自分の家を売却してもなお賃貸として住み続けることができる、リースバック。
一見とても魅力的に聞こえますが、気を付けないと騙されて家を追い出されてしまうことがあります。
今回は実際にリースバックで失敗した人たちの体験談を集めてみました。
買主が他人に売ってしまい、賃貸を追い出された
私は自分が住んでいる一軒家の住宅ローンを払うのが困難になり、売却することを考え始めました。
いろいろと調べているとリースバックという方法があることを知り、住み慣れた自宅から引っ越しせずに賃貸契約を結ぶことができるのに魅力を感じました。
不動産に相談したところ、リースバック可能という回答を得たので、売却をして賃貸契約を結びました。スムーズに売却と賃貸契約を結ぶことができ、とても満足でした。最初に賃貸契約を結んでから2年後に、賃貸契約更新する際に不動産から「他の人に売却したので、退去してください」と言われました。
不動産の方は、私がリースバックする際に、好きなだけ賃貸して良いよと言っていたのにも関わらず、こちらになんの相談もなしに勝手に売却して、退去してほしいと言われ、とても腹が立ちました。
リースバックを前提で売却したのに、住む事すら許されず
私は数年程前に、自分が所有していた不動産をリースバックすることにしました。
私はもともと不動産を売却しようと考えていましたが、不動産からリースバックという手もあるということを提案され、リースバックすることにしました。不動産と売却した後に、リースバックで賃貸契約を結ぼうとしたところ、不動産から立ち退きをお願いされました。
理由を尋ねると、他の人が私よりも高くで賃貸契約をするため、私には立ち退いてもらいたいという内容でした。
私は知り合いの弁護士に相談しましたが、リースバックすることは口頭での約束であり、法律的には解決することができないと言われました。
私はリースバックするという事で、思っていたよりも安くで売却したのにも関わらず、賃貸契約を結ぶことができませんでした。信用していた不動産に騙されて、とても悔しい思いをしました。
希望価格で売却できたが、約束していた賃料より高くされる
私は20代前半になってから4500万円の中古物件を購入しました。住宅ローンは月々100000円でしたが、当時は仕事が安定していて、返済するのが苦ではありませんでしたが、コロナ渦になってから、仕事が激減して、住宅ローンの返済が苦になってきました。
そこで、売却することを考えて、地元の不動産に相談に行きました。不動産に物件の売却について相談したところ、リースバックという方法もあることを教えてもらいました。
いろいろな説明を聞いて、リースバックに魅力を感じリースバックすることにしました。
予想通りの値段で売却することができ満足でしたが、賃貸料金が思っていたよりも高く設定されました。何度か値下げ交渉しましたが、家賃の値段は値下げできませんでした。失敗したなと感じました。