気が付いたら、

世の中が凄く便利になっていて、
知らず知らずの間に
便利中毒に犯されている様に
感じてしまうこのごろです。

その便利さを生み出す原動力の一つに
微細加工技術の進化があります。

まだまだ進化を続けていますが、
代表的な微細加工技術の
一例が語られていました。



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下図は、
蟻が足の上に歯車をのせて
もてあそんでいる写真である。



実際にこんなシーンを
撮影したわけではなく、
マイクロマシーンの実際の大きさを
わかりやすくするために作った
デモンストレーション写真である。

この歯車の直径は
約0.15ミリメートルで、
厚さはそれ以下である。

人間の髪の毛の太さの直径が
約0.1ミリメートルであるので、
私たちが作ろうとしている機械が
いかに小さなものか想像がつくであろう。



上図aはこのような歯車を使って
作ったタービンである。

もし空気を写真の左下の溝から
上の溝に向かって流せば、
歯車はその力で回るであろうし、
逆に何らかの方法で
歯車を回転させてやれば、
空気がその方向に流れるであろう。



上図bは電気のモーターである。

私たちがふだん使っている
モーターのような電磁石のコイルはないが、
丸い歯車状になった部分(回転子)の先端に
プラスまたはマイナスの電場をかけ、
外側の6枚の電極の先端につぎつぎと
プラスとマイナスの電位をかければ、
回転子は電気的に引き合ったり、
反発したりして回転する。

これは静電モーターとよばれている。

上図cは自動車事故から
私たちのからだを守るエアバッグを
膨らませるための振動センサ ―である。

左下から右上にのびる部分の
一方の端だけが固定されており、
もう一方は固定されていない。

そのために、
水平にふるえる振動板となっている。

その振動板の両側には静止電極があり、
振動板と静止電極のあいだの狭いすきまが
電気のコンデンサとなっている。

この部品を
自動車のバンパーにとりつけておく。

もし、
自分の自動車が他の車や
障害物にぶつかると、
中央の振動板が振動し、
コンデンサにたまっていた電気が
いっせいに放電し、
エアバッグを膨らませるスイッチが
入るしくみになっている。

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現役で仕事をしていた頃は
時間に追われるような生活が日常でした。

新しい便利グッズはありがたいことでしたが
直ぐに慣れてしまって、
際限がないようなものでした。

今は時間がたっぷりあるので
便利グッズに依存することなく
「明日にするか~」って感じで
すっかり昔人間に戻りつつあるようです^^;