体験的SM論とSM事故&緊縛事故などのトラブルについて

「心を解放してくれる・・・って言ったのに」 

「もっと感じる・・・って言ったのに」

「アナルにいきなり入れられて切れちゃった。」

「身体に心に消えない傷が付いちゃった」


・・・・こんな声が沢山聞こえてきます。


でもね、悪いのはSだけじぁ無いかも・・・。

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初の仙台講習が、まさかの3days!その内容は?

初めて仙台市内で講習を開催!

しかも違う内容とはいえ9月5日・7日・8日と連続!!

 

☆ 9月5日(木)19時30分からは、SENDAI MACANAにて「ゴールデンリターンズの調教鞭の打ち方講座」

  この講座では・・・

 私が、提唱している、鞭を強く握らない&力任せで打たない&手や肘・肩等を傷めない・打ち手の身長や体形に関係なく非力で小柄な女性でもしっかり打てる打ち方、遠心力を意識した打ち方各種。

引き鞭、巻き鞭、X打ち、8の字打ち、α打ち、2本打ち、両手打ちなど20種類以上をバラ鞭と一本鞭で具体的な打ち方やコツ。

 強い鞭・中位の強さの鞭・優しい鞭・撫でる様な鞭まで、勘に頼らないテクニカルな打ち分けを含めて、以上の打ち方をバラ鞭・一本鞭で実践しながら解説。


意外と知らない受け手のポーズ各種を、何故そのポーズをするのかの理由を含めて解説。


尚、解説講習後に希望者には、先着順で時間の許す限り個人指導も行います。

 

☆9月7日(土)12時30分からは、Clture Blizzardにて「ゴールデンリターンズのリスク回避編&風見蘭喜縄会in仙台」 

 この講座では・・・

 神経の話や緊縛をする時の危険な箇所を風見さんが縛りゴールデンが指摘。

 事故を減らす為に日ごろから心掛けること、気を付けたい受け手のポーズ、縛り手が縛る前・縛る時・吊る時に留意すべきポイント、

 緊縛事故発生時の対処方法と縛り手の態度、受け手の現在の疲労度を知るための指チェックの方法等を解説後…縄会へ移ります。

 

☆9月8日(日)14時からは…、

伊達責浪漫会PRESENTS「ゴールデンリターンズSM的性感開発講座in仙台」 

 この講座では・・・

 私が監修した「道具を使わないSM」や、現在三和出版のマニア倶楽部で連載中の「ゴールデンリターンズのSM的性感開発講座」の内容を、連載のモデルでもある京都バルバスの覚寿 藤嬢を招き開催。

種族保存の法則や脳の働き衛生面などの理論編、各性感帯や隠れ性感帯などの解説から具体的な開発方法まで、実践しながら解説して行きます。

 希望者には、性感開発の可能性チェックやワンポイントアドバイスなども行います。


私としては、なかなか行けない仙台での講座でとても嬉しいのですが…、一方で初の仙台がいきなりの3講座連続なよで…、正直参加者の人数も気になります。

でも、直接解説したり触れ合ったりする機会が少ない分、この機会に出来るだけご参加いただきたいし…、私も精一杯努めたいと思います。

興味のある方はぜひこの機会にご参加いただければと思っています。

 

尚、予約はX(旧Twitter)から、

★リスク回避編&縄会は、風見蘭喜さん@Nawashi_Kazami 

紫さん@yukariyukarisan 


★調教鞭の打ち方と性感開発は、@e_b_emakeyoufun  逢月さん@oni_no_akariさんまでお願いします。


※もちろん、全ての講座は、ゴールデンリターンズ@SsmRuleまでご連絡いただいても大丈夫です。(^^)


では、ご参加お待ちしていますね。(^^)/

 

 

  

  

 

  

 

本当に人は態度に出るんですねぇ。

前回に引き続き「万一の時の為に」と全日本緊縛博覧会に呼ばれた会場で会った緊縛師の中で感じた事なのですが…。

表に出て業界の皆さんと良くお会いするようになって14年になりますが…、一番感じたのは、ハイスピードで向上している緊縛術と緊縛師の層の厚さなんですよね。もちろん安全面でも向上しており、皆さんの研鑽の跡を感じたのです。(^^)


