ノリと勢いで八丈島を訪れてから約2年半。
そこから"東京島めぐり"と銘打って、伊豆諸島と小笠原諸島の島々に降り立ってきました。
9島目となる伊豆大島から2週間後、
今度は浜松町に来ています。
"島めぐり"を始める前までは、一切の土地勘がなかったこの町にも随分と詳しくなったものです。
東京に来るのはちょうど2ヶ月ぶり。
人の多さに辟易としながら電車を乗り継いでやって来ました。
いつものように竹芝まで歩き、
どん。
安心と信頼の東海汽船に身を委ねます。
黄色い船体が特徴的なこの船は"橘丸"。
専ら東京と三宅島、御蔵島、八丈島を結ぶ"三八航路"に充当されています。
乗船は通算で4回目。
さっそく甲板で夜食タイム。
コロナが明けたのと、コナン効果とで船内は見た事ないくらいの賑わい。
出港直後にレインボーブリッジを通過するイベントがあるため、デッキはカメラ片手の女子で溢れていました。
そんな環境にカップ麺を持って特攻するメンタルは無いので、1フロア下の甲板で大人しく麺をすすります。
翌朝ゆっくり出来るという安心感からか寝台に戻ったのは深夜1時過ぎ。
それでも船旅とは不思議なもんで、
ちゃんと朝6時には目が覚めてしまうんですな。
もうこんなに明るいんだね。
ちょうど船は思い出深い御蔵島に到着するところ。
この日の海は凪そのもの。
難なく接岸し、驚くことに30人くらいが下船していきました。
しかもみんなキラキラ男女たち。
ドルフィンスイムでもしに行くんだろうな。
伊豆諸島制覇まであと一歩の我々が知らない島の楽しみ方をしてやがる、、、っ。
御蔵島の出港と共に寝台に戻って二度寝。
起きたら八丈島がくっきりと見えていました。
既にレストランは朝の営業を終えていたので、菓子パンと缶コーヒーで済ませます。
バタバタと荷物をまとめて船を下りる準備。
おぉ…八丈だ……‼︎
初めての訪れた島でもあるため感慨深いものがあります。
八丈島は約1年ぶり。
まぁその時は下船できなかったんですけども。
宿やレンタカー屋の送迎車に吸い込まれてく観光客を横目に、我々は港の待合所へ。
ここで黄色い"橘丸"から白い"くろしお丸"に乗り換えます。
電車の乗り換えは幾度となく経験してきたけど、船のそれは初めて。
時刻はは9時半。
乗客4人を乗せた"くろしお丸"が出港します。
酔い止め薬を飲み、あと3時間ほど船に揺られます。
続、