不動産投資には、色々な危険が潜んでいます。
今回は、不動産投資の失敗談について20代の方2例紹介します。
家賃保証詐欺にあい失敗
26歳の時にフルローンで3700万の分譲マンションを購入しました。立地も良く築浅で物件自体は良かったです。
しかし、購入した時に購入元の不動産会社でそのまま家賃保証サービスに入ったのが失敗でした。詐欺にあってしまいました。
初めの半年くらいは家賃が振り込まれましたが、それ以降は家賃が振り込まれなくなりました。電話で問い合わせても、担当者から折り返しますと言われ、そのままかかってくるかとは無いという酷い対応でした。数ヶ月してやっとかかってきて、話があると事務所に呼ばれました。
会社の経営が傾いているから家賃を払えないから今までの家賃は分割払いにさせてくれという内容と、新しい会社を紹介するから解約と契約のサインをくれという内容でした。
いい加減信用できなかったので、弁護士に相談することにしました。そうこうしてる内にも、サインもしてない会社に勝手に管理会社が切り替わっていて、家賃が振り込まれたり、振り込みがストップしたりしました。(しかも両会社の社長同士が夫婦の関係だった。)
それから、両方の会社を起訴しましたが、裁判には出頭しないわ、差押えできる財産はないわで泣き寝入りになりました。
結局、家賃と弁護士費用で130万くらい損してしまいました。その管理会社ももちろん悪いですが、自分もさっさと管理会社変えるなりすれば被害が少なくて済んだのかなと後悔する結果になりました。
セールストークに乗せられ失敗
亀戸にある新築RC物件を買って失敗しました。
買ったきっかけは会社に営業に来た不動産投資の会社のすすめでした。
あなたの会社の人でも何人か購入されていますよ、という話を聞いて安心してしまいました。
将来の年金がわりにもなりますよ、という誘い文句が決め手で最近のニュースで2000万の貯蓄が必要という焦りから何かしなければ、という気持ちがあったのでそこ漬け込まれたのかもしりません。
契約時に物件のプランと外観写真だけ見せられましたが遠隔地のため実際に内覧することなく契約をしました。月々のローンも払えなくはないのですが、今では自分の住むための家のローンを組めるほどの余裕はなく、人の家のローンで手一杯です。
テレワークの促進によって都内物件からの転出が多くなり、今は借り手がいますがいつ居なくなるのか心配な日々が続いています。実際に収入になるのは定年間近の時なので、その時に築30年の物件に借り手がつく確証もなく自ら不安要素を作ってしまったな、と後悔する毎日です。
果たして本当に社内に買った人がいたのか、それは誰で話を聞く機会はなかったのか、今になってはもう遅いですがもっと悩む時間があるべきでした。今悩んで後回しにすると後で出てくる回答は消極的なものにしかなりませんよ、と言われたのを今でも思い出します。