【レポ】皆谷尚美&福富弥生『星降る夜のコンサート2020』at 花杏豆 八万店(徳島市八万町) | スタジオサークル BLOG 徳島の出張専門・親子写真スタジオ オフィシャルブログ

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出張専門で親子の記念写真を撮影してくれる徳島のフォトスタジオ・スタジオサークルの日記的ブログ。スタジオサークルのカメラマンが、撮影のことや、写真のことを、いろいろとつづります。

 

先日1/12(日)、徳島市八万町のレストラン・花杏豆さんにて、

シンガーソングライター皆谷尚美さん&福富弥生さんによるスペシャルライブ

『星降る夜のコンサート2020』が開催されました!

スタジオサークルは撮影のためにお邪魔させていただきましたよ〜!

本日のブログは、当日のようすをダイジェストでレポートいたします♫

 

 

 

 

 

 

 

徳島のシンガーソングライター

皆谷 尚美  NAOMI KAITANI

プロフィールはこちら

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YouTube:皆谷尚美 Kaitani Naomi YouTue公式チャンネル

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皆谷尚美 7th album

『この道〜風のメロディ〜』

収録曲

1.百年愛歌

2.インディゴ

3.この道

4.river

5.遠いこの街で

6.おかえりのうた

7.この世界の片隅で

8.この風と共に

9.sunset river

 

 

[皆谷尚美レギュラー]

ナオミの夢ラジオ

四国放送ラジオ(1269kHz)
毎週金曜 23:30〜
お便りはこちらまで→yume@jrt.jp

 

エッセイ

シンガーソングドランカー皆谷尚美の ひとり酒、カウンターめぐり

Geen(ジーン):徳島の月刊タウンマガジン

毎月25日発行 400円(税込)

県下書店やコンビニエンスストア等にて販売

 

 

徳島在住シンガーソングライター

福富 弥生  YAYOI FUKUTOMI

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http://fukutomi-yayoi.com

 

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福富弥生 2nd album

『live to love』

収録曲

1.24歳

2.ハロー

3.わたし

4.愛しい人

5.生命

6.コミュニケーション

7.自由なのです

8.UNBALANCE

9.ヒカリ

10.つづく

 

 

[福富弥生レギュラー]

ゴジカル!

四国放送

毎週月〜金曜 16:50〜 (出演:木曜)

番組HP=http://www.jrt.co.jp/tv/gojical/

 

B-jump Sunset

福富弥生のここにしかないラジオ

B-FM791 エフエムびざん(79.1MHz)
毎週火曜 18:30〜19:00

http://www.bfm.jp/index.php

 

カラフルキッチンプラス

ケーブルテレビあなん

http://www.tv-anan.jp

 

 

[皆谷尚美&福富弥生  レギュラー]

ラジオ大福

四国放送ラジオ(1269kHz)

毎週月〜金 あさ8:30〜11:40放送

パーソナリティー 保岡栄二(月〜木曜)  小玉晋平(金曜)
お便りはこちらまで→ daifuku@jrt.jp
番組HP= http://www2.jrt.co.jp/cgi-bin3/daifuku/

 

火曜日アシスタント

皆谷尚美

http://www2.jrt.co.jp/cgi-bin3/daifuku/daifuku.cgi?field=2

 

木曜日アシスタント

福富弥生 

http://www2.jrt.co.jp/cgi-bin3/daifuku/daifuku.cgi?field=4

 

 

 

(以下本文、敬称略)

 

 

昨年8月にデビュー20周年を迎え、

記念コンサート開催&7枚目のアルバム発売とますます精力的に活動中の皆谷尚美。

そして同じく昨年に自身2枚目となるオリジナルアルバムをリリースし、

レコ発ライブを大々的に開催した福富弥生。

2020年が始まったばかりの1月中旬、

徳島を代表するシンガーソングライターどうしのコラボコンサートが実現した。

県内のテレビやラジオなど各メディアへの出演、また各地のイベントでの演奏など、

普段から交流の深い関係性ながら、このようなツーマンライブは意外なことに初開催。

コンサートの告知からほどなくしてチケットがソールドアウトという事態になり、

2人の人気っぷりと勢いはますます上昇中のようだ。

 

 

 

タイトルは『星降る夜のコンサート』。冬の星空を見上げたくなる、詩的で美しい響きである。

会場は徳島市八万町の老舗レストラン・花杏豆(はなあんず)。

ディナータイムには定期的にジャズやフォークのライブが行われている古くからの人気店である。

 

 

 

 

 

雨がしとしと降り始める中、開場とともに店内は満員御礼。

食事タイムが終わり、ひとしきり歓談時間ののち、

19時30分ごろ皆谷尚美と福富弥生の2人がセンターステージに登場し、

会場内に自然と拍手が沸き起こる。

 

