今日は,多項式環の構成の話。今まで,当たり前のように多項式や有理関数を扱っていたが,関数がwell-defined であることや,ちゃんと定義されるということを聞いたのは初めて。

内容は結構面白いものなので,是非とも中学生や高校生に話してみたいものだが,実際のところは断念。数学と言う教科自体に拒否反応が出るようで…sigh。

碌に数学の勉強もしていないのに,面白いくないやら,世の中の役に立っていないやら,言ってほしくありません。勉強しだすと本当に面白い強化だと思います。


世の中は,理数離れが着実に進んでいるので,科学技術大国日本の将来は危ないですね。少しでも食い止めるようにしないと。
慢性鼻炎が今の時期ピークになっていて,かなり辛いです。呼吸がまともにできません。自然と口呼吸になってくるので,それに伴って喉もやられます。

ですが,最近になってやっと回復してきました。一応,呼吸することが可能になりました。


今日は,久々に高校時代の友達と遊んできます。


アルコールはほどほどにしておかないと…ww
とうとう始まりました。今日は,

 "微分方程式"と"原書講読"

という授業です。ここで少し数学用語の説明をします。

微分方程式というのは,その名の通り微分した形の式が中に入っている方程式のことです。

微分自体は高校の数IIで勉強することです。例えば,


  x"=x

を満たすxを求めよ。といった問題などです。ですが,これはあくまで普通の理系の学生が勉強する内容で,僕が在籍する数学科では,主に"理論"を考えます。解けることももちろん重要ですが,

"一体,どのような形の微分方程式が,実際に解くことができるのか?"

を調べたりするわけです。


原書講読においては,実際に洋書を和訳していき,授業内で先生からランダムに指名されたとき,和訳と数学的内容を解説する授業です。ただ,分量がかなり多い…。大体3週間程度で洋書を60ページ読むものと考えていただければ,多少大変であることが分かっていただけると思います。


という訳で,これから少し和訳をします。とはいえ,明日(もう今日と言った方が正しい)は1限から授業があるので,あまり遅くまで起きていられません。