかにあるような読者のリストを取得することだけを目的にした時間を浪費する迷惑な他の方の「メルマガ」のような内容が薄いものにしたくないため、極力簡潔に書くようにして短い時間で読めるように内容を整理して書いています。
 
一般でよく出回っているメルマガですが、成功者の投資家はほとんどおられません。稼いでいる人は内容を見れば分かりますが、大半は実際のトレードから利益を得ているのではなく、読者から利益を得ています。
 
大半は読者のリストを取得して、安価の商材を売り込まれ、最終的に高額なセミナーへ誘導するという、実際には内容が全くない(情報を開示しない)ものが大半ですので、お気を付けください。
 
話がそれましたが、ジェームススキナーの音声プログラムに興味がある方がいましたらApp Storeで「ジェームススキナー」で検索すれば出てきますのでそちらを視聴ください。
 
もともと3万円やそれ以上の価格だった教材ですが、今なら無料で聴くことが出来ますので、オススメです。

1.タイムブロッキングの技術

ベンジャミンフランクリンの言葉を借りるとするならば、
 
「あなたは人生を愛しているか。

 もしそうなら、時間を浪費してはならない。

 人生は時間によってできているからである。」
 
時間管理において『タイムブロッキング』という技術があります。

大きなプロジェクトにはそれにふさわしい時間が必要になります。
 
時間を浪費せずに有意義な時間を集中させる方法として、細かい予定をまとめて集中させることで、大きなまとまった時間を作ることが出来ます。
 

2.時間管理における『ゾーン』

『ゾーン』は、どのような時間を過ごしたいかマトリックスで表します。
 
縦軸は快適、痛みを考えます。横軸は自分の成功に貢献する、しないもので4つの領域に分けます。
 
痛みを回避する概念はジェームススキナーの成功の9ステップを参照ください。
 
第1の領域は、その活動が楽しく快適であり、自分の成功を増進させるものを置きます。
 
第2の領域は、快適であるが、自分の成功に貢献しないものになります。

これを排除していく必要があります。夢の人生に貢献するように切り替えていきます。
 
第3の領域は、快適ではない、好きではないけれど成功に必要なものです。

これは他の人に委任することです。身の回りの生活で自分がしたくない家事をメイドを雇うことで、自分自身がすべき作業に集中できる(ゾーンに入る)ことができます。
 
第4の領域は、無意味な会議といった、苦痛があり、貢献もせずに楽しくないものはやめることです。貢献をしないものであれば、勇気をもって断ることも必要です。

会議の前にはアジェンダを配り、価値ある会議であるか、参加者の時間だけを奪っていないか考え、開催前に目的や情報を提供していくことが必要です。
 
領域を設定すると、それぞれの目標に5W1Hで目標達成の基準を設定します。

何を目的とするのか、なぜ必ず達成しないとけないのか、いつまでに、どのような方法で達成したいのか明確化します。
 

3.人生で達成しなければならない『MUST』を明確にする。

今週1週間で、絶対に達成しなければならないことは何でしょうか。
 
優先順位が高いということではありません。
 
これは絶対にやらないといけない。
 
MUST思考は潜在意識に影響を与えないといけません。
 
デッドラインという期日に出来ていなかったら死んでしまうというものがMUSTです。
 
時間管理が上手い人の共通点は、委任が出来る事です。
 
委任とは他人の労力や知識をお金でやってもらう事です。
 
どういうスタッフに支えられたいか考えてみてください。
 
専属のシェフが欲しいのか、自分の車を運転して欲しいのか、時間管理のマネージャが欲しいのか。
 
将来自分にとって、どのような助けをしてくれる人達を明確にして揃える事です。
 
雇うお金がなくても、自分のサービスを売ってやってもらうこともできます。
 
その仕事をやるのが大好きな人に任せれば雇用も生み出すことができ、社会に貢献もできます。
 

4.隙間時間(ダウンタイム)の有効活用

ゾーンに集中するためには、委任を進めることです。
 
『ダウンタイム』の活用を行いましょう。
 
ダウンタイムとは、メインイベントが始まるまでに待っている時間のことです。

仕事であれば、通勤で、この時間は無駄になります。
 
積み重なると膨大な時間になるので、有効に活用します。
 
活用方法としては、自分の成功で短い時間で達成できるものを行いましょう。
 
移動時間中では、少しの短い時間でできること、電子メールの返信などです。
 
事務所で大きなプロジェクトを行うときに、細かい作業をやらないで済みます。
 
人生における最も時間の無駄は何でしょうか。

要素として不適切な人間関係と不適切な仕事という二つがあります。

伴侶と喜びもない、充実感もない、発展もなく、不適切な関係を続けると、膨大な人生の無駄となります。

より強く言いたいのは仕事です。
 
仕事が燃えない、やる気がなく、その仕事をやっていると、その人のためにもならないし、お客様や社会のためにもなりません。
 
一日も早く辞めて燃える仕事に移ることで、病気もしなくなり、会社にも利益が出ます。
 
何年も仕事に対してやる気を感じられないなら、世の中に必要な仕事ではないということになります。
 

5.ゼロベース思考

ゼロベース思考は、固定概念・前提知識・思い込みを一旦ゼロにして、ベース(基礎)がない状態から物事を考える思考です。

私たちは、自身の知識・経験・価値観などを基に考えるものですが、時にはそれが思考の幅を狭くさせて、新しいアイディアを生み出す足かせになったり、成功者の助言を素直に受け入れられず成長できなかったり、目標達成が困難になってしまう場合があります。

