みなさんこんにちは。
都心と郊外、どちらに住みたいですか?
都心は賑やかで若いころは憧れるものです。
家庭を持つと都心の喧騒が鬱陶しくなり、静かだけど、暮らすには何不自由ない施設が整った郊外に住みたくなるものです。
そういった自分がそこに住むならどう思うか、という視点も不動産投資において大事な視点になってきます。
そんなことで、本日は不動産投資において、都心物件と郊外物件のメリットデメリットをお話していきたいと思います。
【資産管理が目的なら都心物件がおすすめ】
都心物件の何よりのメリットは、資産価値が高いことです。
人気地域の土地は常に需要があります。
本当にいい場所であれば、流動性も高く、言い値でも結構売れちゃったりします。
まあ、常識の範囲内での話ですが。
また、住む需要が常にあるので、賃貸付けも比較的容易です。
人口減少で賃貸需要が右肩下がりなんてよく言われますが、それは日本全体でみたらの話で、都心はむしろ人が増えています。
これは、過疎地域はどんどん過疎化していき、都心に人が集まっていくからです。
ではデメリットはなんでしょうか
それはとにかく物件の値段が高いことです。
建物本体の値段は全国どこでも同じですが、その建物を建てるための土地がとにかく高い!
自分の地元は坪単価が数万円なんですが、東京都の、それこそ六本木とか坪あたり数千万円とかしますからね。笑
六本木の土地を一坪買う値段で地元の割といい立地で戸建てが立ちます泣
また値段が高いので、それに伴い当然利回りも低いです。
きちんと諸費用の計算ができていないと、すぐにキャッシュアウトします。
なので、属性が高くて借入金利が低かったり、資産管理が目的な方は都心の物件がおすすめです。
投資で稼ごう、という方が手を出すには分が悪いですね。
【リスクコントロールできるなら郊外物件で一儲けしましょう】
郊外物件のメリットは利回りが高い点です。
都心物件は土地値が高い、ということをお話ししましたが、まあその逆ですね。
しっかり賃貸を回せれば、10年もあればかなり回収できます。
多少物件価値が下がっても、十分利益をとることができます。
手残りが多い分、追加投資の際の資金にもできます。
デメリットとしては、郊外になるほど賃貸付けが難しくなっていく点です。
居住としての需要が低くなっていくので、何かしら付加価値がないと少ない需要の中で顧客を勝ち取ることはできません。
土地としての需要もあまりないため、流動性が低いところもデメリットになります。
ただ、こういったリスクは、管理会社に委託したり、出口戦略を練ることによって、ある程度軽減することができます。
都心物件の価格の高さはどうやっても対処できないですが、郊外物件の問題点は工夫次第である程度排除できます。
ここら辺は、資本という武器が乏しくても、知識でカバーできます。
そんな感じで、都心物件と郊外物件のメリットデメリットについてお話ししました。
いかがだったでしょうか。
今現在のご自身の資産状況、また将来どうなりたいかをしっかり決めた上で物件を選定していけるといいですね。
では、資金もなくて、リスクコントロールも心配だという方におすすめの物件ってあるのか、というところですが、答えはNOです。
業者のカモにされるだけです。
まずは資金作りと、勉強をして知識をつけましょう。
特に不動産投資を本気でやる=事業を起こすことになるので、ビジネスにも役立ちます。
仮に勉強した結果、不動産投資はやめよう、となっても、勉強で身に着けた知識が資産になります。