ただ、一方で好ましくない人達も相変わらずいる訳でね。

詳しくは書きませんが、過去に緊縛事故等で受け手に対して不適切な対応をした。搾取したり、私に対しても世話になりながら不義理を働いたり、私に嘘を付いて利用して店に就職してトラブルを起こし、バレたら逃げて、挙句の果てに私に聞こえないと思ったのか、自分の立場を守る為に私が酷い事をしたと周りに言った人も…。


でもそんな人達は、会場で出くわすとみんな目を背けたり逃げたり……、その人の関係者と話しても、兎に角バツの悪そうな顔をして下を向く等…、心という物は誤魔化せないんだと思いました。

まぁ、それだけまだ良心も残っているのだと思いたいのですが…。(苦笑)


ただ、中にはまた他の店の緊縛スタッフとして働いている人もいてね。

今回のそこのオーナーの私に対する態度を見るに、多分また自分を正当化する嘘を信じているんだろうな…と思える訳でね。


でも、またそのオーナーも裏切るかもなぁ~と思うとねぇ。
でもまぁ、今はトラブルを起こしてないみたいだし、オーナーに話して彼女の生活権を奪うのもなぁと思うし…、でもまた裏切った時は…とも思うのです。

まぁ、あれだけ人が集まると色々な人も集まるんですねぇ。(苦笑)


そういう人達を排除しろとは思わないけど…、少しでも業界が良くなればと思う1日でした。


残念な…。

昨日、才勝さんが旅立たれてしまいました。

業界では知る人ぞ知る人でした。


私が、緊縛事故減少と後遺症者の救済の為の早期回復整体を、表に出て初めた13年前。

当時の中野坂上のマンションには、まだ現役で仕事をしていたのと、それまで後遺症で悩んでいた人達まで群れをなした事で、回復整体を求めて土日祝日と平日の夜8時以降に固まって凄い人数の後遺症者が集まりました。


土日祝日は平均8組以上、最高12組。。。
夜の部でも2組。
正直、私の身体はボロボロでした。

それなのに、その頃一大勢力を誇っていたある縄関係の会の関係者が、「緊縛熱に水をぶっ掛けてくるゴールデンを潰せ!」と息巻いて、早期回復ボランティアの場所であり私の住んでいるマンションに殴り込みを掛けようという動きが何度となく有り「夜は月夜だけじゃない」なんて言葉まで吐き、私は憤慨の境地で、「お前達が放っておいた後遺症者を回復させて俺がケツ拭いてやってんだ。有り難うじゃないのか。」「来るなら来い、無事に帰れると思うな」と伝えろ…なんて言葉も吐いたりして…。


私にすれば、「君達が引き起こした後遺症の始末までしている私に殴り込みなんてふざけるな!」という怒りしか有りませんでした。

まぁ、血の気が多かったんですよね。(苦笑)