そこで、「ゼロベース思考」を取り入れることで、固定観念に捉われずに柔軟な物事を考えることで、創造的・革新的アイディアを思い付きやすくなります。
 
固定概念を打破する具体的な利用方法としては、下記の方法があります。

・不可能な事を一から視点を変える出来る方法を探す。
・相手の目線で思考して解決方法を探る
・これまでに積み重ねてきた経験、習慣、常識を疑う
・目的を設定し、なぜその目的を達成したいのかWhyを考える
・ゴールからどうやって達成するか先に考える。
 
 
『トレード力を上げるにはどうしたら良いか』ということを今日は考えてみます。
 
FXはゼロサムゲームでそこにはプロもアマチュアもいて、一斉に戦いを行います。
 
プロはもちろん強いのでアマチュアが勝ち残るのはとても難しく、ランキングや賞金を稼ぐのはアマチュアから段階を踏んでプロ試験を受けて資格を取ったり、チームの入団テストを行って、認められればプロになれるわけです。
 
プロになっても成績が悪ければ年俸も低くなるのは当然のことですね。
 
これは投資においても同じことで、マニュアルや教科書を読んでプロ選手になれるかというと、そう簡単な話ではありません。
 
小さい頃からプロの選手になるために、リトルリーグやシニアリーグ、ハイスクールやカレッジでチームに入り、監督の指導の元で適切な練習や実践での試合をして、何度も負けたり勝ったりを繰り返して強くなっていくわけです。
 
それはFXのトレードでも同じことです。
 
FXではトレード手法を深く理解することが必要です。
 
手法はトレンドやレンジといった相場の流れを見ることが基礎であり、型でもあります。
 
手法は優位性があるところ、ないところを客観的に知ることが出来ます。
 
投資はスポーツとは違う部分で、勝率は3割でも良いということがあります。
 
それはなぜかというと、勝ったときは大きく利益を取って、負けたときは小さな損失にコントロールすることができるからです。
 
スポーツでは1勝は1勝、1敗は1敗ですが、投資とスポーツとの『違いたる違い』ですが、投資は1勝2敗で負けが多くても利益を残せるということです。
 
ここでいう『違いたる違い』というのを強調しましたが、物事の本質を見るには同じことのように思えても違いが存在します。
 
例えば成績の良いトレーダーと悪いトレーダーがいる、この『違いたる違い』を深く追求していくことで、学習がより加速化していきます。
 
勉強でも仕事でも、違いというのはあるので、日常の違いを見つけてみてください。
 
話を戻すと、手法の基準を正しく構築するのが、トレードの理論です。
 
ダウ理論やフラクタル構造など基本的な理論があります。
 
そして手法を1つに定め、それを基準としたら『根気よく長く続けること』が大事になります。
 
それにはスポーツ選手と同じく、プロになるまでに育成を行って適切な指導の元、正しいトレーニングを行い続けたり、
 
自分自身で独学で学習して実践を踏んで一つ一つステップアップをしていきます。
 
では手法というのはなにか。
 
トレードにおいて、大きな波が来る瞬間があります。それは急落だったり、急騰です。
 
その大きな波が来る前にポジションを持ち、大きな波に乗ることです。
 
大きな波が来たらその波に乗って利益を取って、次の波が来るまで待ちます。
 
大きな波が来ないと分かっていたら?
 
レンジと呼ばれる狭い値幅から何度も利益を取ることができます。
 
FXというのは適正価格が存在します。
 
ドル円で言えば、10円や1000円になることは難しいです。
 
ここ20年は90円から200円の値幅を繰り返しています。
 
安定した日本だからこそというのもありますが、今後どうなるかは長期的にはわかりません。
 
長期的には分からないとはいえ、安定的な通貨であればあるほど、戻ってくる可能性があります。
 
そして、それは短期であればあるほど価格が戻りやすくなり、そこに優位性があります。
 
短期トレードのデメリットはスプレッドが掛かり過ぎることで、スキャルピングは集中力が必要になります。
 
そのためデイトレードといったその日で完結するトレードや数日のスイングトレードが良いとされています。
 
株であれば、長期的にその株と結婚するぐらいの気持ちで持ち続ける。
 
これが『手法』です。
 
では、トレード能力を高める方法は何でしょうか。
 
自分のトレードを振り返ることは大切ですが、それでは100%勝つことはできないでしょう。
 
自分のトレードは自分では気づくことができません。
 
それは勝てていない自分の主観でしかないからです。
 
そこには客観的な思考が必要になります。
 
何事にも突き抜けるためには自分自身を知って、自分の優位性に沿ったトレードをしていく必要があります。
 
客観的にみるにはどうすれば良いでしょうか。
 
自分の取引データや取引結果に対して、どうしてそうしたのか?なぜそうしたのか?と考えていき、理由を突き詰めていくと客観的に物事が見えてきます。
 
師匠と呼ばれる人や実際に稼いでいる人にトレードを見てもらってもよいです。
 
客観的に自分を見ることが出来たら、次はどうすればよいか?
 
