smooth foundation代表 Motoki Mike Sagawaのblog
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BFD3 症状「London Sessionsが読み込めない」を解決した時の話

今やドラム音源はいそんな種類がありますが、最近の音源はどれも質が高く、

なおかつジャンルに特化していたりとなかなかどれも使い勝手の良いものが

揃っています。その中で 、エンジニアとしての自分は、

どうやらジャンルに特化したものではなく、ドラム素材としてできる限りニュートラルな音から作っていく方が好きなようです。

 

 

 

  BDFの軌跡

 

そうなった時に、選択肢はもうBFDしかありません。

自分はBFD2からのユーザーですが、3にアップデートしたり、

FxpansionがinMusicに業務譲渡ことでアカウント移動したり、

最近では3.4にアップデートしたりとその都度結構いろいろな面倒なことが起こってきた

BFDですが、この度M1proのMBPの新しいマシンを手に入れたタイミングで、

こちらにもインストールしました。

 

本家inMusicさんサイト

 

アカウント移行の手順はこちら

 

 

ちなみに、現在BFDは通称BFD3ですが、その前はBFD2だったわけで、

途中BDF1とか1.5なんて時代もありました。このBFD3になった時に問題だったのが、BFD2時代の結構いろいろあったFactoryライブラリの音源が使えなくなったことです。

BFD3にもFactoryライブラリはありますが、少なくなりました。

おそらくビジネスの方針を拡張ライブラリを買わせるようになったんだと思います。まあこれまでBFDが行き渡ったという見込みで、ここからは現ユーザーへの拡張ライブラリ販売を主軸にということだと察しました。

 

 

 

  BFD3になってインストール方法が変わった。

 

 

最近流行りのライセンスマネージャーなるものをダウンロードして、

そこでライセンス管理とダウンロードを行う形式になりました。

ここにライセンスを保持している商品の一覧がでるので、

まとめてダウンロードも楽になりました。

 

 

 

  問題もあります。

 

前述した通り、BFD2時代のFactoryライブラリとBFD3でのFactoryライブラリが

変わってしまったので、BFD2にあったものがBFD3にはないものがるという現象が起きました。おそらくこのクレームが結構あったんだと思います。

すると間も無く救済策がメーカーから提案されます。

それは

 

 

BFD2からのユーザーにはLondon Sessionsを無償提供する

 

 

というものでした。

実はこのLondon Sessionsは、中身はBFD2のFactoryライブラリというものです。

ほら、やっぱり拡張音源を売りたいんですよ。

 

 

 

  問題発生

 

それで自分はBFD2からのユーザーだったのでこのLondon Sessionsを無償で

いただけたんですが、そこで問題が起こりました。

DownloadもInstallもできたんですが、BFDを立ち上げるとなぜかPresetにも

KitでもLondon Sessionsの音源を選んでも音が出ない。

音が出ないよりも、まず何も読み込みに行っていない様子。

どれもグレーアウトしてますね。

 

ダウンロードがそもそも失敗していたのかもしれないと

一度uninstallしてからダウンロードし直してre-installを繰り返した。

が、やはり結果は変わらず。

 

inMusicのサポートに直接連絡するも返事が遅いので

国内代理店に連絡すると

 

ライブラリのインストール先となるドライブなど、いくつかの要因が考慮されますが、

取り急ぎは下記ページをご参考に、現在のContent Locationsで設定されている

BFD London Sessionsライブラリフォルダを、別の場所(書類、音楽フォルダなど)に移動し、

読み込みをお試しいただけるでしょうか?

 

やりました。変わりません。

 

BFD London SessionsのライブラリフォルダにはAudioとGrooves二つのフォルダのみがインストールされている状態をご確認ください。もしInstallerフォルダが含まれる場合、ライブラリフォルダではないインストーラーフォルダをライブラリフォルダとして指定いただいている可能性があります。その際は、ダウンロードフォルダ>BFD Drumsフォルダ内のBFD London Sessionsフォルダよりライブラリをインストールし、インストールされたフォルダをContent Locationsより指定いただくよう、お願いいたします。

 

やりました。変わりません。

 

 

 

  閃きと解決

 

全然解決の香りがせず、途方に暮れかけてBFDのライブラリフォルダを細かく見つめていました。

自分は音源サンプル系は全て外付けHDDもしくは外付けSSDで管理してきていますが、

これまでずっと使ってきた外付けHDDから、新MBP用に新たに外付けSSDを購入したのでそこに旧HDDから全てデータを写しているんですね。

これには理由があって、いくら新しいMacがあるからと言ってすぐには移行しません。

しばらくは新旧両方づかいをします。新しいMacの環境を少しずつ整えていき、

旧環境でやっていたことを徐々に新しい環境でやれるように構築していくのです。

新しい環境では展開できないデータがあった場合、仕事が止まってしまうことを回避できます。

お互いがそれぞれのバックアップマシンとして機能させるのです。

 

なので、今回新しいSSDに全ての音源データを載っけたうえでこのBFDを試していたのですが、もちろん、これまで何年も育ててきた音源データですから結構膨大な容量になっているわけです。

全ての歴史があるわけです。

そこでひとつ閃いたんです。

 

 

あれ?BFD3ではもう使えない

ライブラリも入ってるな

 

 

と。

あっても使えないんじゃあ省スペースのためにも、いっちょスッキリさせてみるかと

使えない古いライブラリをホイホイ捨てて(一時的にゴミ箱へ)いったわけです。

しばらく掃除をして、気を取り直してBFD3をやっつけてやろうかと立ち上げたんです。

 

あら、いる。

いらっしゃる。

キットに色が入ってるじゃない。

 

 

  あのー、治りました

 

これはおそらくですが、BFD2のFactoryライブラリをLondon Sessionsが

干渉してconflictを起こしていたのではないかという推測です。

どうか、みなさん、古いものは断捨離しましょう。

 

 

ちなみに、BFD3のライセンスマネージャーですが

ここのダウンロードが結構よく止まります。

ライセンスマネージャーの不具合ではなく、これはおそらくサーバーが

時間で重くなっているか止まってるような感じでした。

時間を変えてダウンロードを試してみてください。

遅い、とか

たまにライセンスを見つけられなかったりします。

そういう時はタイミングが悪かったと諦めてまたの機会にしましょう。

焦りは禁物です。

 

 

 

 

 

 

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