久々に秋らしい2日続きの気持ちよい秋空に恵まれた。散歩日和であるが、今時、心を洗ってくれる草花にめぐり合えない。

公園を散策しても彩色豊かなものが、目に入らない季節である。

身近に見つかったものは、これでした。

トラノオ




花壇一面に咲いていても秋を感じさせないのは、なぜなのでしょうか。

次のミズヒキの方が、私には秋を感じさせてくれます。




こちらのオミナエシはさらに秋を感じさせてくれる趣の異なる花です。



同系色のキバナコスモスも昨年のこぼれ種で雑草の中に可憐に咲いていました。



松の幹に松ボックリが引っ掛かって、地面に落ちずに耐えていた。

幹の下の方は、3分の1ほどえぐられた状況で、口をあけているように見える。松ボックリの位置は丁度目の辺りにある。

なぜ口の部分がえぐられたのか不明である。


その帰り道、大きなカマキリに出会う。オミナエシの茎に逆さにこれまたぶら下がり状態であった。



特に富豪の館に興味があるわけではなく、たまたま上野で昼食会があったので、明治の重要文化財を覗いて、夜の飲み会までの時間つぶしをこの旧岩崎邸で試みただけのことである。




不忍池のすぐ側にあるのだが、池に沿って走る道路際のビル郡と庭園の木々ににはばまれて、一段高い台地にあっても、この建物は、なだらかな砂利道を200m強さかのぼらなければ、見ることが出来ない。


三菱創設者の岩崎弥太郎の長男・久弥氏の意向を採り入れて、ジョサイア・コンドルが設計したものである。コンドルは、鹿鳴館・上野博物館・ニコライ堂等、数多くの建築物を日本に残した建築家として知られている。



広大な裏庭から撮った写真ですが、庭の広さから、建物が小さく見えます。江戸時代に越後高田藩の榊原康政の屋敷があった敷地で、15000坪あったそうです。この敷地に今では、最高裁判所の司法研修所のビルが建てられており、なんとも言えぬ複雑な気持ちになりました。

二階のベランダの一部です。内部はサンルームを除いて、重厚な壁と天井の装飾に目を見張るものがあります。写真も沢山撮りましたが、省略します。


この洋館から、長い渡り廊下で和室に繋がっています。この建物も桁違いに広く、贅をきわめています。昨今、格差論議が話題になっていますが、この時代の格差は、どんなものだったか創造するだけでも恐ろしくなります。


岩崎家はこの本邸のほかに、高輪別邸・駒込別邸・深川別邸があり、駒込別邸・深川別邸は東京都に寄進され、今では六義園・清澄公園として都民の憩いの場所となっていることを付け加えておきます。