1曲目は、オリジナルのインスト曲「after the rain」が連弾によるスペシャルセッションで披露された。

プリモ(第一奏者)に福富弥生、セコンド(第二奏者)に皆谷尚美。

冬の夜にぴったりのしっとりムードな旋律がプレリュードとして優しく響く。

 

 

 

 

 

 

小気味良い連弾曲が終わり、いよいよここからがコンサート本編。

まずは福富弥生セット、1曲目はライブでおなじみの「好きなこと」。

1stアルバム『ここに生きてる』(2015)のオープニングを飾る、ポップでキッチュなマーチソングだ。

観客の手拍子を受けての小気味よい歌と演奏、ピースフルな世界観が広がる。

 

続いて2曲目は「ここにしかない徳島」。

福富弥生のルーツとも言える曲であり、初期のころから歌い続けられている徳島のご当地ソングの定番。

郷愁をかき立てられるメロディと伸びやかなボーカル、あたたかい気持ちでいっぱいになる。

途中でピアノを立って観客といっしょにハミングするシーンも。イントロのハプニングはご愛嬌だ。

 

 

 

3曲目は「ママの歌」。

母親のことをストレートにシンプルに歌ったバラード。

日常のストーリーをありのままに盛り込んだ歌詞の世界観を力強く歌い上げる。

 

続いて4曲目「わたあめ」は、四国放送の人気番組・ラジオ大福エンディングテーマとしておなじみ。

アップテンポで心が浮きたつようなムードを演出してくれる楽しいナンバーだ。

口笛を吹きながらリズムに身体を揺らせたい、とてもライブ映えするポップな曲である。

 

5曲目からは皆谷尚美とのジョイント。

福富はボーカル、皆谷はピアノに分かれ、

2ndアルバム『live to love』(2019)から「UNBALANCE」を披露。

女としてのストレートで赤裸々な想いが詰め込まれた歌詞は、

福富弥生という表現者の幅を感じさせる。

ピアノの前奏からスッとボーカルが入り込んでくる瞬間に心をぐっとつかまれる。

 

 

 

さらに続いては同じく2ndアルバムからの「愛しい人」。

真心で包みこむような歌い出しからサビにかけての盛り上がりに胸が熱くなる1曲。

吐息がもれるようなウェットな質感のボーカルが聞きどころ。

皆谷のバッキングは羽で鍵盤を撫でるかのような優しいタッチで心地よい。

 

シンガーとしての実力と魅力を兼ね備えた福富弥生は、

ガーリーでキュートな歌い方、シリアスかつアダルトな魅力に溢れた歌唱、

それぞれ両極端とも言えるスタイルを軽々と使い分けるアーティストである。

芯の通ったハリのある歌声は、皆谷尚美とはまた異なる響き・サウンドを持っている。

 

 

 

そしてバッキングに徹する皆谷尚美は、ふだんの弾き語りとはまったく違う迫力がある。

思わず息をのむほどの圧倒的演奏表現力で、

彼女が一流のピアニストであるという当たり前のことを気づかせてくれる。

ボーカル福富への思いやりと優しさに満ち溢れた演奏は、

2人の深く熱いリレーションシップを体現しているかのようで微笑ましくもある。

 

1991年にジョージ・ハリスンが久々のコンサートを日本で開催した際、

彼の盟友エリック・クラプトンとそのバンドが全面バックアップに回るという編成だったが、

後ろでギタープレイに専念したエリック・クラプトンの存在感と安定感はすさまじく、

ファンはそのビッグな2人の長年の友情と絆をひしひしと感じ取ったものである。

福富弥生という素晴らしいボーカリストの後ろで軽やかに伴奏をする皆谷尚美、

豪華共演という言葉では語りつくせない光景だと思う。

 

 

 

ここで皆谷尚美にバトンタッチ。

1曲目は「奇跡」。

4thアルバム『冬灯(fuyuakari)』(2009)に収録のバージョンでは大胆なスカのアレンジだったが、

ここではピアノ1本のミディアムバラードとしてしっとりと再演。

今回のコンサートの主題である”星降る夜”にぴったりの美しいナンバーである。

 

そしてMCを挟まず続けて披露されたのは「この道」。

6thアルバム『秋彩(akisai)』(2014)ではバンドver.、

そして最新7thアルバム『この道〜風のメロディ〜』には弾き語りver.でセルフカバーと、

2つのパターンで収録された特別なナンバーである。

皆谷ソングのザ・王道というべき軽やかな歌とメロディー、

そして明るくポジティブな歌詞の世界観。

両手が鍵盤の上で飛び跳ねながら、伸びやかなボーカルが重なる。

 

 

 

シンガーとして、そしてピアニストとして、

いままで全国各地のライブ会場にある数多くのピアノを弾いてきた皆谷尚美。

「今日はとてもピアノと仲良くなれそうです」と静かにコメント。

長年、付き合ってきたピアノというかけがえのない”相棒”への慈愛のメッセージ、はたまた激励か。

 

