戸建て購入の失敗談 | ボロ物件投資ってどう?ワンルームデベロッパーが不動産経営について考えるブログ

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戸建て投資の失敗談のアンケートを集めていたら、自用で購入した戸建ての失敗談をいただいたので、ご紹介します。

 

色々念入りに周辺時事情を調べたものの、地域の事情を把握しきれず大変な思いをする羽目に

滋賀に住む30代のファミリーです。
最初に家を買う時に、譲れない所として
 
①角地であること
②予算を極力抑えること
③ハザードマップで浸水リスクが無い所
④地域の祭りごとに強制参加にならない地域
 
というのを決めて家を建てる検討をしました。
 
おおよそ自分達の検討した内容をクリアできたのですが、ここで失敗したなと思う部分もあります。
 
まず、①の角地についてですが、これに対しては自分達の思ってたように角地の土地を購入することができたのですが、思ったよりも交通量が多く、深夜でも大型トラックや車が通るため、外の騒音がかなり聞こえます。
 
②については最初の予算ではある程度コストを抑えられていたのですが、新型コロナウイルスによるウッドショックと半導体不足により、木の価格、住宅設備の価格が高騰してしまい、最初の見積もりよりかなり高くなってしまいました。これは時期が悪かったです。
 
③については特に問題なくクリアできました。
 
④についてですが、地域の行事事を調べて、祭りなどに強制参加にならない地域を絞って土地を購入したのですが、少子高齢化により子供の参加人数が少なくなってしまい、私たちの地域も参加せざるを得ない状況になってしまいました。
今はまだ子供が小さいので参加しなくてもいいのですが、小学生頃になったら、家全体で祭りに参加しないといけなくなったため、かなり凹んでいます。
 

安いには訳がある。田んぼだった土地を妥協で買って後悔

元々は田んぼだった土地に、六軒の同じような戸建ての建売りがされていて、いろいろ悩みながらも予算の問題もあり妥協の産物として購入。
これで一国一城の主と思いきや、予算の妥協が1番の原因だったのでしょうか、まずはこの夏の夜はカエルの大合唱で夜もなかなか寝れない自体に陥りました。

地方なので仕方がないところもあるのですが、周りが田んぼや用水路に囲まれているがゆえの事態でした。
農家の方が土地の処分のため田んぼを住宅地にすることはよく見かけるのですが、価格も安くお手頃で良いと思ったのに、流石にこれには驚きました。

 
他にはまぁ少しは慣れてきましたが、付近の道が細いこともこれに繋がる失敗です。
農地を住宅地に無理やり作り変えたから、道路計画がややいい加減なんです。これは行政にも責任がありそうですが、家にたどり着くためには細く何度かのクランクを抜けて辿り着く必要があります。途中で対向車なんて来たときは最悪です。幸いにも待機スペースがあり、どちらかの車が少し避けることで解決するのですが、これが毎日続くとなかなかのストレスですよね。

自然豊かな田舎町といえば聞こえは良いですが、予算を妥協し安い本々農地だった土地の家を買うのは十分理解してから買った方が良いでしょう。