それは、手法の精度を上げることです。
 
大体の人は手法レベルが10段階のうちの10になる前に、3や5で満足する。そしてこれはダメだとすぐに見切りをつけて次の手法に移っていきます。
 
浅く広い知識はたくさん手に入りますが、これでは中々勝てません。
 
1つの手法を職人のように極めて突出して自分の個性や特性、長所を生かすことで、プロとして勝つことができます。
 
追求して突き抜けていく必要があります。
 
広く浅い知識には効果が低く、1つの手法を追求して突き抜けることが大切になります。
 
ではどれぐらいの期間の学習がFXで必要かというと、まずデモトレードやシミュレーションで資金を10倍に増やせることが出来ればそこがスタートラインです。
 
期間は早くても半年の人もいれば1年の人もいます。5年も10年もかかる人もいますが、ペースはそれぞれです。
 
それはいままでの人生の経験だったり、努力する量、どれだけ時間を取れたかとか、教えてもらった人がたまたま勝てる本当のトレーダーであるとか運もあります。
 
時間を多くとり、より深く学んで数多く失敗を経験していれば、より成功に近づくことが出来ます。
 
まずデモで体験する、練習をたくさんこなして確実に成績を残せるようになったら本番の試合を組んでいきましょう。
 
ですが、デモでは時間がいくらあっても足りないかもしれません。
 
検証を早く済ませるツールとして、最新のバックテストを行うシミュレータのForex Tester(FT) 4というものもあります。
 
googleで「Forex Tester」で検索すれば見つかりますので、興味があれば体験版から試してみてください。
 
日々の検証を継続して繰り返して準備、実践、検証を繰り返していきます。
 
大切なことは、ノウハウ以上に『継続性』が大事です。
 
モチベーションを保つことが大事で、飽きてしまったり面倒くさくなってモチベーションが続かないでやめてしまう人が多いです。
 
また自分がやっていることが正しいのか、合っているのか合っていないのか分からないでやめてしまうというのもあります。
 
ゴールは目の前なのに、目の前のゴールの手前で諦めてしまって継続できないからです。
 
突き抜けるためには何が必要なのか。
 
それは明確な目標を決めて、日々アウトプットをすることです。
 
ノートやtwitterを用意してアウトプットをしましょう。
 
twitterをアウトプット用のツールとして利用してほしいです。
 
より大きな結果を残している人の共通点として、アウトプットしている人は突き抜けるのが早いです。
 
絶えずアウトプットすることが大事です。
 
またフィードバックして、仲間や先生がいたら意識のすり合わせをしたら、間違いに気づくことが出来ます。
 
FXは継続すれば勝つことができます。
 
モチベーションが続かずに、一つの手法を継続せずにいろいろな手法を試して、資金がショートしてしまい、諦めてしまう人が多いですね。
 
正しいノウハウを継続して実践してアウトプットする。
 
そして復習を行って次のトレードの準備をする。
 
この繰り返しで、トレード力を上げていきましょう。
 
トレードの力を最大限に高める方法 All Rights Reserved.

『レイティングシステム(Rating)の恐ろしさ。勝者と敗者を分ける仕組み。Rating戦は3連勝することが成功への近道。』

今回のタイトルですが、今回はRatingについてお話したいと思います。

twitterで書こうと思ったのですが、長くなりそうだったのでブログに書くことにしました。

とあるテニスゲームでRatingというシステムがあります。

まずRatingを簡単に説明するために、Ratingのシステムを以下に定義します。

厳密には異なりますが、説明を分かりやすくするために簡略化しています。

 

【定義】

・開始は5点からで最高は20点とします。
・1勝すると5点で、2連勝すると前回の点数(5点)を2倍して10点と計算します。
・逆に2戦目で負けた場合は、前回の点数(5点)を-2倍して-10点とします。
・Rataingの上限は±20点として、負けても-20点まで、勝っても20点までとします。
・負けた場合は、前回の勝ち点を2で割ります。-20の場合は、10(負けは-10)。-10の場合は、5(勝ちは-5)。

とあるゲームでの話です

 

・・・。


ある日、私はテニスゲームをしていて、そのゲームでは20勝10敗前後で6~7割程度で勝ち越しをしていたのですが、なぜがRatingが上がらず、少しの連敗でRatingが一気に下がってしまいました。

そして何度か試合を重ねて連敗を重ねてしまい、勝率5割程度に落ち込みました。

 

Ratingは±0でトントンぐらいだろうな…と思っていたのですが、なんということかRatingがマイナスになっていたのです。

何が起こっているのか始めは理解できなくて、Ratingを上げるために何とか勝ち越して勝率5割以上にしましたが、Ratingが上がらず、その原因を調べる事にしました。

まずRatingの計算方法を知る必要があるな・・・。

Ratingは1勝すると5、10、次に負けると-20と一気に下がっている。

 

なるほど、こうなるのか・・・。と何度か試合を重ねてRatingのポイントの推移を見ていくとある法則性に気付くことが出来ました。

 

それが先ほど書いたRatingの【定義】の内容でした。

説明しやすくするために、見やすい表にしてみました。

まずは2勝1負を繰り返した例を計算してみました。結果はこのようになりました。


4勝2敗で勝率は6-7割程度ですが、Ratingは合計で5となりました。

4勝2敗なのにたったの「5」しか上がらないのです。

 


※戦闘力をRatingと置き換えてください


2連勝して5、10と積みあがった後に、3戦目で-20でトータルが-5に下げられてしまいました。

トータルが減ってしまった心理状態から焦りが生じてメンタルが良くない状況になり、勝率が4勝2敗から3勝3敗になったとします。

では3勝3敗になるとRatingはどうなったでしょうか?



