「歳をとってからのナチュラルは
無精に通じる場合もありますから。」
と内館牧子さんがどこかのインタビューで
仰っていたそうです。
内館牧子さんの
「すぐ死ぬんだから」
という本を読んだ時のことを思い出しました。
主人公のおばあさんが
絶対に本当の年よりも
老けて見られてはいけないと
ちゃんとキレイなお洋服を着て
メイクもバッチリして
姿勢もよく
シャキシャキと歩いて
ネイルもして
ウィッグもしているのです。
「セルフネグレクト」
という言葉も出てきました。
もう死ぬんだからと
自分に手をかけない人のことをいうそうです。
つまり、これが不精ってことですよね。
私はかわいいおばあちゃんを
目指しているので
「すぐ死ぬんだから」に出てくる
主人公がとても良いなと思っています。
ただ、メイクはしたくない派なので
そこだけは違います。
そこで、最初の言葉です。
はっとしました。
私は肌断食をして
今では
椿オイルとワセリンがあれば
大丈夫になっています。
メイクも顔にフタをしたみたいで嫌いです。
なので
日焼け止めを塗って
眉を描き
ちゃんとしたお出かけの日は
アイシャドウをしますが
スーパー位なら
眉を描いただけで終わり。
もちろん出かけない日は
日焼け止めもせず、すっぴんです。
メイクが嫌いな理由は
もう1つあって
添加物を肌にのせたくないから。
メイク落としを使わないと
落ちないような製品は
ほんとに嫌で
使ってるメイク道具は
石けんで落ちるものです。
日焼け止めも
石けんで落ちるものを使っていますが
シミができないなら
塗りたくないです。
でも、日焼けはシミの最大の敵だから・・・
ここだけは我慢しています。
まだ大丈夫なだけで
あと数年経ったら
ファンデーションを塗らないと
嫌になるくらいのシミやシワが増えて
しっかりメイクをしなくちゃ
見てられない顔になるかもしれないのに
嫌だからと
ずっとそのままいたりして・・・
それって不精ですよね・・・
そうならないように
肌断食して
食べ物には気をつけてるんだけど
見てられない顔にはならなくても
顔色が悪くなる可能性は
高いような気がするのです。
そうなった時が少し怖いです。
顔色くらいじゃ
おそらく自分じゃ気づきにくいだろうから・・・
髪型は注意するようにしていますが
いつの間にか
「面倒くさくないように」が
重要視されて
顔に合ってないことが判明したところです。
そう、油断をすると
すぐに楽な方へ、楽な方へと
進んでいくのです。
そしてお洋服。
私は服は好きなのですが
色んな流行りがやってきて
ナチュラルとかシンプルが好きなんだなって
だんだんわかってきました。
でも、ドンピシャではありません。
きた〜!!
と思ったのは
「森ガール」です。
もう何年前?
この時、私の好きな服はこれだ!
と興奮したのを覚えています。
( ´∀`)ハハハ
でも、悲しいかな。
流行りはすぐに変わっていきます。
お店で見かけなくなっていきました。
今では中々好きな服に出会えません。
(˘-ω-˘ ).。oஇ
そして、気づいたら
同じ服を何年も着ているのです。
元々、ナチュラルやシンプルが好きだと
思っていたので
森ガール風のお洋服を買ってますが
地味〜なお洋服ばかり。
それを何年も着ている・・・
(((( ;°Д°))))
やばいですよね。
若い頃はそれでも全然大丈夫だけど
今47歳の私がこれではいけません。
ナチュラル好きは気をつけないと
不精者に見えてしまう。
あぁ、気をつけないと。
いつの間にか
自分に手をかけない
不精なおばちゃんにならないようにね。
ここの境界線は
案外簡単に
しかも、知らないうちに
超えてしまうと思ったので
肝に銘じようと思いました。