アルバムを少し整理していたら、
昔の写真がザクザク出てきて、懐かしくて
思わずタイプスリップ。
私、家庭科教諭の免許も持ってるんですけども、
学生時代、栄養士課程と、家庭科教諭課程の
両方を専攻していたので、教育実習に行かせてもらったんですね。
もちろん行先は自分の出身中学!!
その時の写真
写真の色が、ヤバい~(笑)!!
真ん中でピースしてるのが私。
てか、右下の日付をみたら
94年6月25日だって!!
今、2012年だから・・・18年前!?
キャーーー!!!
このとき教えたのは、中学2年生だったの。
たった6歳下の子たち。今だったら恋愛対象内だよね!?←オイ・・・。
とっても可愛かった~。
本気で、家庭科の先生になりたい!と思ったもんな~。
指導員の先生が、すごく良くしてくれたのもあって
授業も楽しく出来たし、刺激的な2週間だった~。
クラスの生徒達も、すっごくなついてくれて
教育実習の2週間が終わるころには、
クラスでサプライズでお花をくれて、お別れ会をしてくれて。
私号泣。
生徒にも
「試験頑張って、本当の先生になるね!!」なんて
約束したのに。
したのに・・・・。
約束守れなかった・・・。
この時期、就職氷河期と言われていて
教員試験よりも先に、企業の就職活動のほうが先だったの。
そして、内定をもらってしまったんだよね。
食品会社の研究員と
家庭科の先生と
どっちに進むべきか・・・
死ぬほど悩んだ。
本当に本当に胃に穴があくほど悩んだんだよ~。
周りに相談しても
「決めるのは自分」と言われ。(当たり前だ)
結局は、高校時代に持ってた
「栄養の知識を生かしてコンビニとかファミレスのメニューを考える人になりたい」
という夢に近そうな、食品会社を選んだの。
裏切ってしまったようで、
当時仲良くしていた生徒達に、
いちいち言わなくてもいいのに
「ごめんね、就職が先に決まってしまったの」と
言い訳めいた電話をしたりして。
生徒だって、絶対ショックだったと思うんだよね・・・。
だって、お別れ会の時、約束したのに・・・。
まだ、
「試験落ちちゃったの」のほうが
良かったかもしれないよね。私のバカ。
でも、このときの「先生という仕事が楽しかった経験」と
食品開発で「おいしいものと追及する」、という
ベースがあって今に繋がっているのかな、と思うと
私の今の仕事「料理の先生」は天職じゃん?
って勝手に思っています(笑)。
そんな甘酸っぱい記憶を
思いだされてくれた一枚の写真でした。