勝率は5割ですが、Ratingの合計が-15となりました。

1連勝で5ですが、次の試合で-10となり、Ratingをプラスに持っていく事が出来ません。

焦りの状態が落ち着き、心理状況も良い方向に持ち直し、本来の勝率に何とか戻したものの、やっとの思いで4勝2敗に戻しました。

結局トータルのRatingはどうなったでしょうか。

最初の4勝2敗で5点、3勝3敗(例では10からでなく5からカウントし直しています)で-15。
それに持ち直した4勝2敗の5点を加えると5-15+5=-5点です。

トータルの戦績はこのような感じです。
11勝7敗
勝率0.611(約6割)
Rating -5


勝率は勝ち越しているのに、Ratingはマイナスです。これを投資に置き換えて1点を1万円とすると5万円の損失(マイナス)です。

では3連勝して1敗した場合はRaingがどうなるか計算していきます。


5勝1敗で計算すると合計は45点になりました。

4勝2敗でたった1敗の差でしかないのに、5点と45点、大きな差がついてしまいました。

では3連勝した後に、たまたま不運の1敗がなく、6連勝してしまった場合どうなるでしょうか。



Raintの最大は20としても95点、5勝1敗の2倍になりました。

投資に例えて1点を1万円とすると95万円の稼ぎになったとしましょうか。


Ratingってもしかして投資と似ている・・・?

そう、レバレッジを利かせる事もできるし、複利で大きな資金を増やすことも出来ますが、レバレッジを利かせると負けた時の損失も大きくなるので、リターンも大きくなりますがそれだけリスクもあります。

 

この戦績を1か月の戦績として1年間繰り返した場合どうなるでしょうか。

 

投資というのは短期で回せればそれで良いですが、そうではなくて、長期間で運用していくものですよね?

 

1か月にトレードを何回か行ったとして、最終的にその勝率に収まっていったと仮定します。

 

6連勝すれば6回のトレードでその月はやめても良いですし、負ければ勝てるまでトレードは普通は続けていく事になります。

 

1年間の戦績を勝率別で計算した結果が以下になります。

毎月勝率5割(2勝2敗のペース)の場合、年間で-15×12=-180万円
毎月勝率6割(4勝2敗のペース)の場合、年間で5×12=60万円
毎月勝率8割(5勝1敗のペース)の場合、年間で45×12=540万円
毎月勝率10割(6勝0敗)の場合、年間で95*12=1140万円

投資ではRatingを複利に例えるとすると、
Ratingというシステムを採用した場合は、勝率5割では資金の状況にもよりますが1年を待たずに破綻する可能性が高いです。

これは正直なところヤバいですね・・・。

何がヤバいのかというとトントンの勝率のはずなのに、大きく資金が減っている心理的ショックも大きいですが、次に立ち上がれないほどの大きな損失があることに加え、勝率5割を1年間続けていたので、
次の年も勝率5割になる可能性が高いということです。

4勝2敗ではかなり勝ち越しているイメージですが、それでも年間で60万円・・・。

 

あれだけ投資を何度も何十回も繰り返したのにたったこれだけか・・・。

と思いますが、
3勝1敗を毎月繰り返した場合に世界がガラッと変わります。

3勝1敗では一気に540万円の利益と変わります。

どこで世界が変わるのか?それを考えた時に
【3連勝する】という事で大きく世界が変わってきました。

Ratingも上り調子で上がっていきます。

このようにRatingシステムは勝率が高いプレイヤーにとっては大きなアドバンテージになるものの、

 

資金を稼ぐために、Ratingを稼ぐために何十回も何百回も毎月試合を繰り返しても、勝率が5割であればマイナスの世界に突入していき、プラスに上げていくのに労力と努力と時間がとても必要になります。

戦いを行った経験は残りますが、毎月500戦250勝した歴戦のプレイヤーだとしても、
Ratingのマジックに掛かると、トータルマイナスで稼げないランカーにすらなれない無名な底辺プレイヤーになります。

それに比べて、たったひと月に6試合で6勝するプレイヤー、6試合で5勝するプレイヤーと圧倒的な差がついてしまいます。

Ratingという世界で勝ち抜くためには毎月何百回戦って、何度勝利を積み上げても勝率が低ければそれは時間の無駄でしかありません。

 

むしろ投資においてはお金よりも大事な『時間』という資産を失ってしまったという事になります。

それで分かったことがあります。

 

