無庵日録 (1153) 33歳からの自分史 | 無庵日録

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 会津八一先生の「学規」を規範としたい。▲ふかくこの生を愛すべし▲かへりみて己を知るべし▲学芸を以って性を養うべし▲日々新面目あるべし

2024/04/18

 自分史を顧みると社会人として最初に14年勤めた企業を転職したのは1974年昭和49年(33歳)だった。現在2024年は昭和年号の追年で昭和99年(83歳)になる。

 

 この50年間は長いようで短い時間であった。転職した企業で11年勤めた後に起業、以後15年間に亘る仕事に出会っている。それから思いがけず再起業して24年も経過している。

 

 転職と独立した前半26年と、再起業の後半24年を思い出す。そんな50年間があって現在の自分を眺める事が出来る。その間の喜怒哀楽の出会いに自分らしい人生であった思いを受ける。

 

 自分の80代を過ごすこの時間は、瞬く間に過ぎて行くだろう。だがこの瞬間の時間は言葉だけの思いで、相変わらず実感出来ない自分を眺める。