こんにちは!ライフオーガナイザーの藤本恭子です。
風薫る5月は【暮らし最適化月間】
日本ライフオーガナイズ協会、西中国チャプターのブログリレーに参加しています。
ここで私が所属している日本ライフオーガナイズ協会のイベントを先にご紹介させてくださいね。
この5月、全国のライフオーガナイザー達が、GO MONTHを合言葉に皆さまの「やる気スィッチ」を押し続ける様々なイベントを企画しています。
その中でも、西中国チャプターはオンラインセミナーなどのイベント、その他にも、5月1日(水)から5月22日(水)まで、西中国エリア在住の9人のライフオーガナイザーが、「片づけ掃除の後まわし癖にサヨナラするコツ」というテーマで、自宅の実例をブログでご紹介いたします。
昨日の担当は木原ことのさん、インテリアセンス抜群のことちゃんはITサポートも得意の素敵なライフオーガナイザーの先輩。
是非センス溢れるHPを覗いてみてくださいね。
今日の担当は私、そして今週のテーマは【キッチン】
キッチンは毎日使う場所、どうせならいつも気持ちよく使いたいものですよね!
夏の始まりは生ごみの匂いに悩む季節の始まり
5月に入ってから既にもう初夏のような陽気で汗ばむ季節となりましたね!
初夏から秋にかけては寒がりの私にとっては大好きな季節の始まりですが、毎年憂鬱になるのがこの生ごみの匂いなんです。
今日は1年半前から私が始めたベランダコンポストについてのお話をしたいと思います。
2022年の冬からマンションの8階ベランダで偶然スタートした、コンポスト生活。
自宅で出る生ごみを自宅ガーデニングに活かして循環させることが日課となり、現在も自分一人でできるSDGSを続けています。
当時、広島県が補助金を出して取り組みをしていた「なくそうフードロス!繋がり学ぶベランダコンポスト啓発事業」がきっかけで始めたコンポストのお陰で、昨年の夏は生ごみのとの戦いが、逆に自分の癒しの時間に変わってきたのです。
夫婦二人の生活でも毎日料理をすると日々結構な生ごみが出ます。
しかも私は朝からコーヒー、昼は紅茶、緑茶、ほうじ茶、麦茶と一日中何か飲んでるお茶好きなので毎日出る飲物のカスもかなりの量。
コンポストを使う際にアドバイスをいただいたのが、初心者は野菜くずなどと、お茶柄、コーヒーかすなどから始めると虫やカビなどのトラブルが少ないということでした。
生ごみ全てをコンポストで処理する完璧さを都合よくあっさり捨てて、今でも魚や肉などは入れずに継続しています。
実はコンポストで処理しない食品くずはその場で新聞紙にくるみ、ひとめで分かるように黒いビニール袋に入れて、ゴミ出しまで冷凍庫の専用コーナーに入れるようにしています。
そもそもまだゴミになる前のタイミングであることと、量も少ないので冷凍庫に入れても抵抗はありません。あとの生ごみはコンポストに投入し循環させるので生ごみ用のゴミ箱も不要になりました。
私がコンポストを続けられるコツは、毎日必ずゴミを投入しなくても良いなど、無理をしない自分ルールを決めた事も大きいと思います。
毎日頑張る事を目的にするのではなく、生活で出た生ゴミの一部を循環させるくらいスタンスの方が継続できそうだったからです。
その位のアバウトさで楽しみながら土を育てる感覚でいると、何やら毎日土を混ぜるのが楽しくなってくるので不思議です。
土を混ぜくり返していると、にわかファーマーにでもなったような感じで土の香りや感触にほっとする自分がいます。
夜な夜なベランダでコンポストのバッグの土をスコップで混ぜている妻を、夫はどう見ているのかは正直分かりません
コンポストを使うようになってから以前の悩みがどう変わったのか?
コンポストを始める前の悩みは…
◇暖かくなると生ごみの匂いが悩みの種だった。
◇生ごみ(ゴミ箱)を置く適当な場所がなかった。
◇可燃ごみをゴミ置き場に移動するのにゴミ袋が重かった。
コンポストを始めてからは…
◇生ごみが減り匂いに悩まなくなった。
◇生ごみ用のゴミ箱が不要になった。
◇可燃ごみの袋がとても軽くなりしかもゴミの量が減った。
◇毎日コンポストの土に野菜くずなどを混ぜ込むのが楽しみになった。
◇ゴミが自然と分解されていく様子が見れて新鮮。
◇家庭菜園に栄養満点の土を活用するようになった。
◇環境問題と向き合うきっかけとなった。
しかしその反面、
コンポストのデメリットと言えることは?
◇多くはないがたまに虫(コバエなど)が発生する事がある。
◇生ごみ全部は処理が難しい。
◇基材の購入に費用がかかる。
虫が大嫌いな方にはお勧めできないかもしれませんが、そもそも虫さんもちゃんと分解の役割を果たしてくれているのでそこは大きな心で割り切ることも必要です
メリットも、デメリットもトータルで考えたうえで、今も使い続ける。それにより得られたものも多い。
私が利用している、生原商店さんの「せとうちコンポスト」は、生ごみを土に分解するための基材として、安芸太田町の「葦(よし)」、三次市の「もみ殻(がら)くん炭」、 馬洗川の天然泥から作られた土壌改質材「瀬織(せおり)」と、 すべて広島県内の自然素材から作られています。
廃棄される予定のものに命を吹き込んでアップサイクルに繋がる取り組みが素晴らしいと感じています。
ただし現在は商品のリニューアル中だそうですので販売再開はタイミングが来たら改めてお知らせできたらと思います。今度はどんな形でお目見えするのか私も今からとても楽しみにしています。
バッグ型ももちろんおススメですが、今私が気になっているのは、「まちを耕す」と言うテーマで販売されている広島県間伐材を使用したwood型の「せとうちコンポストwood」
木の香りがしてきそうで、デザインも素敵ですので気になる方は生原商店さんのHPを覗いて見られると良いかと思います。
広島の素材で作られた都市型コンポスト、夏休みのお子さんの自由研究などにも役に立つ気がしますよね?
効率重視の現代社会から、昔ながらの循環型社会を考える小さな一歩、消費するだけでなく循環することを実感できるとても意味のある取り組みだと感じています。
興味のある方に是非知っていただきたいですし、実際に体験してみていただきたいなと思っています。
私がコンポストを始めるきっかけを下さった
アンバサダーをされている苔玉作家MOM.の舛岡起久子さんのInstagram、ご本人に了解の上、紹介します。
最後までお読み下さりありがとうございます。
皆さまが安全で居心地良く暮らすためのヒントになれば嬉しいです。
明日のブログ担当はまっつんこと、松本恵さん。
子育て中の忙しい中、家族思いの空間の工夫の仕方は大きな愛を感じます!
恵さんは5月29日のオンラインミニセミナーは空間のテーマで登壇されます。
是非是非遊びに来てくださいね。
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