築50年の木造戸建て購入時に失敗したこと。契約内容はきちんと見直そう | ボロ物件投資ってどう?ワンルームデベロッパーが不動産経営について考えるブログ

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築50年の木造戸建ては購入前にきちんと修繕箇所を確認しよう

 
投資用として購入した物件は、木造2階建ての築50年の戸建てになります。
まずはじめに苦労したのが、購入後のリフォームでした。
 
はじめて不動産を購入したということもあり、リフォームの知識もなかったので、物件エリアにある不動産会社を何社かあたりました。そこで良さそうな不動産会社の担当者と巡り会えたので、その方にリフォームの見積もりや賃貸の募集などをお願いすることにしました。
 
リフォームの見積もりをとった際に発覚したのがシロアリ被害でした。
 
畳をまくった際に気づいたのですが、私は購入時に完全に見落としていました。
 
今回は不動産の購入金額がかなり安いということもあり、売り主側が瑕疵担保責任を負わない契約としていましたので、その点については諦めて自分で対処することとしました。
 
シロアリ駆除の工事も必要になりましたので、当初想定していたよりもリフォーム金額が高額になってしまいましたが、良い経験をさせていただきました。
 
今後、中古物件を購入する際は、雨漏りやシロアリなどといいた修繕費が高額になる可能性があるところは事前に確認しておくことが必要だと学びました。
 
特に今回のような築50年にも上る木造戸建てなどは、確実にどこかしらボロがあるので、気を付けないといけません。
 

募集時期を逃すと入居付けが大変

 
次に苦労したのが賃貸の入居付けでした。
 
リフォームが4月末頃に完了し、賃貸募集を開始したのが5月頃でした。
 
その頃になると2~4月に比べてお部屋探しの需要が少し減っていた時期だったので、入居付けにかなり苦戦しました。
 
敷地に駐車場もあり、ある程度リフォーム入れたので、なんとかなると思っていたのですが、戸建てのターゲットは一般的にファミリーの方になりますので、5月以降にファミリーの方があまりお部屋探しで動いていないということが原因でした。
 
結果的に半年以上空室となりましたが、昨年の11月に無事入居が決まりました。
 
また、入居後に建具の建付けや水栓器具の水漏れなどのクレームが入りましたので、業者を手配し対応することとなりました。
 
入居後のクレームはよくあることだと思いますが、事前にチェックをしておけばよかったと反省しております。
 
その後は入居者からもクレームはなく、今も継続して入居いただいています。
 
また、ターゲットにもよりますが、賃貸の募集をする時期の大切さを学びました。
 
可能であればお部屋探しが活発になる繁忙期に間に合わすことで入居付けが有利になると思いました。

今回の購入した投資用物件を通していくつかの失敗を経験しましたが、今回の反省を活かして引き続き不動産投資を実践していこうと思います。