今でも一番覚えているのは
小学生の時の父親参観日。
日曜日にあったと思います。
うちの父も張り切って来てくれました。
確か、すごく寒い日で
昭和の田舎の小学校に
暖房など無く、いつも
手を擦って授業を受けていました。
当時、私は一番後ろの席のドアのそば。
休み時間は、みんな開けっぱなしで
廊下に出ます。
さすがに寒いので、最初のうちは
人が出る度に閉めていたのですが、
もう、面倒臭くて、
休憩時間が終わるのを待っていたら、
私の側の重ためのドアが、
人が出る度、自動ドアのように
閉まるのです。
おかしいなぁと思って、振り向いたら、
父が一回一回閉めてくれていました😭
私が「お父さん、もういいよ、大変やん」と
言ったら、
父が「だって、寒かろうもん」と
その後も閉めてくれました。
その時、自分は子供ながらに
なんて幸せ者なんだろうなぁと
めっちゃあたたかい気持ちになって
授業そっちのけで、
幸せの余韻に浸ってました。
大人になって、話したら
父は忘れたと言ってますが
