まだ引越しの段ボールが残る殺風景なリビング に、ふわっと彩りが加わる。
はぁ...素敵♡
お花があるだけで、空間ってこんなにも変わるんだ。
視界がパッと明るくなり、気持ちまでふんわり温かくなる。

ついに、50歳の大台へ
そう、今日50歳になりました。
めでたく?! それともとうとう?!
なんとも複雑な気持ちで、この「50」の響きを味わう。
20代の頃は「50歳って大人の極み」だと思っていたけれど、
いざ自分がなってみると、思っていたほど変わらない。
確かに体力は落ちたかもしれない。
肌の調子だって、昔みたいにはいかない。
だけど心の自由度は、確実に上がった。
結婚できるの、わたし?!と悩んだ30歳
30歳のわたしは、仕事に没頭しながら自問自答していた。
「結婚できるの、わたし?!」
「子供は産めるの、わたし?!」
周りは次々と結婚し、家庭を持ち始める。
でも、自分は仕事中心の毎日で、その未来が想像できなかった。
「このまま一人かも...?」という寂しさに包まれていた。
そんな中、人生は思いもよらない方向へ。
0歳児を抱えて奮闘した40歳。
40歳、子育ての渦中にいた。
30歳の頃、想像すらできなかった 「母」という役割。
寝不足の日々、終わりのない抱っこ、おむつ替え、離乳食...
「わたしの時間、どこいった?」
そんなことを思いながらも、
無邪気な笑顔ひとつですべてが報われる日々。
仕事のプレッシャーとは違う、
「この子を育てる」という人生最大のミッション。
40代は、ひたすら母として走り抜けた10年だった。

そして、50歳。
子育てもひと段落。
ふと気づくと、「こんな生活がしたかった」 と思える毎日がある。
「大器晩成」という言葉があるけれど、
わたしはまさにその途中なんじゃないかと思う。
今よりもっと自由に、楽しく、豊かに。
そんな未来が待っている気がしてならない。
50歳って、人生の折り返し地点じゃなくて、新たなスタートなのかも。
さて、今夜はディナー。何を着よう?
そんな未来へのワクワクを感じながら、
今夜は家族でバースデーディナーに出かける予定。
さぁ、何を着ていこう?
アクセサリーは? 靴は?
こういう時間って、何歳になってもときめきをくれる。
50歳。
思ったより 悪くない。
むしろ、これからがもっと面白くなりそうな予感がしている。
「50代、楽しんだもの勝ち。」
そう思いながら、クローゼットを開ける。
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