美味しいものを、美味しいと言える舌を。 | キレイも健康も手に入れる更年期ダイエット

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正しい食の知識、栄養の考え方を学びながら、思考も変えるダイエット。40代からの女性の充実した生き方を応援します。

飽食の時代、いろんな食品が出回っていますよね。


ファーストフード、ジャンクフード、インスタント食品、加工食品、

コンビニ弁当・・・などなど。



一方的に、これら全てが悪いとは思いませんし、

使い方次第だと思っています。


今は、選べる時代です。

逆に言うと・・・何を基準に、

どう選んでいいか、わからない現状もありますよね・・・。


体に良いから!と、子供にもマクロビを強要する人もいる。

忙しいから、といって

毎食ファーストフードや、コンビニ弁当で済ませる人もいる。

好きだからと言って、肉や揚げものばかりの人もいる。


どれも怖いなって思います。

(マクロビやコンビニ、肉・脂が悪いと言っているわけじゃありませんよ)


大人がね、自分の嗜好で、あえてその食事を

選んでいるのなら、

それはもうご自身の選択だし、それでいいと思うのですよ。


こういう話をすると、10人に1人くらいの割合で、

「今まで別に体に害なんて無かったし、普通に生活している。

何がどう悪いの?」と言う人(特に男性(笑))がいます。

そうですね、死ぬまで何事もない人も多分たくさんいます。

でも、アレルギーや、体調を崩した人もいるのも事実です。

それをどう捉えて、どう食事に反映させるかは本人次第なのです。


栄養面の話をすると、ムキになって超長くなるので(笑)

今回は味覚の話。

味覚についてお話したいと思います。


どうかお母さん達にはお子さんに「選ぶ事の出来る舌」を

与えてあげて欲しい、と思っています。

つまり、いろんなジャンルのいろんな味を

経験させて欲しいと思います。


大人もそうですけど、

偏った食経験からは、確かな舌は得られない。

小さいうちから、いろんな食事を経験した結果、

味覚って形成されていくものだと思うのですよね。


なにも高いレストランに行かなくても、

高級食材を食べなくても、

おいしいものは、お家にあるじゃないですか!


そう、お母さんの味ですよ^^。


子供はたくさんの食品の味を経験して、味覚を学習していくんですよね。

おふくろの味、というのは

ご馳走じゃなくても、他人には美味しく感じなくても、

我が家の味がおいしい、というヤツですね。

習慣で食べ慣れているからです。

お母さんが工夫して、いろんな食材をいろんな調理法で料理してくれる、

それが大切な食経験です。好き嫌いだって、あって当たり前です。

さらに。


「楽しい=おいしい」なんですよ~!


楽しいと思うシチュエーションは、おいしいという感覚を

作ります。

「食事は楽しい、美味しい」という感覚を育てることが

味覚を形成する上で、とっても大事です。


「おいしいね」

「いつも料理ありがとう」

「次はあれが食べたいな」


こんな会話が食卓で交わされたら、楽しいです^^。

大人に怒られながらする食事なんて、絶対楽しくないですよね。


大人だって、そうじゃないですか?

いくら美味しいレストランに行っても、誰と行くかによって

味の感じ方も違う。

好きな人との食事って、どんな料理でも美味しく感じる。

経験ないですか?
ワタシハアリマス(笑)。


美味しいと思って食べる食事は

科学的に証明されていることがあって、


①消化・吸収を促す

②ホルモンバランスを保つ

③免疫をあげる(がん・感染症・アレルギー予防)


と言われているんです。




美味しいものをおいしいと感じられる事って

とても幸せな事です。

逆に味なんかどうでもいい・・・ただの栄養源、って

思っている人がいたとしたら、それはもう

とってもとっても勿体ないし、

悲しい事だと、私は思うのですよ。


人間の寿命が80年だったとして、

一日の食事が3回だったと過程して、


80年×365日×3回=87600回


人間は一生の間にこれだけ食事する機会があるんです。

それを


「つまらないもの」「おいしくないもの」


にするって、相当損していると思いませんか?