その後、活動2年後に今は亡き会のトップが私の還暦パーティーに参加し挨拶をした事で収めたのですが…。


その後、そこの顧問であるけれど、騒ぎとは全く関係のない才勝さんから丁寧なお詫びをいただいた事もあり、わだかまりも無く、親しくさせていただきました。


才勝さんは、決して偉ぶらず、謙虚で、驕らず高ぶらずで笑顔の素敵な人生の先輩でした。


ともすれば感情を表に出しがちな、要は喧嘩っ早い私には学ぶべき事の多い大切な人生の先輩でも有りました。


お会いした時もメッセージでのやり取りも全てハートフルでした…。


旅立たれた事は病気だし仕方ないと分かっているのですが…、もっと長生きして笑顔を見せて欲しかった…。


本当に本当に残念でなりません。


御冥福を心よりお祈りしています。

私がマスコミや芸能人評論家から学んだ事。

マスコミがマスゴミと言われて結構時間が経った気がします。


まぁ、私達視聴者の無知のせいでも有るんだけどね。


先ず、マスコミは平等でも公正でも無い事。

例えばターゲットを貶めようとする時は、色々なデーターの中から恣意的に都合の良いデーターを抽出して、自分達の主張の正当化に使う。

都合の悪いデーターは蓋をする。

芸能人的な評論家等もそうだけどね。

まぁ、彼らは知名度が有るから番組に呼ばれるんだろうけど、取り上げられる問題の知識なんてマスコミで報道されてるレベルだろうからねぇ。

もっともらしく評論するだけでも、さすが芸能人!…とは思いますが…。


そして都合の悪い事を言われたら、さっきまで理論的に話してたのに、急に感情論に変えたり、話を少しずつずらす。

真実でない事でも、それが真実で当然な事だと胸を張って言い切る。

これは普通に評論家全般に言える事かもしれないけど…。

これらのテクニックが秀逸なほど素晴らしい評論家と言われている気がする。

そして自分達の意図する世論形成を行いたがる。

視聴者の多くは、その背景や本当のデーターを知らないからちょろいもんなんでしょうね。


あえて、その成功例の一だけ上げるなら高齢者の試験や免許返還。

池袋の事件がセンセーショナルなのも分かるし、高齢者にも問題が有るけど…、事故は10代20代の方が多いのはデーターが示してるから、彼らも再教育すべきだし、車のギアー変更が成された車の事故が多いし(私も未だに戸惑いがある)、ペダルの問題も有るのに、そこは全く触れられない。

まぁ、自動車メーカー等はCMのお得意様だし、若い人には今から広告主の車をドンドン買って貰わなきゃいけないしね。(苦笑)


評論家も…、都合の良いデーターだけ取り上げ、憶測も交えてもっともらしく、もっぱら批判に徹し、まぁ、正義の味方っぽく話す。

解決策は全体像で示し各論は一部しか言わずぼかす。


これで視聴率が高かったり評価が上がるんだから、マスコミや評論家は辞められないよね。(笑)


私が13年前に緊縛事故減少に取り組みを表に出て示した時、まぁ、批判ばっかりでした。


批判するって楽なんですよね。

ある意味、批判だけなら無責任に正義を翳せますからね。


でもね、それを現実に改革するのは批判だけでは出来ないのです。


まぁ、批判専門の政治家等にも見受けられる症状だけど…。

だから、最近はTVの視聴が減りました。(苦笑)


TVという老人の楽しみが奪われた気分です。(笑)


70歳過ぎたら引っ越しは至難の業!

私は家族とずっと別居してて彼女達は関西で若い頃に建てた一軒家住まい。

その後に、東京で住むために買ったマンションは子供達の大学入学に際して学費の足しにする為に売却。


そして時は流れ、遂に離婚も出来て身軽になって気楽に過ごしていました。


そうそう、緊縛事故後遺症の早期回復整体ボランティアを表に出て始めたのが58歳。

引っ越して間もなくの中野坂上から数分の、分譲マンションを賃貸で借りた部屋でした。


当時は、まだフルで仕事をしていたので整体は土日祝日と、仕事から早く帰れた平日の20時以後…。

だから土日祝日は昼から夜まで平均8人を整体。

それに、付き添いや見学者を含めると、毎回15〜6人が2LDKの部屋に出入りする状態でした。

そうしたら、マンションの管理組合から「住居専用なのに何か商売をしてるのか、それとも怪しい宗教か」と疑われ、管理会社から「2回目の更新は無理」と追い出されました。


もちろんその時は、既に60歳は過ぎている訳ですが気楽に考えてて…。

敷地内に駐車場が有って、人が来るので1Lから2LDKのスペースと、声が上の部屋に特に届くので最上階を希望に部屋探しを始めました。


すると、60歳を過ぎた単身者という事で、分譲賃貸数軒から「ご丁重なおことわり」を貰いました。(苦笑)


