はじめてOLとして働いた会社には「て~らん(仮)」と言うあだ名の男性上司がいました。当時30歳位で既婚。主任の地位で黒縁メガネがトレードマークです。
このて~らん何だかすっごく空回りしてる男性だったんですよね。
(↑前へならえで眠る春平)
若きまっさくが書類に記入ミス。12時までにファックスしないと翌日の配送にならないのに時刻は11時55分。当時は筆タイプの修正液しかこの世になく、私はパニックになりながら修正液を乾かそうと半泣きで「フーフー」していました。
それに気づいたて~らんが「俺に貸して!」と言いながら懐から取り出したのが
ま・・・・
まさかのライター!!!
「あのっ大丈夫なので!!新しく書き直しますっ!!(だから返して)」
「大丈夫、大丈夫オレに任せて★」
発注書をライターの火で得意げに炙る。あっという間に炎上しちょっとしたボヤ騒ぎに。
(なんなんだこの人・・・)
善意が空回り。受け狙いだったのか・・・?微妙です。
今もしこんな事を頼んでもいないのにされたら殴りつけていたと思います。部長にため息つかれてました。
ある日はちょっと疲れていた私に
「南さんは本当に声が小さいよね。そんなんじゃダメだよ。僕を少し見習って!僕が見本を見せてあげるから!!」
トゥルルル・・・(タイミングよく電話が鳴る)
「僕が出るから見てて!・・・ハイ!○○商事でございますッッ!!」
ミュージカル口調で最高に元気よく電話に出る。が、
ブツン。
相手に電話切られる(間違い電話だったらしい)。この時、フロア中の人がて~らんを見ていました。て~らんのいたたまれそうな瞳が今でも忘れられない・・・。
その頃、私と先輩は会社近くにあるビルに仕事帰り立ち寄りマット運動とサウナをしてからレストランで食事する、という事を週一で楽しんでいたのですがどこからかそれを聞きつけ
「卓球台はある!?卓球があるなら僕も行ってあげてもいいかな~(誘ってもいないのにこの言いぐさ)」
「卓球ないです」
1秒で先輩に切られる。
私はその会社を辞めて久しいのですが、当時仲が良かった先輩(この人も退職している)と少し前に昔話をする機会があったので、て~らんの今を聞いてみた所
「て~らんは働きぶりが認められて今は地方の倉庫係になったらしいよ~!」

