子供は最高の外交官 | 農園 和楽志(わがくし)

農園 和楽志(わがくし)

三軒茶屋でおでん屋「和楽志」を営んでおりましたが、千葉県香取市(旧栗源町)に移住し農家になりました。
農薬化学肥料を使わず少量多品目で野菜を育てています。
育てた野菜を使い農家飯を作り、5歳になった娘花と3人家族で食卓を囲んでます。

長野県安曇野市に「地球宿」というゲストハウスがあります。
そこのご主人が言っていた言葉です。
「子供は最高の外交官」
そのご家族も東京からの移住者なんです。

私達も東京を出て、移住先を探すときに何度かその地球宿を利用させてもらい、色々なアドバイスをしていだきました。

そのご主人は、まさにうちの旦那さんがやりたい事を現実にされている方でした。
農業をしながらゲストハウスを営み、利用客は体験農業ができ、そこで採れた野菜でご飯が食べられます。
まさに今、旦那さんはそれを目指して農業をしています。

どのようにして地域になじんだのか?当時1番不安だったことを地球宿のご主人にぶつけました。
その時に言っていた言葉がこれでした。
そのご家族が移住された時、1番上のお子さんは4歳くらいだったそうです。(今の花と同じです)
子供のおかげでご近所や、保育園などで色々な繋がりができたと。
その時はへぇ~そうなんだ。とまだ乳飲み子だった花を抱き、「これが外交官かぁ」なんておもっていましたが・・・


今、まさにそれを実感しています。
この香取市に引っ越しをして8月で1年が経ちました。

始めの頃はなかなか地域になじむチャンスもなく、東京にいた時と同じように自分達だけの生活をしていました。

それが、花と散歩をしていたら話しかけてくれる方ができるようになり、それから地域の餅つき大会などのイベントに呼んでくださるようになりました。
保育園に行くようになったら、ご近所にも同じ保育園に通う子供達がいることもわかり、そこからご近所の方からお野菜や果物など頂きものをし合う関係になれました。
宅急便以外でピンボーンと家のチャイムがなるんです。
それがとても新鮮で嬉しい事になりました。

今や近所の子達がうちに遊びに来るようになりました。

旦那も地域の消防団に誘われ活動をするうちに花の同級生のパパ達と仲良くなれたりしました。

もしも花がいなくて、私達夫婦だけだったらこうはいかなかっただろうなと思います。

子供の力って本当にすごいな、まさに外交官だなって、今になってやっと実感しています。
花ちゃんありがとう♥