猫とタオル、どちらも私にとって欠かせない癒しの存在。猫とタオルと片づけにまつわる暮らしの記憶を、ふんわりと綴った備忘録。\さらにインスピレーションするキーワードは毎回違う音で始まる『ことわざや慣用句』に/

五十一音から始まるキーワードのは『ね』から始まる…

 TODAY'S
 
猫に小判

 

高級タオルの代名詞、今治タオル。
ふわふわで、吸水性抜群。肌触りだって極上。
 
 
――でも、うちの猫にとっては、そんなこと関係ないらしい。
 
 
猫に小判。今治タオルより、いつもの匂い。
 
■ 猫がタオルに求めるのは「安心感」
 
ブランド?
ふわふわ加減?
肌ざわり?
 
そんなの二の次。
 
猫にとって何より大事なのは、
「自分の匂いがちゃんとついているかどうか」。
 
 
新しい高級タオルより、
ちょっとくたびれて、匂いのなじんだ一枚の方が落ち着くらしい。
 
 
 ■ 気づけば、猫ファーストな13年
 
1年ぶりの定期健診とワクチン無事完了13歳の愛猫!
帰宅直後にご褒美チュール。(ストッキング強盗ではありません)
 

 

 

いつも思う。家猫ってなんて恵まれているんだろう????
 

 

 

 
■ 選ばれるのは、素朴なタオル
 
薄くても、色あせていても、
洗剤や香りの残らない、素朴で静かな一枚がいちばん。
洗濯したら猫にとっては、ただの“初期化された布”。
それが、猫にとっての「ご褒美タオル」。
 
そんな暮らしを続けていたら、
いつの間にか我が家からはアロマも柔軟剤も消えていた。
 
「香りのある暮らし」よりも、
「猫がリラックスできる暮らし」が自然と優先されてきた。
 
10年以上、ずっと猫中心。
だけどそれが、意外と心地いい。
 
 

猫に小判

 

 
「猫に小判」とは、
価値のわからない相手に、どれだけいいものを与えても意味がない――そんなたとえ。
 
でも私にとっては、
“猫が喜ぶくたびれたタオル”こそ、何より価値のあるものになっていた。
 
もしかしたら、
「小判を差し出す側」だったはずの私こそが、猫に“何か大事なこと”を教えてもらっていたのかもしれない。
 
 
 
ふと見れば、今日も猫は、
自分の香りの染み込んだタオルの上で、丸くなって眠っている。
 
それだけで、何だかちょっと、幸せな気持ちになる。
 
 
〜今回のチャリティイベント〜
 
ではそんな使わなくなったタオルたちに

次の役割を託すために、不要なタオルの回収ボックスを設置します。

 

「捨てる」のではなく、「届ける」こと。

それは小さな命と、今までの暮らしとを、

やさしく結び直すことなのかもしれません。

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皆さまからの寄付で集まった、

もう使われないタオルを回収し、

広島の保護猫施設「ねこといっしょ」様に

責任をもってお届けさせていただきます。

 

 

先日伺った、こちらの「ねこといっしょ」様は

広島の中心地、中区上八丁堀にある保護猫施設。

 

 

保護猫活動を通して優しいまなざしで活動を続けていらっしゃるオーナー様、そしてスタッフの皆さま。

柔らかさと暖かさの中にも

保護猫に対するポリシーと誠実さを感じる方々でした。

 

 

保護猫譲渡センターねこといっしょ(一般社団法人)のHPはこちら

 

 

 

持ち寄ったタオルが猫やお掃除などのお役に立つことはもちろん、

今回のイベントを通して今より一層、

保護猫保護犬活動への理解や周知がすすむことも

願っています。

 

 

使わないけど手放すきっかけがなかったタオル達が、誰か何かのお役に立つのは嬉しいですよね。

 

 

社会貢献の一環として役に立つだけでなく、

手放すときの自分の気持ちにも折り合いがつきますし、

その一歩が、自分の課題にしている片づけのきっかけにもなるかもしれません。

 

是非、今回のチャリティイベントを通して、

ご無理のない範囲での不要タオルの回収にご協力いただけましたら幸いです。

 

GOMONTH2025チャリティイベントへのお申込みはこちらから