わたし、昔ある会社で営業をしていたころ
とんでもない悪口(笑)じゃね!?
本人に伝書鳩する奴も大概だよ…(笑)
今回はね、間違いなく黒歴史の、
恥ずかしい話をします・・・。
よかったら笑い話として、お付き合いください。
20代のころから
「料理教室を立ち上げる!」という夢を持っていたわたしは
開業資金のために営業職を転職先に選んだわけですが
早く夢を叶えたい!
そのためには、ガツガツ稼ぎたい!!
と思っていたんですね。
人事にも「ガツガツ希望」を伝えると、
一番忙しい部署に回してもらうことになり、
毎日目まぐるしく働いていました。
中途採用で未経験だったわたしは
最初は単純に、経験の無さをカバーしなきゃ、とひたすら
売り上げをあげることが嬉しかっただけのハズなのに、
成果が付いてくるようになると
いつのまにか自尊心と虚栄心が強くなっていき
異様な上昇志向を持つようになっていました。
そのうち、
「数字(売り上げ)を作る=収入をあげる」ことが一番の目的であり、
その目的のためなら、休日も厭うことなくタフに動き回る。
スタッフ間の多少の軋轢があっても関係ない。
出来ないやつが悪い。悔しいなら頑張れば?
まるでブルドーザーのようでした。
そうまるで草木一本残さず、すべて刈り取る、そんな感じ。
年収が人の価値
のように錯覚を起こし、
男性に対しても
自分より収入の低い人は閉店ガラガラ!!
(本当に超恥ずかしい…。間っ違いなく痛い勘違い女)
で、女帝。
だろうね、言われて当然だよ。
一度「出来る女・稼げる女」のレッテルを貼られたからには
もう後戻りはできない。出来ないことは負けだから。
(勝ち負けって何やねん、負けるって誰に、って話よな)
料理教室の夢?そんなのどうでもいいわ、ぐらいに思っていた時期もありました。
(おいおい、本末転倒もいいところ)
そこには自分の意思なんてない。
すべては、数字をあげるための「道具」。
なりふり構わずガッツを振り絞る。
けれど、お金を稼いで、その先に何をしたいのか。それが分からない。
料理教室の夢どこいった???状態。
「自分は何がしたいのか?」
満たされない日々に、毎日が不安。でも不安の正体がわからない。
不安なことを悟られたくないので、表面上は明るく振る舞う。
仕事で予定をいっぱいに埋めて、
得体のしれない不安と向き合う暇を無くすために忙しくする、そんな日々。
ビジョンや理念がないのに成功したってしょうがないのにね。
いくら稼いだら成功なの??
そしたらその先は?
何~もわかってなかった。
わかってないから、目の前の数字(収入)で
今の自分の状態を肯定させるしか方法を知らなかったの。
思い上がってたのね。
その一方で私の心の声は悲鳴を上げていたのだけど
(精神的に不安定、一人でいるのが異常に怖い、などの状態)
だけど、気のせい、疲れてるだけ、、、と胡麻化して。
その原因に気付かないし、気付こうともしない。
まるで自分虐待。
自分のこと、何一つ大切に扱ってないもんだから、
彼氏もそれなり、人間関係もそれなり。
だって自分のこと大事にしてないのに
相手のこと大事にできるわけないもんね。
「なんでわからないの?」って思うかもしれないけど
違うんです、徐々に変化していくから麻痺するんですよ。
めっちゃくちゃ痛い!!痛すぎるゲンコツが振ってきました。
そこから気づきをもらうキッカケが起こるわけですけども
まあそれは今回は割愛(笑)。
そうしてわたしは、やっとその会社の営業マンをやめることを決意しました。
黒歴史に関しては本来恥ずかしい話なので
言うつもりも無かったのですが、
最近わたし自身の意識の変化があり、手放しても良いかなぁ
と思えたので、書いてみました(笑)
確実に言えるのは
どんなに恥ずかしくても、情けなくても、ダサくても、
黒歴史もわたしを構成する一部、
大切な経験であり人生においての貴重な学びだったんだよね。
その経験があるから今があるんだから。
誰だってそうなんだけど、無駄な経験なんてないから^^。
この黒歴史、気が向いたら
また書きますね。黒歴史シリーズはアメンバーにて(笑)
ちなみに、仕事でも婚活でも、なんだか孤独、頑張ってるのにツライ、誰もわかってくれない、自分の周りみんなバカばっか!!とか思っちゃって、
こういうことで悩んでいる人が居たら
まずは自分を大切にしてあげて…、って思う。
そして、
「大丈夫だよ、糧になるよ、きっといい気付きだから」と言ってあげたいです。
「お店のメニューを考えて欲しい」
「レシピコンテンツを作りたい」
「料理イベントを開催したい」
フードコンサルタント・料理家 平井一代
スマイルキッチン料理教室は20~40代の女性、延べ5,500人の生徒さまにお教えしてきました。