無庵日録 (1224) 写真家 石井麻木の写心 | 無庵日録

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 会津八一先生の「学規」を規範としたい。▲ふかくこの生を愛すべし▲かへりみて己を知るべし▲学芸を以って性を養うべし▲日々新面目あるべし

2024/06/28 (金)

 先日の朝日新聞に載った石井麻木さんの記事を読みどんな人か知りたくて検索すると写真家であると知った。彼女の風景写真を眺めた時に心に映ってくる光と陰のあり方に写真は写心と表現している観方が伝わってくるようであった。

 

 心の不思議さという観方がある、それを自己流に無意識の力の働きと思っている。彼女の作品にそれを感じたのも自身の無意識の働きと思える。彼女の作品の光と影は明らかに彼女の心を写している、今日は良い日だと独り語ちる。

 

 最近街歩きウォーキングで路傍の草花や民家の入口に飾られた草花に心誘われてムネのシャッターを切ることがある。それではとカメラを持って出かけるようにしている。シャッターを切ることが優先でどのように撮れているか後まわしである。