そう、実は「60歳過ぎの一人暮し」がネックだったのです。


ハッキリ言えば、持ち主からすれば「孤独死」で虎の子の部屋の価値が下がるのが嫌」なんだけど、60すぎはその確率が高くなるので厳しいのだそうです。

不動産屋のスタッフがこっそりが教えてくれました。


結局、練馬区で、近所の建設会社が建てて管理していた、駐車場が1階に有る3階建ての小さな賃貸マンションの3階の角部屋に入居しました。


でも…、相変わらず活動は続けている訳で整体や個人講習もしててね。

SMイベントで緊縛ショーをする練習場所が無い人達に「うちならタダだし音楽をかけて練習しても大丈夫だから…」と自室の吊床を貸してもいたのです。

すると、狭い道の目の前の狭小住宅の3階が子供部屋で…、カーテンでも揺れて観えたのか…「あの部屋、お姉ちゃんが下着姿で吊られてる!」となり、いつの間にか近所で評判になっていたのです。


まだまだ人の出入りも多かったし…、つい私も一本鞭で干した布団を叩いていた事も影響したのか…、ある日、建設会社の課長がビックリした顔で来て…結局また引っ越す事に…。


まぁ、活動を始めてからマンションの2回目の更新が2回とも出来ず、その数か月前に退去することになったのです。

その時には65歳を過ぎていだけど、また住居探し…。


まあ、最上階で2LDK駐車場付というのも難しい原因では有ったけど…、分譲賃貸はもちろんダメで賃貸も苦戦続き…。


表向きでは言わないけど、ご丁重なお断りのオンパレード。


要するに65歳過ぎは「益々孤独死の危険率が高くなる」ので部屋の価値が下がるのを嫌ってなんだそうで…、まぁ大家さんからすればそうですよねぇ。(苦笑)


不動産屋さんにもっと田舎なら有るかもと言われて、埼玉県内で東武東上線と西武新宿線池袋線の沿線も探し始めたのですが…、賃貸マンションも相変わらず難しくて苦戦続き…。


でも、その中で私も知恵が付いて来てね。(笑)


所沢の不動産屋で、狭山市内3階建ての3階角部屋駐車場付を見つけた時は、これ以上都心から離れると活動に支障をきたすと思って、親しい独身女性を同伴してね。

「彼女は婚約者で週に半分は来ます。私は完全な単身者では有りません」…と言ったら、大家さんから了解が取れたのです。

彼女には連絡先の欄に署名捺印をしてもらって、やっと棲家を確保!


まぁ、もちろん彼女にはお礼に食事をご馳走して…、まぁそれが縁で頻繁に連絡するようになり、縁が深くなったのですが…。(笑)


今はもうすぐ71歳になるところです。


来月末で丸6年でマンションの更新。

だいぶん活動も落ち着いて来たし、今よりも狭くても何処か良い所がないかなと…、今年になってから数カ所不動産屋に行ってみました。


そこで分かったのは、「70歳過ぎの単身者の引っ越しは至難の業」…という事。


70歳過ぎは、ほぼ年金生活者で細やかにアルバイトをしてる人が多い。


その中で収入の低い人は生活保護対象で、手続き後に市区町村役場から紹介の部屋に入居。

裕福なら、ちゃんと医療機関とも提携してる有料老人ホームを勧めるのだとか…。

これは単身者でも老夫婦でも…なんだそうです。


まぁ、なかなか借り手が無いマンションなら借りるのも大丈夫かもしれませんが…との事。


まぁ、そりゃそうでしょうよ…。(苦笑)


