お米は高いけど、
葉物野菜は安くなりました。

サラダが気兼ねなく食べられて
お腹も喜んでいるようです。

青菜に含まれるβカロテンは
脂溶性ビタミンなので油で調理すれば、
吸収率がぐーんとアップするそうです。


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・βカロテンやクロロフィルの優れた抗酸化力

青菜といわれる野菜には、
ホウレン草や小松菜を筆頭に春菊、
ターサイ、クレソンなどいろいろあります。

これらに共通している栄養素として、
バランスに優れたビタミン類やミネラル、
食物繊維があげられます。

なかでもβカロテン、
ビタミンC・Eをはじめとする
抗酸化ビタミンに富んでいます。

鉄分やカルシウムも豊富ですから、
健康な血管、
血液を維持するには欠かせません。


また、
濃い緑色の元であるカロテノイドの
クロロフィルには、
優れた抗酸化作用があり、
活性酸素などの酸化物質に対抗して
動脈硬化や老化を抑えてくれます。


クロロフィルはその構造が
血球中の血色素と似ています。

そのため血色素にくっつきやすい有害物質が
いわば「勘違い」をして
クロロフィルに引き寄せられてしまうのです。

このおかげで、
酸化を起こす有害物は
悪さをする前に除去されてしまい、
血液が浄化されるというわけです。


・旬の時期はビタミン類が増える

青菜類に含まれるβカロテンは
脂溶性ビタミンなので、
油と一緒に摂ることで
吸収がぐーんとよくなります。

特に旬の時期には
ビタミン類の含有量が増えますから、
冬場のホウレン草や小松菜はソテーにしたり、
お浸しにする場合でも、
油揚げや厚揚げなどと一緒に
和えて食べましょう。

生で食べるよりかさが減るので、
たくさん食べられます。

ただし、
野沢菜やカラシナに含まれる、
血圧を下げる働きをするペプチド類は
生で摂るほうがよいので、
軽く塩もみしてから水分をしぼり、
浅漬け風にして食べるとよいでしょう。


ホウレン草100g中のビタミンCは、
夏20mg、冬60mg。

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青菜類にも食べ方があって
美味しさと健康の両方を備えた料理に
なっていたんですね。

ホウレン草のお浸しは子供の頃は大好きで
よく食べていました。

伝統の家庭料理って、さすがですね!