子供の頃、良く噛んで食べるように

言われたものです。

めんどくさがりだった私は、
あまり気にしてなくて、
サササッて食べていたと思います。

おかげで、歯医者さんでガリガリ

されるようになりました😅



古代人の歯の状態から
こんな考察をしている文がありました。

今更だけど、
古代の食糧事情を想像して
歯のありがたさが気になりました。


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●古代人と現代人の噛む力

むかしの人の顎の骨や歯を調べてみると、
下顎の角が張ってよく発達しており、
歯の噛む面(咬合面)が著しくすり減っている。

このような状態を咬耗というのだが、
この特徴は食生活と密接な関係が
あると考えられている。

たとえば卑弥呼の時代の日本人は
どのような食事をとっていたのだろうか。

おそらく、
木の根、木の実、
ほとんど調理しない生肉などで
あったと推測される。

こういった食品は、
相当よく噛み砕かなければ
食べられないようなものばかりである。

そして、
このような物を食べていた古代人は、
非常によく歯を使って、
しかも歯の表面で臼でひくように
噛み砕いて食べていたと想像される。

つまり、
彼らは食物を非常によく噛んで
食べていたのであろう。

その結果、
下顎がよく発達し、
歯の表面がすり減って
著しい咬耗が生じたと考えられる。

それにひきかえ、
我々が日常好んで食べているものを考えてみると、
肉にしても、
野菜や穀物にしても、
煮たり焼いたり調理をして
食べやすくしたものが大半である。

そのために、
我々の歯の表面はそんなにはすり減っていない。

ただし、
お年寄りで自分の歯で噛んでいる人には、
この歯の表面の咬耗という変化が
しばしば見られる。

それにしても、
古代人と比較すると現代人は
幅む力が低下しており、
噛む回数も極端に少なくなって
いるといわれている。

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大昔の古代人は、
良く噛んで食べるように言われなくても
良く噛まないと生きていけない時代だったし
美食なんて気持ちもなかったでしょうけど、
美味しく食べていたのでしょうか?
なんだか気になります。