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Macbook Pro M1Proを手に入れたので少し話そう①

我々エンジニアが、作業環境で1番に求めるものはなにか?それは安定性です。安定性、それは機材に対する信頼とも言えます。例えば、非常に単純なことでいうと、スイッチを入れたら電源が入って、それが約束された働きをするかどうか?これがまず成り立たたなければ僕らの仕事が始まりません。

つまり、そういった安定した環境を構築するのも仕事のうちですし、そうした環境を保っていくのも仕事ということです。なので、せっかく安定させている環境を変えるという、あえてリスクをとるということには消極的なのが心情です。

 

だがしかし、プラグインをアップデートしていくと気がつくのです。プラグインにどんどん新しい機能が実装されて強化されればされるほど、「ねえ、CPUの負担増えてない?」と。

 

そんな中、AppleはIntel CPUからApple Siliconeのまた自社CPUに2020年から切り替えてきており、Intel CPUを積んでいるMacをメインにしている自分としてはこれは遅かれ早かれ乗り換えの時期がくるなぁとは思っていました。

 

 

 

  MacbookPro 2021が余ってるという連絡

 

そして、ある情報が突然飛び込んできたんです。MacbookPro 2021 16inchが1台余ってるけど要るか、と。MBPの2021といえばM1をさらにパワーアップさせたM1Proの搭載機。数値的にもこれまでのMacを一蹴するくらいの高いパフォーマンスを誇っているということはいろんなところから聞いていました。

 

第一になんで余るん?

これはどうやらそもそも1台を購入したが、半導体不足の煽りで(正確にはコロナの煽り)、出荷数が減ったことで納期が遅れ、その人も保険として多方に注文をし、早くきた順に使い始めているということで、今度のMBPは遅れて納期されたため余ったというもので、結果として新品未開封という状態でした。

 

現状自分のメインマシンが15インチということもあって、本来は14インチでいいかなと思っていたんですが、よくよく調べてみると、2015の15インチと2021の16インチ、本体自体のサイズって大して違いがなかったので今回の話に本腰をいれて検討し始めたのです。

 

 

2015 15インチ                  2022 16インチ M1 Pro

高さ:1.8 cm                      高さ:1.68 cm

幅:35.89 cm                        幅:35.57 cm

奥行き:24.71 cm                              奥行き:24.81 cm

重量:2.04 kg2                     重量:2.1 kg5

 

 

この程度の違いなら16インチでもさほど違和感なく使えます。

そしてメモリは16GBで十分、ただし1TBは必要。この辺もぴったりのスペックのものでした。これはもう運命でしょう。もうちょっと先を考えていましたが、縁を感じたし、定価よりもだいぶ安く手に入れられるということでこの機会に購入を決めました。まあまあの即決でした。

 

 

 

  ここでMBP2021 16インチの特徴をざっくり

 

CPUでいうとM1 Proは従来のM1のチップの約70%の性能の向上、さらに処理性能が上がっただけではなく効率がいいのか消費電力は約70%も低く、省電力性能もいいらしいです。バッテリの持ちもだいぶ改善しているし、電源アダプタは140Wの急速充電で約30分で50%充電する上、USB-C経由でのPD充電にも対応しています。グラフィックはM1の2倍(M1 MAXなら4倍)のスコアを叩き出す。良いところしか目につきません。

 

 

 

  実機検証

 

すぐ来ました。

透明の袋も切ってない、正真正銘の新品未開封で来ました。

 

 

左が2015MBP 15インチ、右が2021MBP16インチ。

確かにさほど違いはない。

見た感じ15インチの方が大きく見えているのは16インチが箱に入っている分、少し奥にいるからでしょう。

 

こちらではどうでしょう。

いや、もう全然これでいいです、サイズ。問題ない。

 

下が新入りです。若干厚みは感じますが全然いいです。

 

 

 

今回から電源部分にmagsafeが再採用されたんですよね。

magsafe3となって戻ってきました。
magsafe2とは互換性はないとのことです。

 

そしてこのケーブル。macの電源ケーブルと言えば使っていると外皮が破れてそこから切れていくストレインリリーフ問題。自分は根元に凧糸を巻いてボンドで固めて保護するなどしていましたが、このケーブル自体が変わっていました。これはまだよくわかりませんが見た感じ、このストレインリリーフ問題への解決策ということでしょうか。

 

 

それとUSB-AスロットがないのでHUBも手に入れました。

USB-C, PD, USB-Ax2, HDMI, LANのあるAnkerの6-in-1です。

これ、2021MBPでもバッチリ互換があります。しかもPDが何気に便利で、ここからUSB-Cを経由してMBPが充電できるんです。このHUBの場合67wのPDまで対応しているのですが、16インチのmagsafe3純正の電源は140Wの急速充電ですから、67wは急速充電にはなりませんが、普通に充電できますし、MBPをいじりながらPDしてましたが減ることなくちゃんと充電をしていました。

これの何が便利かというと、電源アダプタを持ち歩かなくてもこれだどスマホの電源でMBPが充電できるということです。

 

 

 

とりあえず今回はここまでです。

現在、1から環境を構築して育てています。Intelからの変更ですから、TimeMachineでデータ移行はせず、新しく環境を作っていきます。

 

このあとはプラグインやソフトの検証をしていきます。