何十回、百回試合をして勝利を積み重ねても、Ratingの世界ではたった数回の試合で勝者になれるのだと。


そのため、どんなに少ない試合でも良いのですが、まず3連勝するということを意識して、毎試合丁寧な試合を心掛けました。

 

そうすると少ない試合回数でもRatingは上がっていきました。

 

時には運が良く6連勝も10連勝もすることもありました。

2連勝ではダメで、3連勝を繰り返さないとダメだという事を意識しながらゲームでも投資でもやっていく事が重要です。

 

Ratingのプレイヤー階層を勝率で表すと以下のカーストになると考えています。
--------------------------------------------------------
勝率5割のプレイヤーは【死】

勝率6割は利益を残せないプレイヤー、死に片足を突っ込んでいる

勝率7割は生活できないけど、なんとか生き残っていけるプレイヤー

勝率8割以上がプロ選手

勝率9~10割はたった数試合でも億以上を稼げるスター選手
--------------------------------------------------------

投資の世界では、勝率2割でもなんとか生き残っていけるプレイヤーになる事は可能ですが、利益としてはたかがしれています。

投資においてもRatingのシステムを採用するのであれば、勝率8割以上が求められる世界です。

投資で理解していてRatingシステムを採用しているのであれば全く問題はありませんが、
その仕組みを理解しないでRatingシステム(複利でのハイレバレッジ)を採用して戦っていると一気に死に近くなります。

投資では複利やレバレッジを利用する事でRatingを好きなだけ調整することが出来ます。

ここではRatingの上限を20に設定していましたが、Ratingが増えるに従って、Ratingの上限をさらに50、100と増やすことも可能です。

もちろんRatingの上限を上げてRatingを加速度的に上げていく事も投資では自由ですが、
その自由さゆえに自分自身の力量を誤ると一瞬で死に片足を突っ込み、焦りと不安、プレッシャーによるメンタルの不調や不慮の事故によって、一瞬で死のプレイヤーの仲間入りとなります。

まずはRatingの掛け率を下げて生き残るプレイヤーになる事ですが、それでは投資をしている意味がありません。

自分自身の力量(勝率)をわきまえて適切なRatingでバランスよく運用して行かなければなりません。

Ratingを採用する場合は、何としても3連勝を死守する、それが出来なければ失敗するという意識が必要になるかと思います。

 

パチンコやスロットや競馬では、資金を何度も投入すれば大当たりが出ることもあるでしょう。

 

ですが、投資は大当たりを狙うものではないという事を認識することが必要ですね。

投資を行うにあたって、極力考えなくても良いものは考えなくて良い状態を作り、重要な投資判断にのみ全神経を集中して注げることを目的にチェックリストを作りました。

 

この投資におけるチェックリストは全部で62の項目がありますが、ウォーレンバフェットの125の教訓に感銘を受けて前半部を部分的に取り入れています。また日々のトレードにおいて必要と思われるものをまとめました。

 

チェックリストは医療(WHO)、パイロット、投資家など様々な現場で活用されていますが、どこでも初めは使い物にならないと軽視されてきましたが、その効果は目覚ましいものがあり、投資以外の様々な分野で活用することができます。

 

ここで挙げたチェックリストは一般的なものから、自分自身の失敗例も盛り込まれています。

 

これを教訓として自身で日々実践していくとともに、良くないところ、悪いところがあれば削ったり追加していき、必要があれば改定を加えていきたいと思います。

 

まずは第一版として、見栄えや内容は良いものではないかもしれませんが、ここに書き残しておきます。

 

Investment checklist ~62の投資判断チェックリスト~

 

