今でも時々鮮明な光景が蘇る程の
社会人時代の思い出があります。


地方への長期出張仕事は、いろいろな人から、
真面目な話では、工場の仕組みとか、
危ない話では、俺はプロゴルファーの岡本綾子と
知り合いで、一緒にゴルフをしたとか、

普通では聞けないこと聞けて、
勉強になる毎日でした。


いろいろ経験していると、仕事の幅が広がって、
造船会社の研究所で助手をする仕事が
回ってきました。

造船会社は、不況対策で多角化を進めていたらしく
次世代技術を模索していました。




研究所では、石炭ボイラーの基礎実験、
LNGタンクの構造解析、
炭塵飛散モデルの数値化、
固体燃料電池の焼成実験などが行われていました。

私は、丁稚小僧の様にいろいろな実験助手を経験
させて頂きました。


この時に、仕組みの細分化や、数値化、モデル化、
数値評価の重み付け、マトリクス手法など、
OJT(On the JOB training)で学びました。

現実の実験環境は厳しかったけど、
今まで学んだことのない貴重な経験でした。