まぁ。今は私も年金とある会社からの顧問収入のみ。

借金は無いけど離婚の時の事もあり贅沢は出来ません。

30万円以上などの高額家賃ならまだ違うのかもしれませんが…、改めて現実を突きつけられ…、トボトボと帰宅しました。


こんな事になるなんて、若い頃には考えられなかったことだし、離婚した頃は「これからは一人でノビノビ!」なんて喜んでいたけど……。

小さくても良いから、マンションが安い時期に終の棲家を買っておけば良かったと真剣に後悔しました。


それに、確かに体調もこの数年腎尿管結石で手術したり、心臓の動脈瘤で手術直前とまで言われ、毎日血圧の薬を飲む状況…。

加えて、今回の冬はギックリ腰と持病の坐骨神経痛が酷くて、眠れなくて…。


特に、結石の時は、夜中に意識を失うほど痛くて苦しかったけど…、大家さんが近くに住んでいることもあり、治まってからタクシーで病院に行くなんてやりましたからねぇ。

ホント、あまりの痛みに死ぬかと思いました。


いよいよ「孤独死」が信憑性を帯びる齢なんでしょうね。 


これらの事は、実際にその齢になって分かる&感じる事なんですよね。

私の場合、死んだ後色々見せたくない物も多く有るので…、少しずつ就活もしようと思います。


40代50代の単身者で結婚する気が無い方で、マンションや一軒家と賃貸どちらが得かなんて考えてると私と同じ目に遭うかもですよ。


一人暮らしは便利で気楽だけど…、齢と共に住みづらくなるんですねぇ。😥




















緊縛事故・・立場立場で対応が違う件。

緊縛事故に関しての立場とは・・・。

 

まず、事故の際に緊縛をした縛り手という立場と、縛られて後遺症を負った受け手という立場。

縛りの場所を提供し、その場にいるサロンやSMバーなどの責任者。

サロンや店をレンタル的に借りている場合は、縄会の主催者。

その現場に居合わした事故の当事者ではない人・・・に分類されます。

 

人は、自然に自分の立場での尊厳や利害を考え行動します。


まぁ、例えば外交において各国が自国の利害を正義として行動し話し合う様に…。


個人においても然り…。


これらの人は、全てその現場に介していても、それぞれ目の前で起きた緊縛事故に対する考えや対応も変わっていくのです。

まして、自分が当事者や自分の店やサロンで事故が起きた時によ〜く分かるんですよね。

 

また、事故に居合わせた人でも、その事故を「明日は我が身」と考えるか、「自分には関係ない」と考える人かで事故に対する考え方や対応も異なっています。

 

また、縛り手がアマチュアかプロの緊縛師かで違います。

まぁ、はっきり言えば、プロが事故してしまった時に「プロなのに事故して・・」と言われたくないという気持ちになる人もいれば、プロなのだからよりちゃんと対応しようと考える人もいるのです。

それどころか、ショーパートナーに対しては、平時に整体などのケアーをしている人もいます。

まぁ、逆に、ショーパートナーさえ使い捨てにしたり、受け手のせいにして責任逃れするプロやアマチュアもいて…、認識や考え方にズレを感じる場合も有ります。

 

なぜ、こんなことを書くかというと・・・、私が緊縛事故への取り組みを表に出した13年前には、縛り手はプロもアマチュアも事故は隠す人が殆どで、「事故は受け手に責任がある」と、縛り手もその場の責任者もその場に居合わせた縛り手も、ほとんどの人が、縛り手は偉い存在だから事故しても受け手ほ文句言うな的な風潮も強かったのです。


だから、リスク回避の話や事故後遺症を負った人への早期回復整体をする私に対して、殴り込みをしようとした人たちもいたくらいですからね。(苦笑)


受け手だって、周りから「ゴールデンの所に整体に行くならば村八分にする」等いろいろ言われるので、うちに来る受け手も秘密で来ていた人も多くいましたからね。

 

そして、現在の様にやっと「事故に注意し、事故の際にはちゃんと対応しよう」という「建前」が出来ても立場立場で考えが微妙に違うのです。

 

例えば、あるサロンや店の責任者は何とか対応をしようとする人がいるかと思えば、ある責任者は「縛られたら2~3日は痺れて当然」と言い切る人もいるのです。

そして、そのサロンや店でしか縛られない人は、その当たり前という言葉を信じてしまうのです。

これは受け手の中でもキャリアや見識を持っている人と、初心者や井の中の蛙状態になっている人で認識も変わってしまうのです。

 

