無庵日録 (1101) 戦争を終わらせるには | 無庵日録

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 会津八一先生の「学規」を規範としたい。▲ふかくこの生を愛すべし▲かへりみて己を知るべし▲学芸を以って性を養うべし▲日々新面目あるべし

2024/02/26

 朝日新聞の「時事小言」に載っていた藤原帰一氏(国際政治)の記事を読んだ。戦争を終わらせるには、国家の防衛ではなく一般市民、民間人の生命を防衛する視点から的を得た観方である。

 

 ウクライナとロシアの戦争は停戦でなくウクライナへの軍事・経済支援を強化しロシアの侵攻を排除すべきである。イスラエルにはラファ攻撃もガザ攻撃も即時停止すべきである。

 

 問題は侵攻排除と即時停止させる具体策だが国連の常任理事国が非常識な戦争を起している状態を鑑み国連は守られない規定に従わず設立当初の目的による常識で決めるべきである。

 

 世界には国連以外に非政府組織や国際NGO、等の国家を超えた国際組織が多く存在している。世界平和を基盤とする目的で戦争を終わらせる為の統一組織を設立すべきと思えてならない。

 

 赤十字国際委員会、国際オリンピック委員会、国際ペン機構、

国際博覧会も然りである。今考えられるのは常識力を有する国際社会の行動を切に願ってならない。

 

 国際ペン機構には取分け<ペンの力>で戦争を終わらせる行動力につながる具体的な観方を願ってやまない。誰かが行動を起こさないと時間に任せるだけで戦争は終わらない。