午前中、裏稼業のゆめブツ撮りでお世話になっているクライアントT社(広島県)スタジオより着信がありました。
着信画面に「T社スタジオ」と表示された瞬間、
こないだ納品した撮影がマズかったかな〜とか、なんかヘマやらかしたかな〜とか、
いつも良からぬことをあれこれ考えてしまうので、心臓バクバクです。
おそるおそる電話に出ると、いつもお世話になっているスタジオ課長・Wカメラマンの声。
「店舗でスタッフさんの撮影をする際、ライティングはどうやってますか?」
というご質問をいただき、
どう考えても釈迦に説法、河童に水練、
もしくは孔子に悟道という感じでまことに恐縮だったのですが、
あーだこーだと説明させていただきました。
ふだんのチラシ用の撮影では商品のみならず、
店舗に出向いて、スタッフさんをモデルとして人物撮影をする場合もたまにあります。
おおまかな手法を伝えたところで、その後はわたくしが詳しく解説するまでもなく、
ライティングの主な趣旨とセッティングを秒速でご理解いただくことができました。
ライティングというものは、特にストロボなど人工光の場合は、
カメラマンの好みがまぁまぁ反映されやすい部分だと思っておりまして、
わたくしの場合は、”柔らかな光で包み込みつつ方向性をつける”という光のイメージで、
いつもライトをセッティングしております。
で、なるべくレフを使わず、あくまでも自然な光の回り込みで陰影を作る、
という心がけで露出を制御しているのです。
ハイライトとシャドーで半段〜1段あるかないかくらいのコントラスト、
すなわち照明比でいえば1.5:1、または2:1くらいが理想の目標です。
直にストロボを打ち込んだりすることはほぼありません。
あらゆるどこかにバウンス、もしくは光のエッジをかすめる、
が基本のライティングスタイルです。
かつて写真館にいた時代は、いわゆる”写真館ライティング”とも呼ぶべき手法で、
ストロボによる光の組み立て方をまず覚えました。
メインライト+フロントライトの基本2灯で被写体に立体感をつけ、
頭上のスカイライト(面光源)もしくはトップライト(点光源)で髪の毛のディティールを浮き立たせ、
さらにはキッカーライト(ケズリ)でエッジを立たせて”活き活き感”を演出する、
仕上げにシャドーをサブロクサイズのレフでしっかり起こす、
といった感じに、多灯ライティングが当たり前の世界。
写真とは”光画”(=光で描く絵)である、という文字通りの技術でしたが、
わたくし個人的には、
上記のようなガチガチのライティングはいまいち好きじゃなかったんですよ。
被写体の造形をキッチリと写し取るという意味では正しいライティングだと思うのですが、
あまりに画一的な光でナチュラルな雰囲気に見えないので、どうも好きになれませんでした。
”なぜこの光量なのか”
”どうしてこの位置からライトを当てるのか”
”この照明の意味は何か”
という根本的なライティング知識をハラオチさせることを後回しにして、
ただただ定位置・定光量・定セットを繰り返す初期の日々でした。
しばらくやっていくうちにコマーシャルフォトの感覚によるライティングのほうに興味が出てきて、
さまざまなライティングの技術書を読んで独学で知識をつけました。
また、同時期に写真館に一時在籍していた私の師匠でありディレクターはコマーシャルスタジオの出身であり、
写真館とはまったく違う、商業写真におけるライティングの技術や考え方を教えてくれました。
”太陽はひとつ”の原則を始め、光の方向性や光質といった基本的な概念が理解でき、
夜中のスタジオでこっそりあれこれテストも実践。
導入したてのCanon 5Dをいじくりながら、光について黙々と勉強しましたね。
ふだんのお客さんの撮影時、ライトのセッティングを任されたときに、
いつもの写真館ライティングよりもっとナチュラルな雰囲気を出すべく、
勝手に自己流のライティングをよく準備していましたが、
BOSSにとってはさぞ迷惑でデキの悪いアシスタントだったことと思います。
そんなこんなで、ライティングの基本的な考え方や自分の好みが確立してきたところで、
自然光ライティングが写真館業界の主流となり、
どちらかというと光を掴むセンスや感覚的なものが優先されてくるようになりました。
(ちなみにわたくしがいた写真館は全国でもトップクラスの早さで
自然光スタジオを造成しており、
人工光でも自然光でもどちらでも撮影できることが強みだった)
それでもやはり、人工光によるライティングを目的や表現に応じてキッチリと組み立てることができる技術は、
これからもカメラマンとして必須の知識であり、また大きな財産になるとも思います。
今日の話もマニアックすぎですね、すみませんね。
さてさて本日のブログは、ビューティホーな着物ガールズの七五三&入学記念撮影をご紹介ですよー♫
今回は豪華ダブル主演で登場!!
