2016年4月学会出張でアムステルダムに行ってまいりました

 

 

写真はアムステルダム中央駅で東京駅のモデルになった建物といわれています。オランダは運河の国で中央駅の前にも運河が流れていました。

 

 

アムステルダムの原風景ともいえる運河です。運河の総延長は数百KMにも及ぶといわれており、橋の数も千以上とタクシーの運転手殿言っていました。映画のシーンによく出てきますが、アクション映画でモーターボートでのチェイスがよく思い出されます。

 

 

 

 

早朝の散歩でのONE SHOT。

 

 

 

 

町中このようなレンガ造りの建物にであいます。京都の家のように間口が狭い。税金対策か?

 

 

 

 

 

今回のお目当てレンブラントの家。AUDIOGUIDEでよくわかりました。

 

 

 

レンブラントは画家でありましたが、美術商でもありこのサロンで売買を行っていたとのことです。意外でした。

 

 

 

 

レンブラントのアトリエ。また、ここでお弟子さんをとっており、いわば美術学校でもあったようです(現代にも通じる多角経営)。

 

 

 

 

 

 

一番びっくりしたのはこのベッド。当時は座るような格好で寝ていたみたいでその格好が体にいいと信じられていたみたいです。

 

 

 

実際にレンブラント家で使用されていた陶磁器のようです。

 

 

 

 

 

話変わり、少し傾き加減の建物。いわばイタリアのピサと一緒で地盤が弱くこのようなことになるそうです。日本でも杭の長さの足りないマンションでこんなことがありましたなー。

 

 

 

 

町で見つけた往年のシトロエン。なつかしー。手入れがよければイイ値段かなーと思いましたが・・・。ナンバープレートEUでないところがいい。

みじかいオランダ旅行でしたが、あらためて思ったことはオランダはやっぱり海洋国家で運河で外洋とつながっておりスペイン無敵艦隊の敗北以来外洋進出が盛んになり有名な東インド会社の設立、日本との出島を通じての貿易、医学への影響、英国とともに一時期世界を席巻する国家へと登り詰めたんだなーと感慨にふけりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年3月ギリシャの旅(Ⅳ)アテネ(その2)
おまけ




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アクロポリス博物館に展示してあるユニークな三身の半魚人像。とっても面白い。上半身は髭面のおっさん、下半身は蛇。完全な形で残っていました。







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同じくアクロポリス博物館にある仔牛を担ぐ青年像。アルカイックスマイルとよばれる笑みをたたえる青年像です。紀元前六世紀の作品とは絶対に思えない写実性豊かな彫刻です。







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所変わって古代アゴラに残る円柱の一部です。「アゴラ」とは市民生活のまさに中心地で買い物のほかに政治的文化的宗教的施設が集まった広場です。





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古代アゴラの神殿跡(イフェスティオ神殿)です。この神殿周囲から鍛冶に関する出土物が多くこのように呼ばれているそうです(イフェスティオとは鍛冶をつかさどる神)。









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本家パルテノンよりうーんと保存状態良し。ローマンのフォロローマノみたいに地中に埋まっていたのだろうか?ほぼ完ぺきな状態でした。









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古代アゴラより見たパルテノン神殿。古代アゴラは文字通り古代アテネの人々にとり生活の中心であり、市民生活の根源でした。そこから見る古代神話の世界。アテネの人たちは日常の生活を送りながら神話の世界を見上げて生きていたんだろうなと思いました。







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こちら国立考古学博物館に残る黄金の仮面(アガメムノンのマスク)。わたくしこの博物館に行く途中地下鉄でPICKPOCKETに遭いました。たびの達人として恥ずかしい。






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このツボと次のツボ実に写実的。







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いきいきとしたタコのツボ。タコなんかはヨーロッパ人はあまり食べないのかなと思っていましたが古代から生活に密着していたみたい。ロードス島では食べなかった気がしますが・・・。








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紀元前のはかり。実に素晴らしい。






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ポセイドンの像。ライザップをやるとこんな筋肉になるか?






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馬に乗る少年像。ウマの躍動感が伝わってきます。






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またまた話変わって国会議事堂前の衛兵交代式。指導教官が襟の位置や銃の位置を厳しくチェックしていました。暑い日で衛兵汗だくでした。







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トロイアの発掘に情熱を傾けたシュリーマンの家。宿泊したホテルのすぐ近所。近くにはブランド街やレストランがありアテネのまさに中心でした。今回の旅はメテオラが最大の目的で片道5時間の電車の旅でしたが大変満足しました。メテオラの辺境の地で日本の学生さんに出会い(フランス文学専攻で4月から大学院進学と言っていました)バックパックでこれからヒッチハイクでアルバニアに向かうといっており日本の学生さんも捨てたもんじゃないなと思いました。
















2016年3月ギリシャの旅(Ⅲ)メテオラ


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アテネから電車で約5時間。今回のギリシャ旅行のMAIN EVENT メテオラ(空中に吊り上げられたの意)です。行くの大変でしたが本当に満足でした。





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200Ⅿくらいはあるかなと思われる岩山の上にそびえたつ修道院。建てるの大変やったやろなーと変な関心のしかたをしました。





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このあたり一帯は太古、湖の底だったみたいでUSのアーチーズナショナルパークを思い起こさせる岩山の連続でした。






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行くだけでも大変なのに(今は階段がありますが、その昔はなかったそうです。)、建てるの大変だったろうなと思いました。岩の上に石で建てており岩山を彫刻して作ったような印象を持ちました。




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修道院の中。修道僧には会いませんでした。この日は快晴で気温もCOMFORTABLEでしたが明日からは雪、防風雨と言っており厳しい気候風土の中ひたすら宗教に生きるそんな姿は想像するだけで大変なことだなと思います。一瞬叡山での修行を思い浮かべました。





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ギリシャ語なのでよくわかりませんが、ワイン樽かなと思いました。修道僧(ギリシャ正教会)の減少からかメテオラの修道院も減少しているそうですが、真面目に宗教に生きる姿は想像を絶するものがあります。世間から隔絶されたところで修行する姿は、日本でも叡山、高野山東北の山々でも行われてきたし本当にそれぞれの宗教に対して純粋なんだなと思いました。