この仕事を通して
レシピを死ぬほど見て、そして作ってきていますが
そうすると
「結局作り方なんて大体、基本が一緒」
「急がば回れ」
ということが、わかってしまうわけですね・・・(笑)
どんなレシピも、基本の順序の上に成り立っているし
そして、一見手間に見えてもそれをすることで
結果的に手早く出来るとか、仕上がりが良くなるとか。
肉じゃがのレシピ一つとってみても、
細かい部分では色んな作り方があるでしょうが
行きつくところ(万人が美味しいと思えるもの)は
やっぱり定番の材料と味付けと作り方なんでしょうね。と。
から揚げだって、
下味付けて粉付けて揚げる、って言うのは一緒。
下味の材料とか粉の種類とか、揚げ方とかに違いはあれど
やっていることは一緒なわけで。
だから、その「結局は同じレシピじゃん?」というのを
わたしが作るときに意識しているのは
相手(食べる人、届けたい人)が何を望んでいるか
それに対し、どういう形にして届けるか
ニーズの場所を的確に捉えオリジナルレシピとして提案できるか、
それが「わたしに依頼をしてくださる理由」であると思うのです。
よく考えたら
これって、料理に限ったことじゃないですね(笑)。
たくさんのインプットがあるからアウトプットが出来るので、
いろんな情報やレシピ本を参考にしながらも、
単なる猿真似ではなく(それはただのパクリ)、
ひたすら考えて、ひたすら手を動かし自分のエッセンスを加える。
その繰り返しです。まさに千本ノック(笑)。
食べ歩きも貴重な勉強です。
やっぱり、場数と経験に勝るものはないと思います。
千本ノック大事!
「この仕事ラク~~」って思えるくらいに千本ノックやればいい。
「お店のメニューを考えて欲しい」
「レシピコンテンツを作りたい」
「料理イベントを開催したい」
フードコンサルタント・料理家 平井一代
スマイルキッチン料理教室は20~40代の女性、延べ5,500人の生徒さまにお教えしてきました。