「揚げ茄子の肉みそのせ」完全なる失敗に終わる(2016年5月18日) | おすそわけ、おもてなし、おせっかいマインドで『まいにち晩酌ごはん』

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見て、感じて、考えたことを文字に綴ります。「食」やメニュー開発視点のひらめきと思い、伝えたいこと。ひたすら明るくて前向きで、なんでも関西人のお笑いにしてしまうこののんきさが何かのお役にたてたらうれしいです。

昨日はヒロ坊が急に飲み会となり、晩御飯キャンセル。
今日は、昨晩の予定を実行するのみ。

余裕をぶっこいていたら、
失敗作に終わってしまった肉みそに反省しまくったのでありました。

まあ、そんな日もあるわなと、開き直る。
そして、即興リカバリもめちゃくちゃうまいのであった。


■2016年5月18日のまいにち晩酌ごはん

今日のテーマ:早帰りのヒロ坊とウダウダいいながら、作って飲む。

今日のお酒 :一番搾り大瓶 → ハイボール(リザーブで)

【お献立】
・冷ややっこ おろし生姜にみょうが、青ネギ
・トマトきゅうりわかめ、もやしもちょろっとの三杯酢
・ししとう炒め 鰹節のせ

   

・揚げ茄子の肉みそのせ 白髪ねぎと。

   

・豚ロース肉のソテー (ヒロ坊のごはんのおかず)



夏ですなーというテーブルの感じ。
枝豆少々は、昨晩の残り。

2時間飲み放題の晩酌ごはん、本日もストーリーがございます。
今日は2件も。


一番は、「揚げ茄子の肉みそのせ」がおいしくないぞ、事件。
肉みそがNG。
敗因は、干しえのきを加えたこと。
肉みその「カサ増し」に、筍をいれたい・・・・けれどいいお値段で断念。
こんにゃく・・・さすがにバレバレになるので、避けておこう。
肉ばっかりだとなあ・・・と思い・・・そうだ!干したえのきがある。
これを加えたら、食感のアクセントにもなってちょいといいかも!とひらめいた。

ところが。
えのき・・・干して乾燥させているので、水分をすってくれる。
肉みその調味料をどんどん吸っていく。
「揚げたなすにとろーーーーーんとタレのように広がってくれないと
 味がのらへーーーん!」

思った通りに、揚げたなすと肉みそが完全に分離。
(>_<)

肉みそそのものも味にパンチがなく、いまいっちょ。
ヒロ坊にも、指摘される。
「ミッチャン、肉みそ、味にメリハリがないし、なすにからまない!」

おっしゃるとおりでございます(>_<)
すぐに敗北を認めて、ごめんちゃい!

リカバリしまっせ!
すぐにおろし生姜を作ろうと向かう。ささっとおろせばできちゃうからね。
みょうがも千切りに。
たっぷりのおろし生姜にみょうがものせて、醤油をかけて召し上がれー!
みょうが好きヒロ坊、これさえ乗せておけば、かなりご機嫌だから!

   


ヒロ坊
「しん焼きみたいにしてきたな!
 おっ!!みょうがもあわさってこっちのほうがよっぽどうまい!」


大変失礼いたしました~(>_<) 汗汗

わかっていながらも。
揚げた茄子は、味が強いから。
辛みとか酸味、パンチのあるある強い味をつけてあげる。
もしくは、おろし生姜のように、薬味のような個性の強いものとあわせないと、ね。
せっかく揚げたっていうのに、その労力も報われない
いまいっちょな出来上がりになってしまったら惜しいことよ。

反省・・・・・。

ちゃんと全体をもっと具体的にイメージしてバランスとらなくっちゃねー。


もうひとつの事件。
ししとうにはアタリがあるってこと。

ヒロ坊「辛いのにあたらないように選ばないと・・・」
一つひとつ吟味して、食べていた。
慎重だわね。

気を許したそのとき、事件は起こった。
ヒロ坊「辛ーーーーーーーーーーーーーっ!」

おおっ!
ロシアンルーレットを引き当てたね!

おめでとうございます!!

辛い、辛いと騒ぎまくる、ヒロ坊。
中和させるのにビールを飲まれてはもったいないので、すぐさま氷水を与える。
がば飲みしても、なかなか辛みが消えないらしい。
またまた大げさなこと。
(ヒロ坊は子供みたいなもんだから仕方がなあい!)

ヒロ坊が辛いのを食べてくれたみたいなので、
もう安全であろうとサクサクいただいたのでありました。

冷ややっこに続き、ししとう炒めも楽しめる季節。
ビールの季節だにゃーーーーー!


そうそう、事件の一つ目の肉みそは、白髪ねぎと大変よく合いました。
さっぱりしたものと合わせるもの向けの出来上がりに、
次は必ずおいしい肉みそのせにする、と誓いましたん♪。

いろいろあっても、最後に豚ロースをほどよく焼き上げたら
「おいしい、おいしい♪」と、ヒロ坊ご機嫌。
事件1、2もすぐに忘れてくれる。

ほんまにカンタンで扱いやすいわーーーー。
気難しいオトコはあかーーーーん。