松本清張「黒い画集」と諸行無常について | 京都暮らしdiary☆

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2014年3月23日に結婚☆
その日から京都で新生活を始めた、子なし主婦のdiaryです♪

松本清張の短編集「黒い画集」読んでます。

昨晩はなかなか眠たくならなくて、夜中の2時半頃まで読んでました。

松本清張は長編も好きですが短編も好きです。

月末に伊豆旅行へ行くのですが、この短編集には「天城越え」という話も入ってます。

松本清張の小説は結末の終わり方に味がありますね。
どの話も結末最後の一文がおもしろい。



話は変わり、、、


手塚治虫の「ブッダ」を読んでから、「諸行無常」という言葉が好きになりました。

諸行無常

何一つとして同じもの続くものはない。
命にも終わりがあるし、物だっていつかはなくなる。 

一見、それは悲しいことのように感じますが、悩みも辛さも続きはしないということですよね。


いつかは死ぬということは悲しいけど安心でもあります。

永遠の命があると思うと、ゾッとしますもんね。

ふと「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」という映画を思い出しました。
主人公のブラッド・ピットはヴァンパイアになり永遠の命を手にいれて、何百年と生きます。

あと、森山直太朗さんの「生きてることが辛いなら」という歌を思い出しました。
その中の最後の歌詞は「生きてることが辛いなら  嫌になるまで生きるがいい くたばる喜びとっておけ」
とあります。

いつかは死ぬけど、くたばる喜びとっておきたいと思います。


昨年、おばあちゃんが亡くなり、「死」ということをどう考えたらいいのかと思っていました。
そして人生や死について考えさせられます。