□爆発的に上昇する、もしくは暴落する良い銘柄を選ぶこと
□10年市場が閉鎖されても幸せと思える株だけを買う
□人々が繰り返し市場で過ちを繰り返すという歴史から学ばないということを歴史から学ぶべきである
□金を儲けようとしない。市場が閉鎖されて再開されないという事態も想定しておく。
□自分のミスを説明できるまで理解していること。
□根源的経済性をそなえ、正直かつ有能な経営陣に率いられたビジネスを理にかなった価格で買収する。
□過去のことをくよくよ考えない。未来のことを考える。
□みんなが強欲な時に臆病に、みんなが臆病な時に強欲に
□誰も注目していない銘柄に注目する
□良くないことをしているときは、やめる
□他人の財産に嫉妬心を抱かないこと
□正しい投資機会を待てること
□価値のある銘柄を安い価格で買う(売りはその逆)
□良い銘柄を良い価格でタイミング良く買う(または売る)
□過去の取引、現在の取引に執着しないこと
□体調が万全で、前日に睡眠をしっかり取っており、良い精神状態でトレードを行うこと
□明確な抵抗帯がはっきりと分かるところでエントリー、決済、損切する
□絶対に損をしないこと、そしてそれを忘れないこと
□注文が集中しているポイントを知ること
□注文が集中しているポイントで発生した損切注文の短期的な流れに逆らわないこと
□今までの失敗リストを確認すること、そして今までの失敗を忘れないこと
□トレードルールを確認して、トレードルールを忘れないこと。
□長期間(1年間以上)一貫してトレードルールを守ること。
□今自分が何をしようとしているのか理解すること(リスクは自分の無知から生じる)
□ポジションを決済(損切、利益確定どちらでも)したら、24時間以内は新しくエントリーしない
□1回のトレードの損切は2%以内にすること
□5%負けたら全ての取引を終わらせ、48時間は相場から離れる事
□私生活に影響を及ぼさない余裕のある範囲でトレードすること
□イライラしていないこと
□ストレスを感じないポジションを持つこと
□次に同じ相場はやってこないということを認識すること
□正しくトレンドを確認する事
□流動性の高い値動きの良い時間帯とマーケットを選択すること
□移動平均線のパターン(グランビルの法則)を確認する
□投資家心理(フィボナッチの戻し)を確認する
□サポートとレジスタンス(水平線、トレンドライン、移動平均線)を確認する
□直近の終値、始値を確認する
□チャートのパターンを確認する
□ストップとターゲットを決めること
□トレードする事にのみ集中できていること
□トレードの止め時を決める
□経済指標、今週1週間のイベントを確認すること
□金曜日にポジションの持ち越しのリスクがあれば止める
□1日の記録をつけること
□他人の予想、他人のトレードを真似してトレードはしないこと
□他人のツール、他人の運用ルールを深く理解せずに使用しないこと
□レンジ相場で順張りトレードをしないこと
□トレンド相場で逆張りトレードをしないこと
□失敗を他人のせいにしないこと
□常に新しい事を学び、謙虚であること
□今しかチャンスがないと慌ててトレードしないこと(チャンスは誰にも繰り返しやって来る)
□群衆心理を避ける
□天井と底を取ることをゴールにしないこと
□天井と底の値幅の利益を取ること
□前回の高値、安値が安全な場合もあるが、安全なポジションと思い込まないこと
□両建てをしないこと
□絶対に勝てるというポジションは存在しない。ここが危険な場所、安全な場所と思い込みをしないこと。
□大台では揉み合う可能性が高い事を認識すること
□重要なラインを抜けたら素直にトレンドに従うこと
□騙しに騙されないこと
□長期の流れを知ること、月の値幅を意識すること

2020年7月6日、ドル円は上髭3本出ており、短期的な売りサインが出ていました。

週間マーケット分析の動画でもお伝えしましたが、106.75-108.25のレンジと見ています。

 

動画でも売りたい、Twitterでも7月6日に107.7前後にドル円があった際に売りたいと書きましたが、翌日綺麗に下げたのは自分と同じように売りたいトレーダーが多かったのかと思います。

 

ドル円のチャートはとても綺麗なエリオット波動であったため、実録チャートパターン集として記事にしたいと思いました。

 

ドル円は上髭3本出ており、短期的な売りサインとTwitterの方で昨日書きましたが、大正解ですね。

 

Twitterはこちら

https://twitter.com/CNriHito

 

次の展開なんですが、エリオット波動の第8波が完成しました。

 

4時間足チャートの57,100SMAがサポートにあたり、21SMAがレジスタンスとなります。

詳細な説明は、Tweetに収まらないので動画で説明しています。

 

エリオット波動理論はダウ理論の発展系となります。詳細は動画にまとめましたので、そちらをご覧ください。

 

[テクニカル分析]エリオット波動【FX/株/仮想通貨/先物市場】

 

4時間足のエリオット波動1-8波は、日足では波動7-8波に過ぎず、 日足のエリオット波動1-8波は、週足、月足ではさらに小さな波に過ぎません。

 

これはダウ理論ではトレンドは3種類あると定義していて、 主要トレンド、二次トレンド、小トレンドに分けることが出来ます。

 

この小トレンドが4時間足ですね。ダウ理論はpart2の手法の記事でも説明していますが、一度別の形で説明する記事を書いてもいいかもしれませんね。

 

それではまた!

Twitterの方でも記載しましたが、相場の原理原則や短期売買戦略の7つを言語化し、
 
さらに洗練されたトレードシステムを形成する事を目的とし、1つ1つまとめて体系化していきます。
 
この研究の目的は自分自身が相場をさらに理解することと、そして他者へ理解してもらうこと。
 
他者へ理解してもらったことで初めて自分自身習得が完了したという事にもなります。
 
さらに勝てる可能性を最大限に上げて、読んでもらった方に実際に利益をあげてもらうという事を目的に構成しています。
 
もしこれで勝てないのであれば、資金管理の見直し、もしくは手法自体の見直しを検討する必要があるでしょう。
 
では、まず独自の7つの売買戦略のタイトルを以下に記載します。
 
1.フィボナッチリトレースメントの戻りを利用した短期売買戦略

英訳: Bungy Jump Fibonacchi Return

 

2.タートルズのドンチャンブレイクアウト、リンダ・ラリーのタートルズスープの短期的エッジを利用した新短期売買戦略

3.トレンドラインを利用した2倍枠の利確ターゲット算出
英訳:Double margin profit line trend line
 
4.順方向トレンドに逆らった一時的戻しの戦略
英訳:Temporary reversal strategy against the forward trend
 
5.王道ダウ理論による[三尊]の正しい使い方
英訳:Correct use of the three royal roads
 
6.パーフェクトオーダーとストキャスティクス/RCI/MACDを利用した逆張り戦略
英訳:Inverse strategy using perfect order and MACD
 
