女郎花は、秋の七草のひとつオミナエシです。変な読み方をしないでください。

  • 万葉集 :秋の七草:「萩の花尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)
  • 源氏物語 では歌の言葉、前栽の花や襲色目の名として何箇所にも出てくる
    「女郎花しほるゝ野辺をいづことて一夜ばかりの宿を借りけむ」(夕霧 の巻)
    「霧ふかきあしたの原のをみなへし心をよせて見る人ぞ見る」(総角 の巻)
  • 「ほど近き法の御山をたのみたる女郎花かと見ゆるなりけれ 晶子」(与謝野晶子 の『源氏物語』訳「手習 」より)

    など、古くから親しまれていたようです。




    残念ながら写真はありませんが、「男郎花」オトコエシという同系の白い花もあるそうです。

    本日は見つからないので「女郎花」だけですみません。



    名前のせいか、虫がたくさん群がっていました。


    龍の下に衣を書いて衣のあわせと読むことをオミナエシのおかげで知ることが出来ました。

    この名前は色目にも使われているからですが、平安の高貴な方の自然を生活に取り入れる文学的趣向に、驚くばかりです。

  • 昨日は、中秋の名月。雲厚くカメラの出番はありませんでした。今日が満月というので待っていたが、この時間まで姿を見せてくれない。

    台湾までいって、来なくてもよいのに方向を変えた「親父」の影響であろうか、雲に覆われている。


    やむなく、こちらも方向転換。円形のものに切り替えることにする。

    キノコの名前はわからないが、においだけは悪くない。



    円いハズが「ひまわり」のように歯車状のきのこを見つけたのだ。

    どのようにしてこのような形状になったか不明。同種とおぼしきキノコがこの近辺で見つかったので、映しておいた。、上の形にどうして変化したのか。関西弁で「けったいな」といえばよいのだろうか。





    花壇の花は、夏の名残りがあり、けばけばしい。花よりも葉がしゃしゃり出ている。葉の一部分を見ている限りでは、美しい趣があっても、人間の顔と同じように、鼻より歯がでしゃばっているのは、いただけない。



    それに比べると、刈っても刈ってもその生命力を維持する雑草は、管理されている公園の樹木にとっては、迷惑な存在ではあるが、朝夕の光を浴びて、見る人にとっては、自然の詩を提供してくれる。

    こんな光を浴びている雑草が、棘つげしくつんとすました花木より、時には、素朴な美しさを感じさせてくれる。