ワーキングマザーのわくわくな毎日 -450ページ目

生きることの質

生きることの質 (岩波現代文庫)/日野原 重明
¥1,050
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図書館で、ふとめにとまった1冊。


日野原先生といえば、聖路加病院理事長、「生き方上手」などの著書がベストセラー。

お名前は知っていましたが、本を読んだことはありませんでした。

図書館で目にとまったとき、読まなくちゃ、と直感しました。


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ここ最近、自分の生き方、命についてよく考えます。


若いときは、死はまだまだ遠く先にあるもので、できるだけ考えないように、見ないようにして過ごしてきました。ずっと死ぬということ、命に限りがあるということに漠然とした恐怖がありました。だから、目をつぶり、まだまだ先のこと。今が楽しければ大丈夫、と思ってきました。


今から12年前、当時16歳、高校1年生だった弟が、不慮の事故で亡くなりました。その事実を受け入れることができず、避けて避けてきました。ようやく受け入れられるようになったのは、最近のことです。


そして同時に、自分の死も身近に感じるようになり、長いようで短いこれからの人生をどうて生きていけばいいのか、時折考えます。



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”本来の自然のありかたで起こることは快いもの。”

”本来、死とはそういうもので、眠りにつくように、忘却の中に消えていくものである。”


医師としてたくさんの死と向き合ってきた先生の言葉の説得力と、暖かさ。

読み進めるうちに、死への恐怖が和らいでいきました。


いずれ、みんな、あの世へいくんだから。何も怖いことなんてないんですよね。



何かやらなければ!と焦りを感じていた時期もありましたが、

特別なことをするばかりが、いいことなのではなく、

この世に生をうけたことに感謝し、

毎日健康で暮らせることに感謝し、

ありがとうの気持ちを忘れずに暮らしていくことが、

まずは私のやるべきこと。


小さな幸せを積み上げて、ふと振り返ったら、大きな幸せができあがっていた、

そんな人生を目指したいなと思いました。