まずは、ピカピカ1年生を目前に控えて絶好調のゴキゲンスマイル続出、
余裕のムードでモデルをこなす6歳レディ『あやの』ちゃん☆
そして、女子力バリバリのスマイリーガール、
パーフェクトな表情とポーズでベストショット保証の4歳シスター『りこ』ちゃん☆
超キュートな七五三コンビが登場でございます^^
プレミアムな笑顔が飛び出す愛と煌めきのデュオ。モンドセレクション最高金賞クラスのモデルっぷりでカメラマンとのフォトセッションに挑む
24時間オールタイムでゴキゲンエンジン大爆発。カメラを向ければ秒速笑顔という類まれなるワザを披露する
新入学までのカウントダウンを胸に、プレ1年生としてのプライドをかけたガールズスマイルを炸裂。楽勝ムード全開であらゆるリクエストに対応可能
撮影の舞台は、名西郡石井町にある中王子神社(なかおうじじんじゃ)さん!
町から少し外れたところにひっそりと佇む、
たいへん古い歴史があると言われている神社です^^
風が強くひんやり寒い1日でしたが、お天気はサイコーでまさしく撮影日和♫
それではさっそく境内にてレッツ・記念撮影タイムをスタートです^^
人里離れたところに位置するトラディショナルな空間。当神社の歴史やその他情報は続報を待て
なかおうじという呼び名から古来よりのヒストリーをビシバシ感じる。ロマンあふるるネーミングである
静かなるメイン会場へリング・イン。太陽がサンサンと降り注ぐ場所にていざ激闘が始まろうとしている
カメラの近くでごめんあそばせ
麗しの和装スタイルでバッキバキに仕上がった女子2名。パパママの間でひときわ輝きを放っている
寒い気温にもかかわらず、家族の笑顔は摂氏40℃オーバー。パッション満載のファミリーフォトが完成である
ヒーハー!
パーツ当てクイズ。さて私はどちらでしょう? A.姉 B.妹
パーツ当てクイズ part.2。さて私は何歳でしょう? A.4歳 B.40歳
あやのちゃん&りこちゃんのゴキゲンコンビは、
さすが女子というだけあって余裕のモデルっぷりでキュートな表情を連発!
カメラマンとひさびさの再会にも関わらず、
笑顔のロケットスタートで一気にベストショットが量産されていきます♫
もちろんそれぞれのソロ撮影も行なっていきますよ〜^o^
スタンダードな七五三的ポージング。赤とピンクのガーリッシュなカラーが神社の背景に映える
ズッ友宣言
さわやか三組〜
ボブ・ディランの名曲のごとく風に吹かれて。友よ答えは風に舞っている
我が七五三に一片の悔いなし!
独特のオーラを身にまといカメラ前へと仁王立ち。極めて高い戦闘力を誇る女子のおでましだ
新世界の神となる!
サンダー・ホーク直伝のトマホークバスターが炸裂。出掛かりの無敵時間で対空技として使いこなす
着物姿でたっぷりベストショットをゲットできたあとは、
すぐ近くの自宅へ戻って第二ラウンドの撮影会がスタート!
あやのちゃんの入学記念も兼ねて、ランドセル姿にお色直ししていただきました♫
じいちゃんばあちゃん、そしていとこのさほちゃんもゲスト参戦してパチリ。家族のKI-ZU-NAが紡がれたかけがえのないプレシャス・メモリー
長きに渡る学園生活を共に過ごす相棒を背負って。カラフルなピンク色がピカピカの1年生をひときわ目立たせる
ゼッコーチョー中畑清です
洋服スタイル+ランドセルというフォーマルな1年生コーデに身を包み、
あやのちゃんのソロ撮影・第二弾です♫
オシャレでかわいいピンク色のランドセルがとってもお似合いですね〜^^
リア充スマイルが炸裂。魅惑の学園生活を心待ちにしている
ドヤッ
身体にがっちりフィットする究極のバッグ。おてんば1年生のハードな動きにも柔軟に対応可
親愛なる相棒”シロン”ちゃんと共にパチリ。かのソフトバンク犬のようなひょうきんさで愛嬌を振りまく
またぐなよ!
ハドラー…これが最後のチャンスだ
「七五三女子のベストショットを狙うたった一つの冴えたやり方」わたしたちが伝授するわよ
「ぜったい帰ってから読んで!」と機材バッグに無理やり押し込められたラブレター。あやの氏からのハートフルなメッセージが詰まった涙ホロリの1枚
あやのちゃん&りこちゃん、2人のハイテンションなやんちゃパワー全開で、
女子力満載の笑顔もポーズも大連発!!
余裕のムードでばっちりモデル仕事をこなしてくれましたよ〜^^
七五三&入学というダブルの記念撮影で、
とっても素敵なベストショットが大漁でございます♫
ご家族の皆様、寒い中撮影にたくさんご協力いただきありがとうございました☆
また次回もお会いできることを楽しみにお待ちしておりまーす!
スタジオサークル
年中無休/10:00〜20:00
徳島県徳島市北常三島町3-40
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http://studio-circle.com/calendar/
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