昨晩はなかなか眠たくならなくて、夜中の2時半頃まで読んでました。
松本清張は長編も好きですが短編も好きです。
月末に伊豆旅行へ行くのですが、この短編集には「天城越え」という話も入ってます。
松本清張の小説は結末の終わり方に味がありますね。
どの話も結末最後の一文がおもしろい。
話は変わり、、、
手塚治虫の「ブッダ」を読んでから、「諸行無常」という言葉が好きになりました。
諸行無常
何一つとして同じもの続くものはない。
命にも終わりがあるし、物だっていつかはなくなる。
一見、それは悲しいことのように感じますが、悩みも辛さも続きはしないということですよね。
いつかは死ぬということは悲しいけど安心でもあります。
永遠の命があると思うと、ゾッとしますもんね。
ふと「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」という映画を思い出しました。
主人公のブラッド・ピットはヴァンパイアになり永遠の命を手にいれて、何百年と生きます。
あと、森山直太朗さんの「生きてることが辛いなら」という歌を思い出しました。
その中の最後の歌詞は「生きてることが辛いなら 嫌になるまで生きるがいい くたばる喜びとっておけ」
とあります。
いつかは死ぬけど、くたばる喜びとっておきたいと思います。
昨年、おばあちゃんが亡くなり、「死」ということをどう考えたらいいのかと思っていました。
そして人生や死について考えさせられます。