今でも時々鮮明な光景が蘇る程の
中学校時代の思い出があります。


望遠鏡で月や惑星を眺めるようになり、
今度は、写真に残したいと
考えるようになりました。

父から貰ったレトロなカメラがあったので
三脚を買って写すようになりました。

星空には時々珍しい天体イベントがありました。

皆既月食が話題になり、ワクワクしながら
人生初の月食を、連続写真で写しました。



写真も不思議なもののひとつで、
見えるものがそのまま写るカメラの仕組みや
フィルムが現像で変化する仕組みなどにも
興味が広がりました。

学校の授業で学習する理科の実験には
あまり興味が向きませんでした。

しかし、写真の現像には興味が向きました。


部屋の横に簡単な暗室を作り、
簡単な現像キットを買ってきて
実際に現像してみました。

真っ暗な部屋に赤色の灯りを灯し
異様な匂いがする液体を並べ、
まるで妖怪の世界で危険な実験をしている感覚が
不思議好きの心をくすぐっていました。


ゲゲゲの鬼太郎の妖怪の世界に
似ていると感じたのかも知れません。

そんな私は、
UFOの夢見る不思議ちゃんと変わらないか?