だから、一堂に介して話している時に同じ言葉を話しているのに立場が違うことで、その「言葉」に関して違う認識を持ち、なおかつお互いに共通の認識でいると勘違いしたり、「利害」で違う反応が出て、結果すぐの対応が出来なかったり、その後の治療や精神的金銭的対応も変わってしまっているのです。


そしてもう1つ。

隠す人は、より狡猾に細工をするんですよね。


もちろんどんな立場でも、自分に不利益になろうとも「誠意」を示せる人も居ますが…。


縄会に参加する時やパートナーを見つける時は、相手の言葉を鵜呑みにするだけでなく、その人の行動をも観察し、その人の本音や利害が何処に有るのかもよくよく考えてからにしてほしいと思います。




 

 

 

 

 

 

鞭は1日にして成らず。縄と同じ気持ちで練習しましょう。

鞭を持って50年😅。
まぁ、生業にしているプロではないので年月の割に時間的には少ないのですが……、自らの実体験の中で考え工夫して来たのは、「鞭を握り締めない」「遠心力や肩肘手首指、骨格・筋肉・靭帯等になるべく負荷を掛けない…、そして一本鞭は鞭の自然なしなりなどの力を利用」して無理の無い力加減で多彩な打ち方をする事でした。

しかも、打ち姿も女性はセクシーに男はカッコよく見える様に…が私の基本なんですよね。(^^)

だからSMクラブの女王様は私の鞭を覚えると指名が増えるのかもしれません。(^o^)

でも、未だSM界では緊縛がメインでね。
緊縛は複雑だから習うべきもの。
むちは握って振れば良い単純なもの。
受け手へのテイスト・ダメージを変えたければ違う鞭を振れば良い…、みたいな風潮が続いていて…。
しかもバチバチ打つ人が多かったし、鞭ショーなんて残酷ショー的な扱いだったから「鞭は嫌い!」ってトラウマ級のMが増えてしまってね。
私の所にSM行為や性感開発の依頼に来る人の中にも、私はSM的性感開発だって言ってるのに「鞭とアナルは嫌な痛いだけの思い出しかないのでNGです!」て言われて…。
Mの鞭に対する恐怖心を取り除くのには苦労したものです。(苦笑)

まぁ実際、緊縛教本やDVDは沢山あるけど、出版社から出てる鞭の教本的なものは、私のムック版以外に見ない気もするし、あとは女王様の自費出版位しか私も知らないし…、鞭への「軽視」は当分続くのかもしれません。😅

そんな中で、私も1人力だけど三和出版さんから「調教鞭の打ち方」のDVDムック版を出版した事が弾みになり、希望者にSMバーやサロン、私の自宅などで「鞭講習会」を行って来た結果、教えた人達の上達ぶりや…、彼らの鞭を見る目も肥えて来て、プロのショーを観ても上手い下手をかなり具体的に見抜けるようになってね。
ショーにも取り入れられて来たり
…、添え物扱い故に下手でも許された鞭への世間の眼が認識が変わって来来るのでは…?と感じるようになりました。

まぁ…、SMショー創成期はハエ叩きか布団叩きみたいな打ち方でも鞭をするだけで「凄い!」と「痛そう!」と思われ、やがて鞭ショーは、女性の悲鳴を聞かせ身体への鞭痕を見せる残酷ショーの様に扱われて…、快感とは程遠い、まるで「我慢大会」の様に思われ、「奴隷の私は御主人様の為に耐えているのです」…みたいな…雰囲気を醸し出したり、鞭嫌いのMを多く生み出して来たので…まぁ仕方なかったと今は思えるし…。
だいぶん変わりますよね。

それに、緊縛は学ばなきゃいけないもの、鞭は振れば良いもの練習は必要無いもの…みたいな扱いに甘んじて来たんだからレベルが低いのも仕方ないといえば仕方なかったんだけど…。

