野菜どっさりの晩酌ごはんで春のお彼岸連休を締める(2016年3月21日) | おすそわけ、おもてなし、おせっかいマインドで『まいにち晩酌ごはん』

おすそわけ、おもてなし、おせっかいマインドで『まいにち晩酌ごはん』

見て、感じて、考えたことを文字に綴ります。「食」やメニュー開発視点のひらめきと思い、伝えたいこと。ひたすら明るくて前向きで、なんでも関西人のお笑いにしてしまうこののんきさが何かのお役にたてたらうれしいです。

残すところ、あと一つづつのお墓参りになった。
今週末のお互いに予定のある法事で主要なお墓参りが終了となる予定。
ヒロ坊、場所が異なる3件のお墓参りを終えて、
この春のお彼岸はきちんとお参りできたとたいへんスッキリ顔です。
わかる、わかる。
ご先祖様に手をあわせる、それだけでなんだか心がすっきりするもの。
昨年、祖母の永代供養のお寺にお参りした時に実感した。

お参りに伺った中のひとつは浅草。
お花を手に持った人々であふれてた。
あちらこちらのお寺の周囲にも、お花とお線香が用意されている。
総本山の東本願寺にお参り。
婦人会の方々によってお茶とひとくちの白飯醤油焼き、
つまりは焼きおにぎりが振舞われていてごちそうになる。
小盆に菜の花に蝶々が舞う挿絵のはいった敷き紙にほうじ茶と。
温かいお茶が心にほっとする暖かさ。
相席させてくださったご夫妻ともにっこり。

気持ちに余裕をつくるって大事ね。

そんなお彼岸行事で過ごした連休の最終日、今夜はちゃんと晩酌ごはんをやりましょね。
「2日ぶりの居酒屋ミッチャンの開店や!」

そう、開店だー!


2016年3月21日のまいにち晩酌ごはん

  

 晩酌スタート時点では、華がない食卓ですなあ・・・。
 居酒屋ミッチャンは、どんどんとコース料理のごとく、作られていきます!


・菜の花のごまあえ
・なすのしん焼き 生姜醤油で
・筍のオーブン焼き
・ねぎどっさりのスパニッシュオムレツ

   

・煮豚と白菜の中華風旨煮
・(手づくり常備菜)ひじき煮
・(手づくり常備菜)ゆず大根(赤大根レディサラダ)
・(ヒロ坊)納豆ごはん



野菜をどっさり補給せねば。
週末用にと買い置きしておいた野菜がたっぷり。
さらに、明日22日は飲み会だからご飯は不要というではないか!

さらにさらに、24日木曜日からは、私は関西帰省でまいにち晩酌ごはんの次の開催は月曜日なのである!
野菜をムダにしてはならない。うん。

そんな事情からの野菜消費&ヒロ坊に野菜補給お献立。



ここから、自分のための備忘レシピ


■筍のオーブン焼き  
小さくっても、170℃で50分強焼きました。
ホイルに包んで焼くだけ。

   

きっちりと隙間なくアルミホイルでくるんで包んで、蒸し焼きできる状態をつくっておくこと。
蒸し焼きにすると野菜そのものの水分だけで火が通るとともに
自分自身の中にある旨み、甘みのおいしさをしっかりと解き放ってくれる。

   

買ってきてからも日数がたってしまったので、今日のは少しえぐみが出てきちゃったね。
筍は言わずもがなですが、鮮度のいいうちに。
紙に包んで野菜室にいれておいても、やっぱり鮮度は落ちていきますね。



■ねぎどっさりのスパニッシュオムレツ

これが、なかなかいい出来だった!
生クリームを牛乳で応用したけれど、狙い通り白ネギがいい甘さと旨みを発揮してくれたわ。

    

     


※先日みた、NHKあさいちのレシピから応用させてみる。

(A)
・なす 1本
・ズッキーニ 1本
・白ねぎ   3本分の白い部分だけ
・ベーコンスライス 3連セットの1袋分
・トマト 小1個
・にんにく 一かけ
・オリーブオイル たっぷり100mlくらい
・塩 小1弱
・白こしょう 適量

(B)
・卵 5個
・牛乳 60ml
・塩 小1弱
・白こしょう 適量

(A)オリーブオイルににんにくの香りを出して、なすとズッキーニから炒める。
白ネギ、ベーコンを加えて、時間差でトマトのざく切りを加えて、仕上げに塩コショウ。

(B) をあわせておいて、炒めあげた(A)を加えて、オイルを塗った耐熱パイ皿21センチに流しいれる。
これがぴったりの量!!
ちょっと多いくらい。
180℃のオーブンで20分追加3分を2回繰り返して焼き上げた。
25分でいいくらいね。

うまかった!
残りは冷凍して、いざというときの保存食へスタンバイ。



■煮豚と白菜の中華風甘煮

ランチメニューを用意しなくちゃ、と思い解凍しておいた煮豚。
白菜とネギ炒めて、ラーメンに乗せてあげようと思っていた。
そのランチ準備がなくなったので、ここで登場。

・煮豚(ゆでて、日本酒たっぷりの醤油ベースたれで1時間程度煮ておいたもの) 
・白菜
・白ねぎ
・人参
・生しいたけ
・生姜千切り
・青ネギ  少々(彩りがよろしくなかったもので急きょ加える)

[調味料]
・サラダ油   少量
・紹興酒  大さじ2くらい
・鶏がらスープの素 小1 1/2くらい
・湯 300mlくらい
・オイスターソース 大1/2強くらい
・濃口しょうゆ   大1 1/2くらい
・塩    適宜
・ごま油  少量
・水溶き片栗粉  適量


1)白菜は芯と葉を分けて、芯はそぎ切り。3センチ角程度の大きさに
2)人参は短冊切り、生シイタケもスライスに。
3)白ねぎは、斜めに1.5㎝幅程度。炒め煮て崩れないように。
  鋭角にしすぎないようにして。
4)煮豚は、1センチ角の太目マッチ棒の形に。
  存在感がある仕上がりにしたい。
5)サラダ油に生姜千切りを入れて火にかけ香りだし、香りが出てきたら白菜の芯から炒める。
6)人参、生シイタケ、煮豚、ネギ全部いれて炒めちゃう。
7)ほどよくしんなりしてきたら紹興酒を加えてふたをして、蒸し煮状態に。
8)全体がへっこんでカサが減ったところに、白菜の葉っぱも加えて、鶏ガラスープとお湯を。
  (もちろん、鶏ガラスープの素をお湯で解いておいたほうがいい)
  オイスターソース、濃口醤油、塩少々もしてふたをして蒸し煮。
9)味を見て微調整。塩または濃口醤油、風味が欲しいときは、こしょう少々もいい。
  ちょっと味は強めにしましょ。水溶き片栗粉をいれるとその分味が薄くなってしまうので、
  その分も考えておきたい。
10)水溶き片栗粉でほどよくとろみをつけて、一度しっかりと沸騰させて火を止める。
11)少しだけごま油を垂らして、風味付け。青ネギも加えてさっと混ぜてできあがり♪