2024-03-01 キュンパス紀行1 | シーラカンスと僕

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2024年冬、JR東日本が最強のフリー切符を解き放ちました。





その名は「旅せよ平日!たびキュン早割パス」。


通称"キュンパス"。



その効力は1日間JR東日本エリア内の新幹線/特急列車が乗り放題というもの。


価格はなんと1万円。


参加までに、東京〜仙台や東京〜新潟が片道1万円の目安です。




こんなものは知ってしまったが最後、目的も行き先も決めてないけど買わざるを得ません。





そして北海道旅行からちょうど2週間後。



"キュンパス"を懐に忍ばせて再び雪国を目指します。




最終目的は青森。



なんとな〜くの行程は考えてあるけれど、基本的は行き当たりばったりのアドリブ全開旅でお送りします。








スタートは4時半。


たぶん史上最も早い旅立ちです。



小田原を4:30に出るこの列車は、東海道線自体の一番列車。



そのくせ辻堂・藤沢では立ち客が出始めるくらいには混み合っていました。



朝の東海道線、えげつないな。。。







東京駅に着いたのは5:52。



早速新幹線ホームに上がりましょう。



発車案内板に並ぶ見慣れぬ地名にワクワクさせられます。



こう見えてJR東の新幹線に乗るのは初めて。



車種も行き先も豊富で楽しいよね。






新潟行き一番列車の"とき301号"。




この日は平日だったからなのか、東京6時ちょうど発の"はやぶさ号"の設定はありません。



なんでJR東は6時ちょうどの列車を定期化していないんだろうね??



ある程度の需要はありそうなのに。。。






さて、わたくしが乗るのは"つばさ121号"。



新型車両への置き換えが決まっているE3系に乗りたい、というところから始まった毎度の葬式鉄魂です。



銀色の車体がカッコ良かったのに、ある年を境に紫色に塗り替えられてしまいました。。。




どうな角度から見ようとも銀色の方がいいけどなあ。








意外とレアな"つばさ号"単独運行便なので、長いホームにポツンと7両編成が停まっています。



ちなみにこの1週間後、ブレーキが効かなくなったとかで郡山でオーバーランをかました列車です。


その対策として現在はE2系またはE5系と連結して走っているみたいです。




そして同じE3系の中でもレアな編成に当たったようで。


1本しかない1000番台なんだとか。



これは幸先いいぞ。







"つばさ号"は在来線に直通する兼ね合いで、少し小ぶりに造られています。



なので新幹線の駅ではニュッとステップを出し、ホームとの差を埋めています。




なんかもうこんな細かいことすらもテンションの上がる要因になれる。




これは"キュンパス"ハイというやつなのか…?



ちなみに前の日1〜2時間しか寝ていないので、ある種のハイであることは間違い無さそう。






そろそろ乗り込みましょうか。


東京を出るのは6:12。



こんな早朝にも関わらず、なんと全車満席の盛況っぷり。



完全にナメていたこともあり、指定を取った時には既に通路側しか空いていませんでした。。。










上野から相席。



絶妙にする事がないし、車内が静かということもあってか大宮出た辺りで寝落ち。。。



目が覚めたら窓の外は雪景色。



これは予想外。



今年は暖冬で雪が少ないなんて騒がれていたのにな。








福島を出ると在来線区間。



アプローチ線の写真を撮り損ねたことを未だに悔いています。。。




いきなり福島/山形の県境へと近づくに連れて、どんどん積雪量が増えていくぞぉ。




かの有名な峠駅の通過もしっかりと見届けました。






米沢である程度の下車があったので、他の車両の空いてる窓際席に移動。



心なしかさっきまで乗っていた17号車よりグレード高くない…?




東京朝イチの"つばさ号"という特性からか、高畠や赤湯などの駅にも細かく停車していきます。






そして8:58 山形に到着。









指定席は終点の新庄まで買ってあったけれど、お腹空いたので衝動的に降りちゃいました。



これが行き当たりばったりの許されるフリー切符の強いところ。



ちょうど東京行きの"つばさ号"と近いタイミングで発車していきました。





改札を出る前に駅の中をうろうろしてみます。






あ!



東北っぽい電車がたくさんいる!!!








続、