今後も、うちでは無料で鞭講習を行います。

まぁ、簡単だと思って来てみたら、自分はプロだから打なれてるち慣れてると思ってたのに…、3回くらい大きな壁が有って挫折する人も居るし…。
その壁を全てクリアーする人は稀なんだけど…。
それでも、うちである程度振れる様になった中級レベルの人でも、界隈ではかなり目立つ存在だと思いますし…、鞭ショーも出来ちゃうと思いますよ。

まぁ、うちで1〜2回練習するだけでも確実に変わりますから…、鞭に興味のある人は気楽にご連絡下さいね。(^^)/

そうそうそれと、何度も言うけど、ウエストへの鞭は、私は反対です。
血のションなんて興味ありません。。



SMをするならば、ある程度は身体の構造にも興味を持って欲しい。

12年半前になりますが…、私が表に出て緊縛事故の早期回復整体のボランティアと、事故減少の為の啓蒙活動を始めた頃、何処を縛ったら事故しやすいのかを意識した縛りをする人は少なく、私がSNSや講習会、そして三和出版さんから「すぐデキる!縛り方マニュアル『リスク回避編』」を出した事でかなり広まって来て…、今では「ゴールデンさんも指チェックするんですねぇ」なんて言われてしまう位になりました。(笑)

どこに縄を当てたらいけないとか、指チェックなども私が考え始め広めたんですけどねぇ。(苦笑)

 

そして、腹パンとか頸動脈締め、鞭打ちとか性感開発とか…色々なブーム?が来て…、皆さんショーやDVDを観て見様見真似でやるようになったみたいなのですが…、中には危険極まりない行為も目に付く様になってしまいました。

 

何故緊縛で色々な状態が起こるのかの理由も考えず…、縛る時に腕や足の可動範囲を考えなかったり…、それが事故に繋がったり。

腹パンが子宮を揺らす性感開発方法だと勘違いしていたり…。

頸動脈締めで落とす事が凄い!と勘違いしていたり(私は脳への影響を考えて落としません)、呼吸管理と称してやたらと口や鼻を塞いだり肺を押さえようと背中の踏み付け方も知らず肋骨大丈夫なの?てな踏みつけをしたり…。

何しろ緊急時の処置は知らない&興味もない…、脳に対する弊害を考えない…。(苦笑)

鞭で、さすがに頭部はヤバいと思っても、関節部分や、特に腹部に(私は腹部=ウエスト周辺と言っていますが)鞭で打ったり狙ったりして…。

腹部の上部には肝臓が、ウエストの後側両サイドには腎臓が有るので、うちでは尻を打つ時はウエストには届かないように、巻き鞭もウエスト周辺には入れないように教えているのですが・・。

鞭で血のション◯◯が出たと笑って喜んでる女王様までいる始末…。(苦笑)

心臓や肺は肋骨で守られているけど、筋肉をしっかり鍛えてなきゃ肝臓や腎臓は守られいるとは言えないと思うのですが・・。

 

まぁ、詳しく知らないくせにここには〇〇神経が通っているからここを注意すべきとか…、緊縛による神経症を縄跡を見て冷やすべきと言ってしまったり…、付け焼き刃の知識をひけらかしてミスリードしたり・・、そうそう、普通のS◯Xでも腟内をやたらと掻き回す人もいますからね、まぁ世間はそんなものだと言ってしまえばそうなんですが…、

真に受けて問題を起こす場合もあるのです。

 

特に鞭や打撃系が危険な事くらい…、格闘技や、そうボクシングでも観てれば分かってるはずなんですよね。(苦笑)

 

S◯XもSMも人の身体をあずかっている行為。

 

縄筋や鞭の打ち方、色々なテクニック云々の前に、ネットでも良いから、少しは身体の構造に興味を持って欲しいものです。

 

SMは危険な行為が多くあります。

それを踏まえてSMを楽しんでほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

緊縛事故・・建前で立派な事や嘘付いて、実際は事故隠したり逃げたりはダメですよ。

⒳でも書いたけど、いざ緊縛事故が起きた時の対応には、はっきり言って呆れることが多くあります。

 