7.ボリンジャーバンドを利用したレンジ内トレード戦略
英訳:In-range trading using Bollinger Bands
 
7つの手法以外にもセンテンスという相場のチャートパターンを利用した短期売買戦略があります。
ここでは簡単にパターンの紹介だけに留めておくことにします。
 
ギャップ
リバーサルパターン
ネックライン
トライアングル
ダブル・トップ
だましシグナル
チャネルライン
トレンドライン
レジスタンスライン
ヘッドアンドショルダー
Vフォーメーション
フラッグ、ペナント
レクタングルフォーメーション
ディセンディングトライアングル
ウェッジフォーメーション
ダイヤモンドフォーメーション
ブロードニングフォーメーション
ソーサーまたはラウンディングトップ/ボトム
ギャンのアングル
エリオット波動
トリプルトップ、トリプルボトム
 
他にもローソク足で様々なサインやパターンがあります、主要なものだけ挙げておきます。
前日高値(または安値)の切り上げ、切り下げによる短期的強気・弱気判断
9の法則
上髭、下髭などなど
 
一旦長くなってしまったので、別の記事で1つ目の手法の解説に入りたいと思います。
 
1.フィボナッチリトレースメントの戻りを利用した短期売買戦略
英訳: Bungy Jump Fibonacchi Return

7 tradhing methods, part 2の説明を行います。

 

この手法はタートルズのトレーダー集団が利用した勝率3割のドンチャンブレイクアウト手法とリンダ・ラリーのタートルスープの短期的エッジを利用した新短期売買戦略となります。

 

英訳では短くAnti-Trade Rule named Heartbreak Slopeと略称をつけました。

 

Edge Tradeでも良かったですが、タートルスープ、ドンチャンのルールと異なる部分もあり、Antiとしています。

 

日本語訳では心臓破りの坂。買いの場合は、頂上付近の急こう配で、遠くに見える丘よりもさらに高い丘を息を切らしながら全力で駆け上っていく。

頂上では乗り物の停留所まで下って、そこから乗り物の力で急速に下がっていくイメージです。

 

それぞれの手法を簡略化して説明します。

 

【ドンチャンルール】

買いの場合(売りルールはその逆)

1.終値が、過去40日間の最高値を更新したら、順張りで買いでエントリーする。

2.終値が、過去の20日間の最安値を更新したら手仕舞う。

 

【タートルスープ】

買いルール(売りルールはその逆)

1.終値が過去20日間の最安値を更新していること
2,過去20日間の最安値が、今日よりも4営業日前に生じていること
3.マーケットが過去20日間の最安値を下回った後、前回の最安値よりも少し上に逆指値の買い注文を仕掛ける。
4.逆指値注文が通った場合、今日の安値より少し下に逆指値の売り注文(損切注文)を置く。
5.ポジションに利が乗った場合、手仕舞いの逆指値注文を利益確保のため上げていく。
※このトレードは2~3時間程度で終了する場合もあれば、数日に及ぶことがある。
6.再仕掛けのルール
もしトレードの1日目、2日目で損切になれば、最初に仕掛けた価格のレベルで(1日目と2日目のみ)、再び逆指値の買い注文を置いて仕掛け直しても良い。
こうすることで、少額でも利益を取り戻せる可能性がある。
 

◆タートルスープ実例

では実際にFXドル円の日足チャートを使って、タートルスープの検証を行う。

 

2020/4/28に過去20日間の安値(106.913)を更新する。

106.913よりも少し上の位置で、買いの逆指値注文(107.013)を入れる。

※便宜上10pips上の107.013としたが、正しい位置かどうかは自分の意志で判断し、決定する

 

4/30に買いの逆指値注文が通り、107.013で買いエントリーする。

逆指値は106.289に設定する。

※ここで注意したいのが、タートルスープの場合、70pipsの値幅の損切幅であること。

 

5.ポジションに利が乗った場合、手仕舞いの逆指値注文を利益確保のため上げていく。

上記の通り、手仕舞いの逆指値を上げていくが、日足の安値で切り上げると翌日に106.4前後で損切に遭うだろう。

つまり、日足でエントリーした場合、数時間で利益確定を行わないと、幅が広い損切に遭うリスクが高くなる。

 

利益確定の目安として、ダウ理論というものを改めて説明しておく必要がある。

 

ダウ理論では主要トレンドの中に二次トレンドが形成されるが、エリオット波動の第8波までを主要トレンドと仮定する。

日足でいえば、エリオット波動8波が形成されるが、その中に4時間足の小さなエリオット波動8波が形成される場合がある。

 

このように大きな波動の中に、少し小さな波動がある。週足や月足で見るとさらに大きな波動がある。それがダウ理論である。

 

このダウ理論を利用して利益確定の目安として個人個人で適切に波を捉えて、決済価格を算出していき、適切な価格帯で決済していく必要がある。

 

もちろん足の終値を見ていき、機械的にトレール注文をしても良い。

 

