無庵日録 (1179) 異論 遺伝子検査 | 無庵日録

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 会津八一先生の「学規」を規範としたい。▲ふかくこの生を愛すべし▲かへりみて己を知るべし▲学芸を以って性を養うべし▲日々新面目あるべし

2024/05/14 (火)

 今朝の毎日新聞1面に掲載された<園児に遺伝子検査>という見出しを見て異論を覚えた。遺伝子は<環境や心の持ち方による行動でON/OFFの働きをする>という基本がある。

 

 人間は誰しも生まれつき<優性・良性・従順・劣性・悪性>の5種類の遺伝子を内在している。以後どの遺伝子がON/OFFの働きをするかは生存と生活の環境に対する行動に尽きる。

 

 教育の基本は上記の両端遺伝子に結びつく平均50%を有すると観られる従順遺伝子ONを、優性良性遺伝子ON、悪性劣性遺伝子OFFの働きにつないでゆくことにある。

 

 教育の最たるは食にある、人間は基本的に食で成立っている。

<身体第一>であれば精神面も社会面も支障なく対応してゆくだけでなく優性良性遺伝子のONを促すだろう。