例えば、緊縛事故の神経症麻痺症状がほかの神経麻痺とどのように違うかも知らず、エビデンスもなく、また擦過傷程度で筋肉を傷めてると勘違いして、冷やせと言って悪化させてしまう医師。早期回復も出来ないのに受けてしまう整体師。

そしてやってることは電気治療などの対処療法程度。

 

まぁ、医者はビタミンB12の処方はできますけどね。(苦笑)

 

また、xやスペース・ツイキャスやYouTubeなどで、緊縛事故に関して受け手がかわいそうとか縛り手の責任に付いて言及してるくせに自分が事故った時にはマトモな対応もしないプロがいる現実。

 

これらの話は、最終的な駆け込み寺である私の耳に入ってくるんですよね。(苦笑)

 

まぁ、それでも私が表に出て無料整体を始めた12年前は、「緊縛事故は隠す&受け手のせいにする」そして私の所にカチコミをしようとした勢力が有った頃から比べたらだいぶん好転したとは思いますが・・・、建前で受け手の味方をしていることは、あきれるしかないんですよね。(苦笑)

 

それと、あの頃緊縛事故に関しての知識を得た受け手さん達は卒業した人が多く、今は年齢層も若くなり、その上ブランコにでも乗るノリで吊られる&事故なんて考えもしない無防備な受け手や、謎の自信で自分は事故しないと思っている受け手も多いんですよね。

 

緊縛を否定する気は全くないけれど、私達は危険な行為を楽しんでいるんだという自覚を持って欲しいと思います。

 

それと、プロは実った果実を食べるだけのために存在しているという感覚や俺が俺がだけでは存在価値がないと知ってほしい、業界のことを考えてこそプロだと認識を新たにしてほしいと思っています。

 

あっ、それと・・、今まで国内外100以上の医師や整体師が見学に来ましたが、今でも見学はOKです。

気楽にご連絡下さいね。

 

では、素敵なSMライフを楽しんでくださいね。(^^)

 

 

 

 

 

より見栄えする高度な展開をしようと無理して縄ズレでの事故を起こすケースが増えています。

最近緊縛を始めた人が多いので、改めて書きたいと思います。

 

私が原稿を書き出演&監修した「いますぐデキる!しばり方マニュアル『リスク回避編』(三和出版)」でも話している様に、後手での胸部縛りで事故が多く起こる部位は、(胸部の上と下に回す二の腕に掛ける縄で、ここはグランドで縛っても位置やテンション等が原因で事故が起こりやすい部位でも有ります。

 

ましてや受け手の体重が掛かってしまう吊りは益々危険率が高まります。

 

そして、最も事故率が高いのが「展開(吊った状態で色々は形に転換する事)」です。

 

元々展開は高度な技術ですが・・、展開は受け手の体重がそのままダメージの素になるので、体重分散やテンションが難しく、また「縄ズレ」を起こし易くなります。

 

そして、縄ズレが起こるからとテンションをキツメにする人もいて、重症化している人もいます。

また、展開中の縄ズレの修正も殆どの人がしないというか、目が行かない場合が多く有るようです。

 

そして事故をすると、皆さん自分の技術面は意識するのですが・・、原因には心的部分での事故の原因がベースに有るのです。

 

特に「実力以上の技を使う」や「自分の実力も考えずショー等で観た事を行う」行為も心的原因です。

つまり、高度な技術を学ぶ内に、受け手を見て感じて縄を走らせたり思いやるを忘れ、また基本を疎かにした事が原因となる事が多く有るのです。

 

詳しい分析や技術論はまたの項にしますが・・・、色々なスポーツや武道などでもスランプに陥った時、プロでも基本を思い出し大切に再構築し見直したりします。

これは緊縛でも言える事です。

 

また、武道では心技体が大切と言われますよね。

 

緊縛を嗜む人には、特に技術と心は表裏一体であるとの認識を新たにして欲しいと思っています。

 

心と技術の乖離現象こそが非常に危険なのです。

 

縛り手の方は、是非ご一考下さい。

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