トレール注文の話に戻ると、損切を切り上げる注文は日足よりもさらに短い時間軸の足を見る必要があるだろう。

次に5/7にタートルスープのルール通りにエントリーすると、5/7に106.452で買いの逆指値をエントリーする。

105.936よりも下の位置に損切注文を置く。

そしてエリオット波動上昇第5波(Part1の習得が前提)の6/8の上髭を確認して109.64で決済する。

 

318.8pipsの利益になる。

損切した場合は51.6pipsになる。

70%の確率で利益になるものの、残り30%の確率で4/30にトライした場合は、50pipsもしくは-70pipsとなる手法である。

 

ただし、最初の4/30のトライは、タートルスープが不利になる逆三尊の下方ブレイクで仕掛けている。

 

Part5の王道ダウ理論による三尊の正しい使い方を習得することで正しいエントリーの判断が可能となり、50+318の計368pipsが利益となる。
 
Part5を使用せず、またトータルスープの戦略だけで短期的に数時間で手仕舞ってしまうと70-70=0pips程度で利益は残らない可能性がある。
 
4時間足高値5/7 106.669を5/9に再度付けた後、106前半までの戻しで買い、5/12 22:00-2:00で107.7で利確する短期トレードも可能である。
 
日足ではここまでの上昇がエリオット波動上昇第1派の上昇で、そこから2波の短期戻しを狙い、107.7で売り、ブライクラインの106.6前後で手仕舞う。
 
106.6で買い、エリオット波動上昇3波、4波、5波と売り、買い、売りと波に合わせてエントリーしたい。
 
タートルスープで買いを行い、日足エリオット波動の上昇第1波の波に乗る。
※下図の4時間足の5/7~5/12 2:00までが日足でいう第1波の上昇波となる。
4時間足にもエリオット波動のようなものがあり、上げ下げを行って最終的に上昇している。
 
そこから2波のブレイクラインまでの下げを売りで取る、下げたら上昇3波を買いで乗る。
 
ドンチャンルールの説明と、この本ルールの説明を次の記事で説明する。
 
 
7 tradhing methods, part 2
次にドンチャンルールを利用した以下の短期トレードの手法を利用する。

【ドンチャンルール】

1.終値が、過去40日間の最高値を更新した順張りでエントリーする。

2.終値が、過去の20日間の最安値を更新したら手仕舞う。

 

ドンチャンルールの勝率は30%程度と言われているが、最安値や最高値を更新した場合、そこには確かに優位性がある。

 

【ドンチャンを利用した新エントリールール】

売りの場合(買いはその逆)

1.終値が過去20日間または40日間の最安値を更新したら売る。

2.4時間~8時間足の次の足で決済する。

 

ルールとしてはこれだけとなる。

実際はこのような新高値や新安値を更新して流れる乗ることは心理的にも難しく非常に困難である。

なぜなら、相場では誰もが利益を残したいと考えて、他人のロスカットを刈り取り、出し抜き、勝ち残りたいと歴戦の勝者と強い新しいトレーダーが競いあっている鉄火場である。

 

ノイズもあり、短期的には抵抗帯もあり、新高値では一見高値を超えられないように思えるし、新安値では反発せずに、奈落の底にどこまでも落ちていく雰囲気があり、通常その細かい動きを見ると手が出ない。

 

それが心臓破りの丘という英語表記にしているゆえんでもある。

 

またエントリーのタイミングが就寝中の平日深夜2:00になることもざらで、日中帯に仕事がある日本人トレーダには手が出しづらい。

 

しかしながら、メンタルを整え、市場の雰囲気や自分自身の心理状況を律して、合理的にルール通り適切なタイミングでルール通り、適切なポジションでエントリーできれば利益を得ることが可能である。

 

Patern2の本章の全体の流れを以下にまとめる。

【ドンチャンを利用した新エントリールール】

1.終値が過去20日間または40日間の最安値を更新したら売る

2.4時間~8時間足の次の足で決済する。

 

【タートルスープを利用した新エントリールール】

3.2で決済後、買いでエントリーする。損切は直近4時間、または8時間の新安値にする

4.日足、4時間足で逆三尊、エリオット波動上昇第1派などのチャートパターンをあらかじめ予測、計測し、適切な決済価格(上髭など)で算出する

5.決済価格を元に、ターゲット到達を持って、決済して、逆方向に売りエントリーする

6.逆三尊やエリオット波動上昇第2波などの売りエントリーの適切な決済価格を算出する。

7.適切な決済価格を元に決済し、チャートパターン崩壊や、直近新高値または安値を更新した場合に損切を行う。

 

 

本来のタートルスープでは、ドル円では損失は50pipsになることも多く、ポンド円などでは100pips近い損失となる事があるため、ドンチャンルールと組み合わせて、その弱点を補強したものが本手法の趣旨である。

 

このように動きやすいというものであるため、MACDのヒストグラム、ストキャスティクスのオシレータや、移動平均を見たり、相場理論を持って補って使用するとより良い。

 

オシレータや移動平均の読み方については、以下の記事で説明を行う。

 

6/28時点で未作成

6.パーフェクトオーダーとストキャスティクス/RCI/MACDを利用した逆張り戦略
英訳:Inverse strategy using perfect order and MACD