結婚15年のある日。
夫の突然の不倫発覚
私の記録と、これから。
記録は
不倫発覚からを振り返って
【テーマ】に分けて書いています。
今の私は【リアルタイム】に書いています
記録は
不倫発覚からを振り返って
【テーマ】に分けて書いています。
今の私は【リアルタイム】に書いています

(この続きです)
診察が終わり
心理カウンセリングを
勧められた私。
初回カウンセリングは
料金が安いと言われたが、
40分のその料金が
高いのか安いのかさえ
私は分からなかった。
でも、
せっかく
クリニックに来たのだから
何か楽になって
帰らなければいけない気がして
お願いします
と、言った。
カウンセラーは
50代後半で、
一言で表すと
甘い声の
ふんわり系の女性だった。
旦那さんの不倫ですね?
経緯を教えてくれませんか?
から、
カウンセリングが始まった、
一体、
何から話せばいいんだろう?
とにかく
私は夢中で過去を思い出し
不倫の詳細を話した。
このブログの
①の記事からの様に話した。
カウンセラーは
私の顔は見ず
時々相槌をうちながら
ひたすら
ノートに私の話を書き写している。
途中、
私は誰に何を話してるんだっけ?
何やってるんだっけ?
と感じるくらい
一人で喋った気がする。
すると
あるエピソードの時に
カウンセラーが
急に顔を上げた。
夫が
急にアイプチを始めた話の時だった。
次の瞬間
カウンセラーは、
何気ない顔をして
こう言い放った。
それは〜
ご主人、不倫相手に
本気だったのかもですね!
頭に
ガツンと
岩が落ちてきた気がした。
もし、
私があの日。
メンタルクリニックに来たのが
もう、
限界を越えるかギリギリで
明日も考えられない精神状態だったら
ひょっとしたら
全ての絶望の
きっかけになる一言になりえたと思う。
例えば、自ら命を〇つとか。
大事なお金を払って
何をしているんだろう。
虚しくて悔しくて悲しい。
もう帰ろうと思った。
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