3曲目は「ひとりの世界で」。

徳島のアニメーション制作会社ufotableのオリジナル短編アニメ『桜の温度』の主題歌として書かれた作品である。

思い悩みながらも懸命に日々を生きる青春時代を回想しながら歌う、ドラマチックな1曲。

抑圧された感情を解放するかのようなボーカル、サビにかけての盛り上がりに胸を打たれる。

 

そして「祈り〜song for you〜」。

この曲は2011年東日本大震災の復興応援のため、

複数のアーティストとコラボレーションにより生み出されたチャリティーソングである。

この曲は唯一CDになっておらず、iTunesストアのみでの販売となっており、

購入すると手数料を差し引いた金額が寄付金として入るようになっている。

https://music.apple.com/jp/album/451426474?app=itunes

 

 

 

 

 

さらに次は最新アルバムからの新曲「おかえりのうた」。

大切な家族を想うあたたかいキモチを歌い上げるスロウなナンバー。

頑張れ、負けるな、というストレートな応援メッセージが、

この時代に働くすべての人々の心に響き、癒される。

 

皆谷尚美パートの最後は、

戦時下の困難と人々の暮らしを描いたアニメ映画『この世界の片隅に』からインスパイアを受けて制作された新曲「この世界の片隅で」。

暗く、重く、つらさを感じさせる重厚なイントロから、

希望と平和を祈るようなエンディングまで、情感のままに歌い伝える。

 

 

 

 

ここで再び福富弥生が登場し、いよいよクライマックスに向けての共演。

ボーカルとピアノ伴奏に分かれて福富弥生の「ハロー」からスタート。

ファルセットの効いた歌声でのびのびとパフォーマンスする福富、

そこに皆谷が優しくさりげなくコーラスを添える。

 

 

 

 

 

誰もが知ってるスタンダードナンバー「上を向いて歩こう」は、

観客とともに合唱スタイルでのパフォーマンス。

福富がタンバリンを打ち鳴らしながらオーディエンスを導き、

会場のムードがみるみるうちに渾然一体となっていく。

皆谷のバッキングはジャジーなアレンジでおしゃれに響く。

純正のポップスからオーセンティックなジャズやクラシックまで、

皆谷尚美のピアニストとしての引き出しの多さと深さ、そしてその幅に改めて驚かされる。

 

 

 

 

フィナーレは皆谷尚美の「このまちとくしま」。

1番は福富、2番を皆谷がそれぞれ分け合って歌うスタイルが新鮮。

”スカイ!””ウィンド!””リバー”というおなじみの掛け合い部分もお互いにコール&レスポンス、

そこにオーディエンスも相まっていっしょに盛り上がっていく。

お互いの笑顔が交差するハッピーなクライマックス、盛大な拍手とともにライブは幕を閉じた。

 

 


シンガーソングライターという表現者として、同じ場所・同じ時代に生きる2人のアーティスト。

そんな2人がひとつの舞台に立ちいっしょにパフォーマンスするスペシャルな夜は、

お互いへのリスペクトと心からの信頼が満ち溢れ、

とてもほっこりするようなステージングで大盛況となった。

 

ライブとは、演者とお客が一体となって作り上げるもの。

そしてライブとは、一期一会。

どれだけ同じ曲、同じ会場で演り続けたとしても、

ライブごとにそれぞれ異なるパッションやムードが生まれ、

そこには一度たりとも同じ瞬間はないのである。

ステージで繰り広げられる全力のパフォーマンスを全身で受け止め、

言葉と想いを感じ取り、その反応を演者へとフィードバックする。

音楽を通じた適切な距離感のあたたかいコミュニケーション、

そういうものを強く想い感じるコンサートだった。

 

皆谷尚美、福富弥生。

徳島自慢の2大シンガーソングライター、

これからもぜひあちこちで共演してほしいものである。

 

 

<セットリスト>

皆谷尚美&福富弥生

『星降る夜のコンサート2020』

2020.1.12(日) 花杏豆 八万店

 

皆谷尚美&福富弥生

1.after the rain (instrumental)

 

福富弥生

2.好きなこと

3.ここにしかない徳島

4.ママの歌

5.わたあめ

6.UNBALANCE feat.皆谷尚美/ピアノ

7.愛しい人 feat.皆谷尚美/ピアノ

 

皆谷尚美

8.奇跡

9.この道

10.ひとりの世界で

11.祈り〜song for you〜

12.おかえりのうた

13.この世界の片隅で

 

皆谷尚美&福富弥生

14.ハロー

15.上を向いて歩こう (cover)

16.このまちとくしま

 

 

 

<直近のライブ予定>

皆谷尚美

1/25(土)

岡山1stワンマンライブ〜遠いこの街で〜

城下公会堂/岡山県岡山市

 

福富弥生

3/1(日)

音の和 ひな祭りコンサート

阿波観光ホテル/徳島県徳島市

 

 

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